K's Site スタンダードジャズとポップス

音楽が趣味のGONと申します。私は団塊の世代で、昔懐かしいスタンダードジャズを中心に感想を書いてます

感想 平成20-26年

2014-05-16 17:39:16 | 日記
ジュリーロンドンが歌うGirl Talk(H26.03.16)

ジュリーロンドン(Julie London)が歌うGirl Talkを聴きました。
歌の内容は今でも使うガールズトークとほぼ同じ意味の、女性達が何時間でも延々ととりとめもない話をしている様子の内容だそうです。
その割には、とてもスローな曲で、現代のトークのようなポンポンと話が飛び交うイメージは湧きません。やはり約50年前のテンポなのかも知れません。
この曲Girl Talkはジュリーロンドンの夫、Bobby Troupが書いてます。そして彼は有名なルート66の作者でもあります。
1946年 Route66 Bobby Troup詞曲、Nat King Cole歌
1965年 Girl Talk Bobby Troup詞曲、Julie London歌、アルバム「Feeling Good」に収録

マイケル・ブーブレ(Michael Buble)が歌うクリスマスソングGrown up Christmas Listを聴きました(H25.12.25)

彼は現在の男性ジャズボーカルの代表と言っていいと思います。
主にピアノの伴奏に、しっとりとゆっくりと歌い上げています。
この曲、Grown up Christmas List は1990年にDavid Fosterが作り、ナタリーコール(Natalie Cole) が歌ったものが最初のようです。
さらに、今年年末に韓国でのコンサートで少女時代のテヨンもこの(My) Grown up Christmas Listをソロで歌いました。 
なお、私が今年一番多く耳にしたクリスマスソングはマライアキャリーで有名なAll I want for Christmas is YouとThe Christmas Songです。
1990年 Grown up Christmas List Linda Thompson詞、David Forester曲、Natalie Cole歌、Album「River of Love」に収録
2003年 Grown up Christmas List Michael Buble歌、Album「Let it Snow」に収録

デュエットの見本のような曲Sisters(H25.10.31)

ベット・ミドラー(Bette Midler)とリンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)のデュエットSistersを聴きました。
デュエットの見本のような曲で、なかなか面白く聴きました。ベット・ミドラーがローズマリー・クルーニー(Rosemary Clooney)のトリビュートアルバムで歌っています。
この曲Sistersは1954年の映画「White Christmas」の挿入歌。ビングクロスビーとダニーケイ主演、ローズマリー・クルーニーが相手役で姉妹の姉を演じています。
Sistersを映画版ではローズマリー・クルーニーが1人で二重録音。
そして同年に実の妹ベティ・クルーニー(Betty Clooney)とデュエットでアルバムをだしています。
1954年 Sisters Irving Berlin作詞作曲、Rosemary Clooney、Betty Clooney歌、LP「Irving Berlin White Christmas」に収録
2003年 Sisters                 Bette Midler、Linda Ronstadt歌、album「Bette Midler sings the Rosemary Clooney Song Book」に収録 

How Can You Mend a Broken Heart(傷心の日々) (H25.10.14)
 
ダイアナ・クラール(Diana Krall)が歌うHow Can You Mend a Broken Heartを聴きました。
ダイアナ・クラールはカナダ生まれの女性ジャズピアニスト・歌手、1990年代以降で最も成功したジャズ歌手の1人だそうです。
2009年に発表したアルバム「Quiet Night」に収録され、アルバム名の通り、非常に静かにゆっくりと歌っており、なかなかいい感じです。
この曲はご存じの通り、ビージーズ(Bee Gees)の名曲の1つで、ビージーズが1971年に発表し全米1位になっています。
1971年 How Can You Mend a Broken Heart Barry Gibb、Robin Gibb作詞作曲、Bee Gees 歌 
2009年 How Can You Mend a Broken Heart Diana Jean Krall 歌、アルバム「Quiet Night」に収録

A Foggy Day(in London town) (H25.08.15)
  
キリー・スミス(Keely Smith)が歌うA Foggy Day(in London town)を聴きました。
1950年代の米国ジャズシンガーは実力者が多く、キリー・スミス(Keely Smith)はそれほど派手ではありませんが歴史に残る女性ジャズ歌手の一人だと思います。
この曲は夫であるルイ・プリマ(Louis Prima)とのデュエット。他にもたくさん夫婦でのデュエット曲があります(後に離婚)。
このA Foggy Day(in London town) はフランクシナトラが歌ったものが有名でしょうか。マイケル・ブーブレも歌っています
英国ロンドンは深い霧が有名で、他にもジョースタッフォードの霧のロンドンブリッジなどのヒット曲があります。
私が最後にロンドンに行った時期から20年近く経ちました。気候変動が激しい今でもロンドンには霧が出ているのでしょうか
1937年 A Foggy Day     Ira Gershwin詞、George Gershwin 曲、Fred Astaire歌 Ray Noble &his Orchestra演奏
1956年 On London Bridge  Roy Bennett詞、Sid Tepper曲、Jo Stafford歌、Paul Weston &his Orchestra演奏
1958年 A Foggy Day     Keely Smith with the Louis Prima Orchestra歌・演奏

