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ふた通りの書き方ができる授与動詞【第808回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

水質調査の遠征隊のボートに突然ペンギンが飛び込んできました。
「ふた通りの書き方ができる授与動詞」」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 ふた通りの書き方ができる授与動詞

▷今日の例文

 例▷ This team of expeditioners just got themselves a new member.

 訳例▷ この遠征隊は今まさに新しいメンバーを獲得しました。

▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 目的語を2つとることができる動詞があります。
 「give」や「buy」「bring」「get」「make」「teach」「tell」「send」などで、これらを「授与動詞」と言うことがあります。
 「〜を〜に〜する」といった意味になります。

 授与動詞の大きな特徴の一つが同じ意味で二通りに書くことができることです。
 例1▷ I gave him the book.=I gave the book to him.(私は彼にその本をあげた。)
 例2▷ I bought him the book.=I bought the book for him.(私は彼にその本を買ってあげた。)

 左は目的語が2つになっています。右は目的語が一つでその後に前置詞句が続いています。
 意味は同じです。
 前置詞を使う場合、動詞によって使える前置詞が異なるので注意しましょう。

 「今日の例文」では、「get」が授与動詞として使われています。
 この文の中では目的語が2つ並ぶ形です。

 「This team of expeditioners just got themselves a new member.」は、「themselves」と「a new member」という2つの目的語が並んでおり、「themselves」のために「a new member」を「獲得する/得る」という意味になります。
 もし書き換えるならば「This team of expeditioners just got a new member for themselves.」となります。 

▷その他の単語

 expeditioner: 遠征隊
 member: メンバー

▷今日の例文は「The Sun」から
Penguin pops onto research boat

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