それが 【屁理屈】 と呼ばれる筋の通った理屈であること
は存外にも多いのです。
少なくとも世間一般で 【屁理屈】 だと一蹴されるものの
うち、半分くらいは詭弁の類で、そのまた、半分が道理に
合わない愚論に属するもので、残りが客観的な意味での
理屈(正論)のような気がするのです。
屁のつっぱりにもならない理屈を捏ねる人がいますが、
それは、屁理屈ではありません。
ただの間抜けな弁舌であって、ディベート中なら議論にも
抗弁の意味さえも持たないものでしょう。
では、屁のツッパリになるような理屈であれば、それは、
屁理屈にあたるのでしょうか
そもそも理屈と屁理屈には、屁が付く以外にどんな違い
があるのでしょう
その実質的な違いに踏み込むまえに、《屁つながり》 と
して 【屁のツッパリ】 について考えてみましょう。
屁のツッパリになるか ならないか の分かれ目は、
その事物が、役に立つか、立たないか? 有用か否か?
意味があるのか、ないのか? といった判断で決まります。
したがって、「そんなの意味ないじゃん」 と言った場合の
《そんなの》 が 【屁のツッパリ】 にあたります。
しかるに 《そんなの》 が、役に立つ有用なものだとしても
「屁のツッパリになる」 という用法を見かけることは滅多に
ありません。
というよりも、「屁のツッパリになるネ」 などと表現したら、
日本語を知らないアホ呼ばわりされるのがオチでしょう。
そもそも 【屁のツッパリ】 が単独で用いられることはなく
「屁のツッパリにもならない」=「物の役にたたない」 という
意味での常套句があるだけです。
しか~し、それでは 【屁のツッパリ】 の立つ瀬がないでは
ないか って …
そうです。 まさに、その通りなのです。
でも、この場合の 【立つ瀬】にしても 「立つ瀬がある」 とは
言いません。
立つ瀬はないときにしか使われないようです。
【立つ瀬】 とは、自分の立場や面目です。
つまり、立場や面目を失い、無(失)くすわけで、立つべき
場所(浅瀬)がある場合には、「ある」 ではなく 「立っている」
わけですから 「立つ瀬に立って(いる)」 = 「立つ瀬がある」
とは表現できないのでしょう。
ですから、「面目がない」 とはいいますが、「面目がある」
とも言いませんよね。
面目は立って、尚且つ、保つものなのですから …。
でも、「立場がある」 とは言います。 ただ、この場合には、
立場の有無ではなく、在る(ある) そのような立場にいる
という意味です。
… なるほどネ、
そういう 2号 さんの立場も在(あ)るので、立つ瀬を失う
ことなく面目を保たせて欲しいって …
つまり自分自身の記事により多くの拍手やコメントがある
ようにお願いする主旨のブログを 2号 さんは書き上げる
つもりでいるみたいなんだよ!
そういう立場(立つ瀬)って、どういう立つ瀬(立場)なんだ
まさか、身を捨てて、浮かぼうとする瀬じゃないよね
コラ !、4号、5号! 無駄口を叩いてないで
チャッチャと仕事を進めろ!(さっさと配達に出掛けろ!)
まったく、もう … 他人(ひと)のブログに チャチャ 入れて
ないで チャッチャ と出掛けろってんだ。バーロー
ところで、何でしたっけ …
そうそう、役立たずで意味のない 【屁のツッパリ】では
あまりにも立つ瀬がないというお話でしたね。
まずは、【屁のツッパリ】 なるものの正体をつきとめる必要
がありそうです。
ツッパリと言ったら、相撲技の「突っ張り」と欲の皮ですね。
「欲の皮がつっぱる」 って … … こんな感じに顔面が
引きつるのでしょうか、それとも、筋肉が硬直したときの足の
つっぱりのようなものなのでしょうか
いずれにせよ、痛そうで ろく なことはなさそうです。
そういえば、この 「ろく」 も、否定型オンリーですね。
一般的には 「碌」 と書かれますが、これは当て字です。
本来は、「陸(呉音でロク)」 であって、陸(ロク)は土地が
平らでまっすぐなことから物や性格が正しく素直であるという
意味でした。
それが転じて、ひねくれた性格の持ち主や曲がった考えを
する人に対して 「陸(ロク)でなし」 と否定するかたちで使用
されるようになったのです。
… って、ちっとも先に進めません。 寄り道ばかりで …
え~と、確か 【屁のツッパリ】 でしたね。
するってぇ~と相撲の突っ張りのような連続的な放屁攻撃
言わば、屁の連射=屁の速射砲(ガス・ブレット)ってこと …
いや、それは、誰にでもできるような芸当じゃないし、威力
も一定(安定)しない。 すぐに拡散するし、射程も短いだろう
から何の役にも立たないはずです。
ん! だからか って …、違うでしょ !!
いやぁ~、案外 そうなのかもよ!
屁のつっぱり砲じゃ、いくら撃ってもしれてるしネ …。
でも、屁のツッパリ に も ならない というように 「も」 で
強調される用法ですよ。
ということは、~だけど、~にも、のように、もともとは別の
用途のものを屁のツッパリ用として試してみたという可能性
を示唆しているってこと …。
その結果、
屁のツッパリ用としても使えない(にもならない)のか
専用なのに、それにも使えない(にもならない)のか
… のどっちかということですね。 まぁ、いずれにしても、
屁のツッパリとしては役にたたない そんなものだった
わけです。
おそらくは、屁を止めるためのつっかい棒(つっぱり棒)で
屁が出るのを抑えるために、肛門につっこんだ棒状の栓の
ことでしょう。
あるいは、屁が出そうになってから、あわてて栓をしても、
もう手遅れで、何にもならない。 用をなさない。
「出物腫れ物ところ嫌わず(構わず)」
… ということなのかもしれません。
さて、 … ごめんなさい。
またまた、タイトルの変更です。 前稿で広言したように、
「屁のツッパリになる屁理屈」 を捏ねる予定でしたが、
相変わらずのムダ話に終始してしまいました。
これから屁のツッパリになる屁理屈を捏ねるには、とても
紙幅が足りませんので、次回に繰り延べたいと思います。
ここまで屁にもならないような話にお付き合い下さいまして
ありがとうございました。
《屁のひっぱり》 じゃなくて、【屁のツッパリ】 の話だけで、
こんなにもひっぱれるものなのですね。
ところで、今回の 「屁のツッパリ なるもの」 の話ですが、
少しは、何かの役に立ちそうですか?
えっ !?、 クソ の 役 にも 立 たない って …。
あのぉ~、屁の話 だったんですけど
では、失礼します さよ オナラ
コメント一覧
バカボンのパパのパパ
横だしベイした~ズ
ソフィスト
最新の画像もっと見る
最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事