落ち着いた女性ジャズボーカル、Jeri Southern(H25.07.13)

先日とても落ち着いた歌い方の女性ジャズボーカルを聴きました。少し調べると、Jeri Southern (ジェリ・サザン)という米国ジャズ歌手・ピアニストで、主な活動期間は1951-1959年。
曲名はYou’re mine youでした。少しハスキーで話かけるような歌い方が心地よい。時々入るバックコーラスも私好みです。
最近では米国でもこのような落ち着いたジャズは無くなっている様な気がします。
1933年 You’re mine you John Green詞、Edward Heyman曲、Ray Noble & his Orch.(Al Bowlly歌)
1957年 You’re mine you Jeri Southern歌、Guy Lombardo & his Royal Canadians伴奏、LP「a prelude to a kiss」に収録

素晴らしい男性ジャズボーカリスト、チェット・ベイカー(H25.05.10)

チェット・ベイカー(Chet Baker)が歌うEverything Depends on Youを聴きました。今まで彼のボーカルは、トランペット演奏の間奏で補助的な役割で歌っていたとばかり思っていましたが 、この曲を聴いて完全に認識を改めました。
落ち着いた、伸びのある声で、とてもゆったりと歌っています。(トランペット演奏無し)。とにかく驚くほどいいです。曲もとてもよいです。
Everything Depends on You は、1965年発表、Chet Bakerのアルバム「Baby Breeze」に収録されている。ボーカルChet Baker、ピアノBobby Scott、ギターはKenny Burrell。
この曲はカーペンターズの兄弟のチャールス・カーペンター(Cheales Carpenter)他2人の共作とのことです。
1965年 Everything Depends on You  Cheales Carpenter、Louis Dunlap、Earl Hines作詞・作曲、Chet Baker歌、LP「Baby Breeze」に収録。 

Sleepwalk(H25.04.02)

現在ハワイでスティールギターの代表的な人物の一人はBobby Inganoとのことで(ハワイアンの姉妹デュオ、ハニーズのスティールギター高橋由美子さんによる)
、彼の演奏を探していたらSleepwalkが見つかりました。
この曲も、私が大昔からメロディーは知っていても曲名を知らないでずっと過ごしていた曲の1つです。
あきれるほど素朴で単純な演奏ですが、確かにハワイのスローライフを想像させ、聴く者に癒しを与えてくれる演奏です。
昨今ジャズなどに多い、指の運動だけの無意味な早引きを戒めるかのようでありました。
このSleepwalkはインストロメンタル曲として有名で、最初はスティールギターで演奏されていましたが、後にシャドウズがカバーしてギター演奏も多い。
1959年 Sleepwalk Santo Farina、Johnny Farina作曲、Santo&Johnny演奏
1960年 Sleepwalk The Shadows演奏、アルバム「Meeting with the Shadows」に収録
2006年 Sleepwalk Bobby Ingano演奏、アルバム「Steel Reflections」に収録

国歌斉唱(H25.01.25)

オバマ大統領2回目の就任式で、ビヨンセの国歌斉唱が口パクであったと話題になっています。
そういえば、ビヨンセは2006年映画「ドリームガールズ」で、歌唱力よりもビジュアル担当の役で出演しました。
一般に国歌斉唱はアカペラがほとんどで、歌手の実力が最も分かりやすい場。
評価が高くて有名なのは、米国スーパーボウルでのホイットニーヒューストンが歌ったもの。ものすごい声量で私も驚きました。
私が驚いたもう1つは、韓国プロ野球始球式での少女時代テヨンのもの。大声量ではないが、美しい声が驚くほどよく伸びて、テヨンの歌のうまさはうわさ通りと納得しました。
少女時代については、他のメンバーにも数人歌唱力が優れている者がいて、2007年デビュー以来KPOPのトップを走り続けているガールズグループ。
(今年正月に韓国で発表したI got a boyも本国では勿論全世界でもヒットチャート上位になる見込みとのこと)

パティ・ペイジ(Patti Page)の多重録音(H25.01.03)

パティ・ペイジ(Patti Page)さんが亡くなったとのことです。アメリカの1950年代を代表するスタンダード・ジャズ歌手の一人。
一番ヒットした曲はテネシーワルツ(Tennessee Waltz)。そして他にも非常に多くの名曲を歌っております。
彼女は多重録音をした最初の歌手としても有名で、テネシーワルツも一人で2パートを歌ったものが売れました。
私は、Old Cape Codという曲を多重録音したものが気に入っておりました。そしてこの曲は後に1990年映画「ダイハード2」のサウンドトラックとしても使われております。
1946年 Tennessee Waltz Redd Stewart詞、Pee Wee King曲、Golden West Cowboys歌(Pee Wee Kingをリーダーとしたカントリーバンド。Redd Stewartがボーカル)
1950年 Tennessee Waltz Patti Page歌
1957年 Old Cape Cod    Claire Rothrock、Milton Yakus、Allan Jeffrey共作、Patti Page歌  
1990年 Old Cape Cod 映画「Die Hard2」のサウンドトラック。Patti Page歌

