会社帰りに映画館に寄ってきた。
「容疑者Xの献身」を見てきた。
映画化が決まりキャストが発表になった時、DVDレンタル開始まで「待ち」だなと思っていた。
なのに見に行ってきた。
見に行こうと思ったのには訳がある。
公開時の舞台挨拶で、堤真一が、
「何で石神をお前が演るんだよッて思う方に対しては、しかたないですよね。」
ってな内容の発言をしていた。
おぉ、これってオレのことか?
オレのブログを見ての挑発か?って思った訳よ。
だけどその発言は、堤真一のやり切った感が漂っていて・・・。
オレはこれだけ頑張った。それでもわかってもらえないならもうそれは仕方が無いみたいな感じが・・・。
じゃぁちょっと観に行ってみようかってな訳ですよ。
堤真一の演技(石神のイメージ)は良かったか?悪かった? の二者択一なら、良かった。
正確に言うなら、「想像していたより違和感は無かった」だけど・・・。
僕のイメージでは、石神を堤真一が演じるには格好良すぎるというか、風貌にくたびれ感がないと思っていたのだが、そこは話し方や動き方の演技でカバーできていて、本を読んだ時の石神のイメージから大きく離れるものではなかった。
あの舞台挨拶は、挑発と見せかけて実は宣伝だったのか?
映画では湯川先生がいきなり数式を書き出しはじめると言うこともなく、TVでのキャストを維持した上で、原作を忠実に再現しようとしたことが伺える作品だったように思う。
《11月2日追記》
上の映像はここで見れます。
容疑者Xの献身 完成舞台挨拶 福山・柴崎・堤・松雪・品川・監督