ワクチン接種の終わった義母と、
ようやく、久しぶりに、温泉に一泊。
義母と、夫と、娘↓
と言っても、温泉の町に住む義母には珍しくもない
ごく近所の温泉宿。
でも、近いからなおさら、泊まったことがないと言うので
高齢でもあることだし、
最近夫と日帰り入浴で訪れた、感じの良い宿を予約した。
本当は実母も誘っていたのだが、
直前になって、健康面で不安があると連絡が来たので
心配な時に行かなくても。また行こうね、ということで・・・
代わりに東京の娘を誘ってみたら「行く!」と(笑)。
(娘が来るなら実母も無理してでも来たかったろうに。
・・・それはナイショ)
そもそも、前の週、これまた何か月ぶり?コロナぶり?に
仙台に4泊で遊びに来ていたのだ~
雨の晴れ間に、市内のお寺にあじさいを見に行った。
御年88歳。珍しく?べっぴんさんに撮れたので、顔出し(笑)
12月の娘の結婚式には
二人とも元気で出席してほしいものだが
義母は特に、自宅ではしゃんしゃんと歩いているのに
どこかに出かけると、途端にヨボヨボと足元がおぼつかない。
一階の、お湯の近くの部屋を取ったが
食事場所までさえ「ずいぶん遠いね」と言っていた。
(実際そんなに遠くはない)
・・・満91歳。それも仕方のないことか。
今後はこういう機会も難しくなるね~と、夫と話した。
どこかへ連れて行っても、何かをご馳走しても
うれしい、美味しいとはしゃぐ実母と違い、
義母はリアクションが薄い。
ありがとうでもなければ、楽しかったでもない。
口から出た言葉が「ずいぶん遠いね」だなんて
果たして喜んでいるのか?むしろ迷惑だったのか?
・・・と、やや卑屈になってしまうヨメ(笑)
それでも翌日、温泉から帰る途中で寄った馴染みの八百屋で
「家族でお泊りしてきたの~」と笑顔で自慢していたから、
嬉しかったのは間違いない、とやっと確信できたくらいのもんで。
昔の人って、そんなものなのかなあ。
それとも、何かにつけてありがとう、しあわせだ、と
嬉しがるような実母に育てられ、
私の感覚が世間とズレているのだろうか。
こういうことを考え始めるといつも
息子たちや嫁や娘、と自分の関係はどうなのかと気になってしまう。
ちゃんと、求められる通りのリアクションで応えられているだろうか。
彼らとは本当に、いつまでも仲良く暮らしたいのだけれど。
姑との距離が近くなったここ数年、私の愚痴はずいぶん多くなって
我慢強く優しい、以前の嫁ではなくなってきたかもしれない。
(義母には言わないが、夫が全部受け止めてくれる)
「ありのまま」の自分では、きっとダメなのだ。
思いやりを持って相手と接する心構えなしでは
良い関係は築けない、と肝に銘じよう。
来週は結婚式の打ち合わせで来られないから、と
断りを入れて帰って来たが
(毎週行けるわけないじゃん、と本当は言いたい・笑)
月曜に義母からの電話。
「梅を漬ける赤ジソが木曜に届くんだけど、
るかさん、今週来られない?」
(汗)
金曜に東京に行くんですけど~と言うと
「ああ、じゃあダメだ。
なんとか出来るところまでやっておくから、
帰ってきたら手伝いに来てね。」
帰ってきたら・・・?まさかの平日?
やっぱり「やれやれ」って思ってしまう私は
悪者なのか?