The Lady is a Trampを聴きました(H24.10.14) 

The Lady is a Trampを聴きました。男性ボーカルであったためフランクシナトラだとばかり思っていましたが、調べたらスティーブ・ローレンス(Steve Lawrence)でした。
フランクシナトラはスティーブ・ローレンスを非常に可愛がっていて、ツアーに同行させたりデュエットをしていたそうです。
(スティーブ・ローレンスの歌い方はフランクシナトラにかなり似ております)
2002年にスティーブ・ローレンスがフランクシナトラのトリビュート盤を出し、この曲が入っています。
Trampとは異端児という意味で、ニューヨークのハイソでエチケットを大切にする人々に対し、自由奔放な生き方をする人を指すことのようです。
1937年 The Lady is a Tramp Lorenz Hart詞、Richard Rodgers曲、ミュージカル「Babes in Arms」で名子役が歌った
1957年 The Lady is a Tramp Frank Sinatra歌
2002年 The Lady is a Tramp Steve Lawrence歌、CD「Sings Sinatra」に収録

天才か?紙一重?(H24.09.09)

フィルスペクター(Phil Spector)の名前が出たので少し続けます。
フィルスペクターは最初はプレーヤーとして、The Teddy Bearsという3人のグループを作り、1958年To know him is to love himを作曲して女性ボーカルのバックコーラスを自ら付けていました。この曲が全米1位、全英2位のヒット。この後音楽プロデュースに専念。
その後、パリスシスターズ(The Paris Sisters)が歌ったI love how you love meをプロデュースしこれも大ヒットしています。 
私はこの2曲(To know him is to love himとI love how you love me)は、好きな曲で、昔から気になっていましたが、曲名を覚えるほどには集中して聴いたことがなかったため、同じ曲だと思っておりました。本当のところ、未だに区別がついておりません。
(ある意味、見分けづらいほど、音楽を徹底的に追及した、雰囲気の似た曲であると言えるかも知れません)
この2曲は非常に多くの著名なミュージシャン達がカバーしております。
1963年ザ・ロネッツのビーマイベビーの大ヒットを経て名実ともに名プロデューサーとして非常に多くのプロデュースを手掛けました。
(ビートルズ、ベンEキング、ジーンピットニー、アイク&ティナターナーなど)
ただし、音楽を執ように追求するがあまり、他の者の意見を受け入れないため、数多くのトラブルを引き起こし、さらに奇行も多い。 
1958年 To know him is to love him  Phil Spector詞曲、The Teddy Bears歌
1961年 I love how you love me     Larry Kolber詞、Barry Mann曲、Phil Spectorプロデュース The Paris Sisters歌 

アメリカンポップスの珠玉の名作、ビーマイベビー(H24.09.08)

ザ・ロネッツ(The Ronettes)が歌って全世界で大ヒットしたビーマイベビー(Be my baby)。
当時アメリカンポップスとして、不要な音がそぎ落とされ、小気味良いビートと重なった音が整理された抜群の完成度の楽曲でした。
これをプロデュースしたのがフィルスペクター(Phil Spector)です。
1963年当時、毎日何回となくラジオからこのビーマイベビーが流れ、またあまりにもすんなりと(自然な)ひっかかりのないポップスであったため、私としては聞き耳を立てて聴き入るようには聞いていませんでした(聞き流していました)。
(フィルスペクターはザ・ロネッツのリードボーカルのVeronica Bennettと結婚したが5年後には離婚)
最近、ザ・ロネッツ(The Ronettes)のビーマイベビー(Be my baby)の当時のライブ映像を観ると、胸が熱くなるほどに感動を覚えます。
フィルスペクターのファンには著名なミュージシャンも多い。ビーチボーイズのリーダーブライアン・ウイルソンや大瀧詠一、山下達郎などなど。
1963年 Be my baby  Phil Spector 、Jeff Barry、Ellie Greenwich共作、Phil Spectorプロデュース、The Ronettes歌

ジョニーソマーズが歌うWatch What Happens(H24.08.20)

先日、久し振りにWatch What Happensを聴きました。歌っていたのは、なんとあのジョニーソマーズでした。
ジョニーソマーズはアメリカンポップス歌手として、ワンボーイ(One Boy)や内気なジョニー(Johnny get angry)が大ヒットしましたが、後年ジャズを多く歌っていたようです。
私も当時ワンボーイは相当気に入っておりました。
このWatch What Happensは、フランスの作曲家ミシェルルグランが書き、(当初フランス語の詞が付いていましたが)1964年にノーマン・ギンベルが英語の詞を付けて、映画「シェルブールの雨傘」で使用したそうです。
1960年 One Boy          Lee Adams詞、Charles Strouse曲 Joanie Sommers歌
1962年 Johnny get angry     Hal David詞、Sherman Edwards曲、Joanie Sommers歌
1964年 Watch What Happens  Norman Gimbel詞、Michel Legard曲、Joanie Sommers歌 Album「Come Alive」に収録 

