Let's get started with day 17 for the month of August.
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!
イルカが船の波に乗っています。
「英語のダジャレ」について、「Now This」をもとに解説します。
▷今日のテーマ
英語のダジャレ
▷今日の例文
英文▷ A cargo ship got a FIN-tastic escort by two dolphins. The animals used the boat's wake to propel forward, which allowed them to go faster without burning as much energy.
訳例▷ 貨物船が2頭のイルカによる"フィンタスティック”なエスコートを得ました。イルカは前進するために船が作り出す波を利用しました。その波はイルカたちがいつものようなエネルギーを消費することなく速く進むのを可能にしました。
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!
イルカが船の波に乗っています。
「英語のダジャレ」について、「Now This」をもとに解説します。
▷今日のテーマ
英語のダジャレ
▷今日の例文
英文▷ A cargo ship got a FIN-tastic escort by two dolphins. The animals used the boat's wake to propel forward, which allowed them to go faster without burning as much energy.
訳例▷ 貨物船が2頭のイルカによる"フィンタスティック”なエスコートを得ました。イルカは前進するために船が作り出す波を利用しました。その波はイルカたちがいつものようなエネルギーを消費することなく速く進むのを可能にしました。

▷実際のニュース映像はNowThis
▷解説
英語では、発音が似ている単語をダジャレとして使ったり、新しい言葉を作ったりして遊ぶことがよくあります。
このようなことを英語では「play on words」と言います。「play」は動詞としても名詞としても使われ、動詞の場合は「play on words」で「しゃれを言う」「ダジャレを言う」という意味になり、名詞の場合は「a play on words」で、「言葉遊び」「しゃれ」「語呂合わせ」といった意味になります。
「今日の例文」では「FIN-tastic」が言葉遊びになっています。
「fantastic」という言い方はご存知かと思います。
これには「すばらしい」「見事な」といった意味があります。
そしてイルカには胸ビレ・尾ビレ・背ビレの3つのヒレがあり、ヒレは英語で「fin」です。
この「fantastic」と「fin」を組み合わせて、「FIN-tastic」という新しい言葉を言葉遊びとして作っているわけです。
ただし、日本語に訳す場合はそのダジャレまで訳すのはとても難しくなってしまいます。
おまけ1
第2文の「The animals used the boat's wake to propel forward」の「propel forward」について。
普通は「propel A forward」または「proper forward A」で「Aを前進させる」という意味で使われます。
他動詞のような句動詞です。
ところがここでは目的語がなく、「前進する」という自動詞のような使い方がされています。
おまけ2
第2文の後半「which allowed them to go faster without burning as much energy」の中の「as much」について。
何かと何かを比較する時に、2つの「as」を使った「as 〜 as」という表現がよく使われます。
例▷ George drank a lot of beer. Nancy drank as much beer as George drank.
(ジョージはたくさんのビールを飲んだ。ナンシーはジョージと同じ量のビールを飲んだ。)
このような場合、2つ目の文の「as George drank」を省略して、
「Nancy drank as much beer.」
と書くこともできます。
つまりもともとは「as〜as」だったものが、後ろの「as」がなくなって一つだけになっているパターンです。
「今日の例文」の場合もこのケースと考えられます。
省略されている部分は文脈から想像しなければなりませんが、例えば「without burning as much energy as they would usually burn energy」(普段消費するであろうエネルギーと同じ量のエネルギーを消費することなく)といった文の省略だと考えることができます。
この部分は、「as」をとり、「which allowed them to go faster without burning much energy」としても成り立ちます。
しかし、「as」を入れていることで、何かと比較しているということが示されているわけです。
でも比較されているものは省略されているということです。
▷その他の単語
cargo ship: 貨物船
escort: 護衛する、エスコートする、〔~に〕付き添う
dolphin: イルカ
animal: 動物
wake: 〔船などの〕航跡
allowed A to do: Aが〜するのを可能にする
go faster: もっと速く進む
▷今日の例文は「Now This」から
Dolphins Hitch a Ride on Cargo Ship Wake