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aCappella好き♪

昨日の新聞で

数年前、Y口県H市で母子が犠牲になった事件。
Mさんのことが、気の毒でならない。
報道で見る限りのことしか知らないが、
いつも憤りを感じてきたし、彼を心から応援してる。
あの日から、この人の人生は今日まで
闘うためだけにあったのだろう。
幸せの絶頂だった彼の人生が、180度方向を変えた。

世の中、ホントに間違ってる。
残酷なものから子供を遠ざけようとか
人権を守ろうとか
「その部分」だけを切り取ってしまえば、正しいことかもしれないけど
真にそうだとは思えない。
たとえどんな精神状態であろうとも、
人を殺した犯人に、守られるべき人権なんてあるのだろうか?
「これをやったら、もうおしまい」というルールって、
あって然りじゃないですか?

だいたい、本人の証言って、どのくらいホントなんだろう。
演技の上手い、頭の良い人も必ずいるだろう。
これを言ったら罪が軽くなる、なんて
セコワザ使えること自体、狂ってる。

小学校の時、先生が言った・・・と思う話。
昔の親は、子供が悪いことをしたら
わが子を殺して自分も死ぬ、くらいの覚悟があった。
子供心に、私の悪事で親が死ぬなんてことになったら
大変だ・・・と思ったのを覚えてる。

もし、人の命を故意に奪うようなことがあったら
どうぞ、どうにでも裁いてくださいとオマエを突き出す、
自分の命をもって償うのは当然、と
ニュースを見ながら、子供と話す。

・・・そのぐらい、命って大切なものじゃないですか?

心を病んでいたからといって裁かれないことには
どうもナットクが行かない。
罪の重さが、犯した人によって変わるなんて
失われた命を、そんな薄っぺらく扱ってほしくない。
(そんなこと言ったら、過失と故意ではどうかという
ことにもなりかねないのかもしれないけど)




週刊誌で。
「どうしてその罪を犯してはならないのか、
子供に説明できますか」というような企画があるけれど
そんなの、体裁ばかり。
「悪いものは悪い、そういう決まりだ」と言い切ってしまうことの、
何が悪い?

中学の説明会で、携帯についての警察の人のお話があった。
その中に、心引かれたひと言葉がある。
「そんなの、卑怯者だ
「K家のHンカク」にも出てきた、その言葉。
私が小学生の頃は、時々耳にしたけれど
この頃、ほとんど聞かなくなった。
「卑怯」というガイドラインが、人の心に深く根付いてた昔、
法がなくても、人はお互いを思いやって生きてたのではないかしら。
今の時代だったら「卑怯だ」と言われることで
名誉を傷つけられるどころか
「・・・それが何?痛くもかゆくもない」と開き直られそう。

いちいちいちいち明確な理由が必要で
論理的であれば正当であって、
理由がなければやらなくてもよくて・・・・
そんな世の中がまっとうだと、私は思わない。

「なんだか口では説明できないけど、
そんなことしたらぶっ飛ばすぞ」って肝っ玉母ちゃんでいたいし
「よくわかんないけど、これは母ちゃんに怒られる」と子供がビビる、
それで十分じゃない?



どう動けば、世の中って変わるんだろう。
「世の中、おかしい」という、小さな声が届くのに
どれくらいの時間がかかるのだろう。
「いや、おかしくないよ」と一蹴されておしまい、ってなっても
何かせずにいられないくらい、苛立ちを覚える事件が続く。

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コメント一覧

るか
おっくん{メール}

<色:#0099ff>>少なくとも、それぐらいの覚悟はしている
親の姿を子どもに見せておくのは
大事なのでしょうね。</色>
まったくです。日頃の対話がどんなに大事か・・・
子育ての原点ですね。

「絶対にやってはいけないこと」を判断・実行できる能力を
養うのが親の務め、と思います。
小さい頃こそが、肝心。
おっくん
同感。
理不尽な形で身内を失うと、
その傷は一生消えることはない、
そんな気がします。

「子供が悪いことをしたら
わが子を殺して自分も死ぬ、くらいの覚悟」は、
常に持っていたいと思います。
少なくとも、それぐらいの覚悟はしている
親の姿を子どもに見せておくのは
大事なのでしょうね。
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