今聴くと結構いい曲、Time is on my side(H24.05.02)

先日、放送されたテレビドラマ「家族のうた」の中で、カウンターバーの店でよく古い曲がかかる。
この日流れた、ローリングストーンズのTime is on my sideという曲、今聴くと結構いいことに気づく。
この曲が流行った当時、私はビートルズを主に聴いており、ストーンズの曲にはあまり熱心ではありませんでした。
今、昔懐かしさも手伝って、より良く感じるのかも知れません。
Time is on my sideは最初、R&Bのプロデューサー兼ソングライターのJerry Ragovoyが作曲、ジャズ・トロンボーン奏者のKai Windingと彼のオーケストラが演奏し発表されたそうです。
翌年Jimmy Normanが歌詞を付けて、ローリングストーンズなどがカバー。
あと、私がストーンズの曲で好きな曲は(以前にも書きましたが)、悲しみのアンジー(Angie)です。

そして、このドラマ自体は、主題が解りにくいなどの評価もあるようですが、私としては面白く観ています。
1963年 Time is on my side  Jerry Ragovoy作曲、Kai Winding and his Ochestra演奏
1964年 Time is on my side  Jimmy Norman作詞、The Rolling Stones歌
1972年 Angie            Mick Jagger/Keith Richards詞曲、The Rolling Stones録音

ダイアナ・パントン(Diana Panton)というカナダ出身のジャズ歌手。日本で人気上昇中?(H24.04.15)

先日、ダイアナ・パントン(Diana Panton)という比較的若い女性ジャズヴォーカルを聴きました。
曲はHold me Hold me Hold meという元はミュージカル曲とのこと。
私は知らない歌手であったので、調べたら、カナダ出身のジャズ歌手で日本で人気上昇中だとのことです。現在37歳。
確かに、シンプルな伴奏でシンプルに歌っており、優しい素朴な歌い方が印象的な、感じのよい軽いジャズ。
少し似たタイプのジャズ歌手ブロサム・デアリー(Blossom Dearie)もこの曲をレコーディングしています。
1951年 Hold me Hold me Hold me Betty Comden&Adolph Green作詞、Jule Styne作曲
1959年 Hold me Hold me Hold me Blossom Dearie歌
2009年 Hold me Hold me Hold me Diana Panton歌、CD「Pink-Secret heart」に収録

Silje Nergaardが歌うTwo Sleepy People(H23.12.10)

先日、結構素朴な歌い方のジャズを聴きました。かなり若い声の女性ボーカル。曲名は知りませんでしたがとてもよいです。
ギターの弾き語りのような伴奏。間奏に静かなトランペットが入る。調べたところ、古いジャズと判明。曲名はTwo Sleepy People
ボーカルはSilje Nergaardという1966年生まれのノルウェイ出身、ポップスおよびジャズの歌手。
スターダストの作曲で有名なHoagy Carmichaelの曲でした。最初自分でも歌っていたようです。
男女のデュエットで歌われることが多いらしく、ボブホープ主演の映画の曲とのこと。その後、多くのジャズ歌手がカバー。
1927年 Stardust     Hoagy Carmichael作曲
1929年                Mitchell Parishが詞を追加
1938年 Two Sleepy People  Frank Loesser詞、Hoagy Carmichael曲、Shirley Ross&Bob Hope歌
2002年 Two Sleepy People  Silje Nergaard歌 アルバム「At First Light」に収録

ジョースタッフォードのSmoke Dreams(H23.10.20)

ジョースタッフォード(Jo Stafford)が歌うSmoke Dreamsという曲を聴きました。昔懐かしいアメリカのスタンダードジャズの香り。
なんでもかんでも、古い洋楽がいいとは言いませんが、実に素晴らしいです。
ペリーコモとジョースタッフォードが出演していたラジオ番組の主題曲とのことです。
非常にスローなテンポで、The Starlightersというヴォーカルグループがバックをつけています。
ジョースタッフォードといえば、霧のロンドンブリッジ(On London Bridge)などが有名ですが、多分、アメリカの1940~1950年代を代表する女性ヴォーカルだと思います。
1947年 Smoke Dreams  Lloyd Shaffer、Ted Steele詞、John Klenner曲、Jo Stafford with The Starlighters歌
1956年 On London Bridge Roy Bennett詞、Sid Tepper曲、Jo Stafford歌

スティーブ・ローレンス(Steve Lawrence)のその後(H23.08.12)

スティーブ・ローレンス(Steve Lawrence)といえば、悲しき足音(Footsteps)が大ヒットして、私達の世代では、アメリカンポップス歌手として理解していましたが、その後のことはあまり知りませんでした。
実際はジャズ歌手としてその後も活躍していたようです。
スケールこそ違いますが、フランクシナトラのようなジャズ歌手として成長しておりました。
I’ve got you under my skinなど、スタンダードジャズナンバーを数多く歌っています。
あと、これも全く知りませんでしたが、奥さんがあのイーディーゴーメ(Eydie Gorme)で、デュエット曲も数多くあるそうです。
1952年 I’ve got you under my skin Cole Porter詞曲、Frank Sinatra歌
1959年 Footsteps Barry Mann、Hank Hunter詞曲、Steve Lawrence歌
1963年 I’ve got you under my skin Steve Lawrence歌、LP「Academy Award Losers」に収録
1963年 Love is here to stay Ira Gershwin詞、George Gershwin曲、Steve Lawrence&Eydie Gorme歌、LP「At the Movies」に収録

雨をテーマにした曲は名曲が多い(H23.04.26)

先日アストラッド・ジルベルトのThe gentle rainを聴きました。
彼女はボサノバの名曲中の名曲をほとんど歌っておりますが、この曲は私として非常に気に入っています。
バックグランド・ミュージックとして流れるとしっとりと聴くことができます。
雨をテーマにした曲は情緒たっぷりなせいか名曲も多いと思います。
私が雨の曲で一番すきなものは、セルジオメンデスとブラジル66のコンスタント・レインでしょうか。
ハワイアンのJungle rainもコーラスするととても良いハーモニーになります。
あと、我々の世代ではカスケーズの悲しき雨音が有名ですね。メンバーのJhon Gummoeが曲・詞を書いています。
1962年 Rhythm of the rain(悲しき雨音) Jhon Gummoe詞曲 The Cascades歌
1964年 The gentle rain Luiz Bonfa詞曲、Matt Dubey英詞、Astrud Gilberto歌
1966年 The Constant rain Jorge Ben 詞曲、Normaqn Gimbel英詞、Sergio Mendes&brazil66
1978年 Jungle rain David M.Kupele詞曲、David M.Kupele歌、
2004年 Jungle rain Pali歌、LP「in harmony」に収録

ドリス・デイのAgain(アゲイン)は素晴らしい(H23.03.10)

ドリス・デイのAgain(アゲイン)を聴きました。古いレコーデングでしょうが、それは素晴らしい録音です。
とてもスローなテンポでバックコーラスも実にいいです。ドリス・デイを見直しました。
私はドリス・デイといえばケ・セラ・セラ(Que Sera,Sera)くらいしか思い出せないほど、あまり詳しくありませんでしたが、あの当時のアメリカはジャズシンガーが豊富で素晴らしいことを改めて思い知らされます。
(あとから思い出しました。先生のお気に入り(Teacher’s Pet)。映画Teacher’s Petで使用されました。クラークゲーブルとドリス・デイが主演)
(さらに、あとから調べれば調べるほど、当時の素晴らしい曲を数多く歌っていたことが分かります)
Againは最初、映画の挿入歌としてつくられたそうです。その後、スタンダードジャズの代名詞といってもよいほどに有名なナンバーになりました。
1948年 Again Dorcas Cochan 詞、Lionel Newman 曲、Ida Lupino 歌 映画「Road House」の挿入歌 主演女優・監督もIda Lupino
1949年 Again Doris Day 歌
1956年 Whatever will be,will be(Que Sera,Sera) Ray Evans 詞、Jay Livingston 曲、 Doris Day 歌 映画「知りすぎていた男」の挿入歌  同年アカデミー賞歌曲賞
1956年 Teacher’s Pet                   Joe Lubin詞曲、Doris Day歌 1958年発表の映画「Teacher’s Pet」の主題歌 

Baby It’s Youというビートルズがカバーした名曲(H23.02.19)

ビートルズのカバーした曲で大好きな曲があります。それはBaby it’s youという曲。バートバカラックが作ったことは後で知りました。
とにかく、しゃれたバックコーラスが入る比較的歌いやすい曲です。
初めは、ビートルズが作曲したと思っておりましたが、原曲はシュレルズ(Shirelles)という女性ヴォーカル・グループの曲。
そこで、この原曲のシュレルズを聴くと、これまたかなりいい感じの、ビートルズと甲乙つけがたいほど好きになりました。
後に、Smithというグループやカーペンターズもカバーしております。
1961年 Baby it’s you Burt Bacharach Luther Dixon作曲、Mark David作詞、Shirelles歌
1963年 Baby it’s you        Beatles 歌 LP「Please please me」に収録
1969年 Baby it’s you      Smith 歌
1970年 Baby it’s you        Carpenters 歌 LP「Close to you」に収録

有名な歌手のバックバンドには実力者が多い(H22.07.18)

先日、大変懐かしい、クリフリチャード(Cliff Richard)のサマーホリデーを聴きました。私の高校生時代、流行っていたポップスの代表的な男性ボーカル。
クリフリチャードといえば、すぐ思い出すのが、バックバンドのシャドウズ(The Shadows)です。当時、エレキバンドとしても、ベンチャーズとともに活躍しました。
エレキバンドの演奏曲として有名な、アパッチ(Apache)を最初にレコーディングしたのはシャドウズでした。
一般的に、有名な歌手のバックバンドには実力者が多い、といわれております。
エルビス・プレスリーのバックバンドも相当うまかったそうです。(当時のことは、あまり詳しく知りませんが)
ハワイのドン・ホーのバックバンドのジ・アリース(The Aliis)は非常に凝ったコーラスをやっておりました。Quiet Villageなどが有名でしょうか。
日本では、岡林信康のバックバンドであった、はっぴいえんどが有名ですね。後に活躍する、そうそうたるメンバーがそろっております(細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂)
1951年 Quiet Village Mel Levin詞、Leslie Baxter曲
1960年 Apache      Jerry Lordan 曲 The Shadows演奏
1963年 Summer Holiday Bruce Welch詞、Brian Bennett曲、Cliff Richard歌、The Shadows伴奏  
1965年 Quiet Village    The Aliis歌 

I Remember Youがカントリー?(H22.05.15)

昨日、ラジオからカントリー風にアレンジされたI Remember Youが流れました。DJによると、フランク・アイフィールドというカントリー歌手とのこと。
本来、この曲は、1941年に作られた有名なスタンダード・ジャズナンバー。多くのジャズ歌手が歌っていますが、フォーフレシュメンのコーラスが有名でしょうか。
少し調べたところ、このフランク・アイフィールドは英国出身のポップ・カントリー歌手。アメリカのスタンダード・ナンバーをポップ・カントリー風に焼き直すという路線が大当たりして、この曲I Remember Youも大ヒットしたそうです。
また、デビュー前のビートルズもドイツのハンブルクのステージで歌っていたそうです。
1941年 I Remember You Johnny Mercer詞、Victor Schertzinger曲
1955年 I Remember You Four Freshmen歌
1962年 I Remember You Frank Ifield歌

フランクシナトラが歌うQuiet nights of quiet stars(コルコバド)(H22.03.30)

昨日、フランクシナトラが歌うQuiet nights of quiet stars(Corcovado)をラジオで聴きました。

この曲はジョアン・ジルベルトやアストラッド・ジルベルトのボーカルが一番有名ですが、さすがフランクシナトラらしく朗々と歌い上げておりました。

曲名はブラジルのリオの郊外で、コパカバーナ海岸近くの岩山の名前(コルコヴァドの丘)からきているそうです。

アントニオ・カルロスジョビンとジョアン・ジルベルトが発表し、大ヒットした後、ジーン・リース(Gene Lees)が英語の詞を付けたとのこと。

1960年 Corcovado(コルコバド) Joao Gilberto & Antonio Carlos Jobim
1967年 Quiet nights of quiet stars(Corcovado) Gene Lees詞、Antonio Carlos Jobim曲 Frank Sinatra歌

On a Slow Boat to China(H21.12.05)

本日、On a Slow Boat to Chinaを聴きました。ディー・ディー・ブリッジウォ―ター(Dee Dee Bridgewater)という女性ヴォーカル。

サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルド、カーメン・マックレーという3大女性ヴォーカリストがいなくなった今日、女性ジャズヴォーカルの実力者とのこと。(アメリカのテネシー州メンフィス出身。1998年度グラミー賞「ベスト・ジャズヴォーカル・アルバム」を受賞)

私は、このOn a Slow Boat to Chinaという曲を、以前、銀座博品館劇場で、「上海バンスキング」の公演の幕間に吉田日出子さんが歌うのを、生で観ました。
(私は、昔から吉田日出子さんのファンで、六本木にある自由劇場で、この「上海バンスキング」は既に観ておりました。確かに面白かったですが、後に、あんなにヒットするとは、予想できませんでした)

On a Slow Boat to Chinaは、1948年にレコード会社の大競作となり、ケイ・カイザー楽団とベニー・グッドマン楽団のレコードがミリオンセラーとなったそうです。

1948年 On a Slow Boat to China Words and Music Frank Loesser Kay Kyser and his Orchestra、
                                         Benny Goodman and his Orchestra
1986年 On a Slow Boat to China 吉田日出子 LP「ドタ靴はいた青空ブギー」に収録
1997年 On a Slow Boat to China Dee Dee Bridgewater LP「Dear Ella」に収録


ジャズ歌手 ジュリーロンドン(H21.09.09)

先日、ラジオでジュリーロンドンが歌う夏の日の恋(The theme from a Summer Place)を聴きました。

この曲は、1959年のアメリカ青春映画「避暑地の出来事」の挿入曲として、パーシーフェース・オーケストラの演奏が非常に有名ですが、久しぶりにジュリーロンドンの歌声が聴けて、とても懐かしい気分になりました。


私の年代では、ジュリーロンドンのヒット曲としては、この世の果てまで(The end of the wolrd)、が一番印象に残っています。
(当時、夏の日の恋を歌うジュリーロンドンは知りませんでした)

しかしこの、夏の日の恋は、この世の果てまでのヒットから数年を経て、ジャズ歌手としての経歴を重ね、非常に深みのある歌い方に変化しており、一層素晴らしく聴きました。

1963年 The end of the wolrd          詞Sylvia Dee   曲Arthur Kent 歌Julie London
1965年 The theme from a Summer Place  詞Mack Discant 曲MaxSteiner 歌Julie London


ポール・マッカートニーのコピー?(H21.08.28)

昨日、ラジオでギルバート・オサリバンが歌うアローン・アゲインを聴きました。1972年に全世界で大ヒットした曲。

Gilbert O'Sullivanはアイルランド生まれ、英国で育つた、歌手・シンガーソングライター。

当時、初めてこの曲を聴いた時、ポール・マッカートニーが歌っているものとばかり思っていました。

曲想といい、歌い方といい、まったくソックリです。このため、私は、あまりよい気分にはなれませんでした。

私の頭の中では、ギルバート・オサリバンはポールのコピーとしか認められませんでした。

但し、完成度は非常に高く、品質のよい曲であることは間違いありません。このため、全世界で大ヒットしたのだと思います。

1972年 Alone Again-Naturally 詞、曲、歌 Gilbert O'Sullivan


エラフィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)のNight and Dayを聴きました(H21.05.31)

車の運転中、ラジオから小気味よいNight and Dayが聞えて来ました。若々しい女性の力強いボーカルです。やけに上手いなと思っていたら、なんとエラフィッツジェラルドの歌声でありました。

テンポのある、メリハリのある、明るい歌い方。現役バリバリの当時のレコーディングだと思われます。
思わず唸ってしまいました。素晴らしいジャズボーカル!

このNight and Dayはクレストフォーシンガーズのコーラスのレパートリーでもあります。

1942年 Night and Day Cole Porter詞、曲、Frank Sinatra歌
1953年 Night and Day Ella Fitzgerald歌


若手女性ボーカル、ハイジ・ハッピー(Heidi Happy)はジャジー?(H21.05.24)

先日、ラジオから、なんとも素朴なジャズっぽい女性ボーカルが聞えてきました。

あとで確認したら、ハイジ・ハッピー(Heidi Happy)という、スイス生まれのシンガーソングライターとのことでした。
曲名は、Just Let It Be。2007年のデビュー・アルバムに収められている1曲。

あきれるくらい素朴な、ほのぼのとした、ゆっくりとした曲です。ときどき入るバックコーラスなど、少しジャズの香のする曲でした。

2007年 Just Let It Be Heidi Happy詞、曲、歌 デビューアルバム「Back Together」に収録


泣きのコニーフランシス(H21.05.02)

コニーフランシスといえば、1960年代初期アメリカン・ポップスの代表的女性ボーカルで、当時から特別な実力の持ち主であり、世界中で大ヒットしました。
もちろん、歌唱力抜群であったことなどが主な理由ですが、彼女の歌声が、時に、すすり泣くような、憂いを含んだ歌声にあると、思い当たりました。

少し考えてみますと、他にも、憂いを含んだことで、大ヒットした例は、いくつか、思い当たります。

泣きのギターと言えば、ギターの神様、エリック・クラプトンがビートルズのジョージ・ハリソンのために、レコーディングを引き受け、While My Guitar Gently Weepsで間奏を弾いております。

日本では、歌謡曲の島倉千代子さんでしょうか。もっとも、島倉さんは、東京だよおっ母さんでは、本当に、泣きながら歌っておりました。

1957年 東京だよおっ母さん 野村俊夫 詞、船村徹 曲、島倉千代子 唄
1963年 Follow the Boys(渚のデート) Ted Murray詞、Benny Davis曲、Connie Francis歌 
1968年 While My Guitar Gently Weeps George Harrison 歌、詞、曲。 The Beatles 「White album」に収録。
                         Eric Claptonがリードギターで参加。 


セルジオメンデスの後継者?(H21.04.14)

昨日、ラジオでソ・ダンソ・サンバを聴きました。アントニオ・カルロスジョビンの曲として有名なボサノバ。

小気味よいリズムで、軽快に女性ボーカルが歌っています。そして、セルジオメンデスとブラジル66を思い起こします。

あとで調べたら、リオ・デジャネイロ出身のボサノバ歌手。名前は、キャロル・サボヤ(Carol Saboya)。
父はブラジルで有名なボサノバのピアニストであり音楽プロデューサー。

17才のとき、セルジオ・メンデスのアルバムにコーラスで参加していました。
セルジオ・メンデスとブラジル66を思い出させてくれるはずです。

そして、このときの、セルジオ・メンデスのアルバム「Brasileiro」はグラミー賞を受賞していました。

歌唱力は、ブラジル66に比べると、少し迫力に欠けると思いますが、雰囲気はしっかりと、受け継がれていると感じました。

1967年  So Danco Samba  Vinicius de Morars詞、Antonio Carlos Jobim曲、Sergio Mendes & Brasil '66 歌
2004年  So Danco Samba  Carol Saboya歌 CD「Nova Bossa」に収録

若き日のジョアン・ジルベルト(H20.11.06)

本日、ボサノバソングの最初といわれている、想いあふれて(Chega de Saudade)を聴きました。若き日のジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)が歌っています。

この曲は、あまり聴いていなかったので、とてもめずらしく聴きました。
確かに、ボサノバの原点といわれるだけあって、その後のボサノバのすべての要素が詰まった、かなりいい曲でありました。

私は、いうまでもなく、彼のボサノバのボーカルとボサノバのギターが、なによりも好きであります。

そういえば、ジョアン・ジルベルトの来日公演(11月1日~3日)が延期になりました。彼の体調不良とのことですが、かなり高齢でもあり心配でもあります。

1958年 Chega de Saudade(想いあふれて) Vinicius de Morares詞、Antonio Carlos Jobim曲、Joao Gilberto歌 


Fascination(魅惑のワルツ)を聴きました(H20.08.30)

先日、久しぶりに、Fascination(魅惑のワルツ)をラジオで聴きました。私が好きな洋楽は数え切れませんが、その中でも、この曲はかなり上位にくる曲です。

この曲は、なんといっても、ストリングスで聴くのが一番です。なんとなく品があって、ゆったりと、豊かな気分にさせてくれる曲です。

1957年にゲーリー・クーパーとオードリー・ヘップバーンが主演した、映画「昼下がりの情事」に使われ、有名になりましたが、曲はずっと昔からある曲とのことです。(1932年に英語の詩が付けられた)。

オーケストラでの演奏は、数多く録音されています。有名なところでは、パーシー・フェース オーケストラやヘンリー・マンシーニ オーケストラでしょうか。
当時、一番売れたのは、アンリ・ルネ楽団(Henri Rene Orchestra)の演奏であったそうです。

近年では、小野リサさんがカバーして、テレビCMにもなっておりました。

1932年 Fascination Dick Manning詞、F.D.Marchetti編曲
1957年 Fascination Jane Morgan 歌
1957年 Fascination Henri Rene Orchestra演奏
2006年 Fascination 小野リサ歌、CDアルバム「Jambalaya-Bossa Americana」に収録
   

ヒットメーカー阿久悠の真骨頂は、売れなくなった歌手の再生(H20.08.02)

昨日、阿久悠さんの一周忌に、日本テレビ開局55年記念番組「ヒットメーカー阿久悠物語」を観ました。
日本の音楽業界の裏側も描いた面白いドラマでした。

特に、山口百恵さんとの確執は、私は、全く知りませんでしたので、大変興味深かったです。
(オーディション番組「スター誕生」での、審査委員長であった阿久悠さんが、山口百恵さんを、それほど評価しなかったことがキッカケで、その後も百恵さんの曲を1曲も書いていない)

山口百恵さんの早すぎる引退にも、少し影響を与えた事件だったのでしょうか。

何故、プレイバックパート2ができたのか。作詞した阿木耀子さんが少し好きになりました。

もっとも、阿久悠さんは、売れていない歌手を再生させることに真骨頂があり、百恵さんにはその必要がなかったことが、本当の理由なのかも知れません。

1978年 プレイバックパート2 阿木耀子 作詞、宇崎竜童 作曲 山口百恵 歌


1950年代白人女性ジャズヴォーカリスト アニタ・オディ(H20.05.30)

昨日、ラジオでアニタ・オディ(Anita O'Day)のBeautiful Loveを聴きました。
これぞジャズといった、昔ながらの本格的なジャズでありました。やはり、アメリカのジャズは1950年代が一番いいです。
ヴォーカルは勿論のこと、間奏のギターもリズミカルで素晴らしいです。

この曲は、ピアノのビル・エバンスのレパートリーとして有名とのこと。

1931年発表 Beautiful Love Haven Gillespie詞、Waynie King Egbert Van Alstyne Victor Young曲、Hap Hadle歌
1955年録音 Beautiful Love Anita O'Day歌、アルバム「This is Anita」に収録


現役、男性ジャズヴォーカリスト ハリー・コック・Jr(H20.04.05)

先日、ラジオからラストダンスは私とが男性ヴォーカルで流れてきました。ラジオの解説によると、現役の若手ジャズシンガーではめずらしく40年代・50年代のスタンダードジャズを歌うアメリカのシンガーとのことでした。

私も現役のジャズシンガーで思い浮かぶのは、マイケル・ブーブレくらいですので、しっかり聴いてみました。
この曲は、越路吹雪さんくらいしか、きいたことはありませんでしたので、今日の男性ヴォーカルはとてもよかったです。(私は越路さんは少し苦手)

少し調べたら、ハリー・コックJrという、1967年アメリカ生まれの、歌手・ピアニスト・俳優とのこと。古いジャズのほかファンクやロックもこなすそうです。そしてかなりの二枚目。日本のCMにも出ているそうです。

2004年 Save the Last Dance For Me(ラストダンスは私と) Harry Connick,Jr歌 Album「Only You」に収録。他にOnlyYouやMoreも収められている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