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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 近似値

 いまから350年ほど前のことですが、彼は、

 「宇宙正確に動き続ける時計仕掛けのような
永遠なる存在であるということを、熱力学法則
(エネルギー保存の法則)により証明することができる



 と、確信していたようなのですが ・・・




 彼とは“リンゴが木から落ちる”のを見て万有引力の法則
を発見したとされる有名なアイザック・ニュートンです。

    

 しかし、それはアインシュタイン「相対性理論」
によって、もろくも打ち砕かれることになります。

     

 地球という偏狭なるエリア内では万能的に通用する
理論ではあっても全宇宙において通用する法則たり得ず、
ニュートン力学(理論)の全能性はその普遍的価値を失う
ことになってしまうわけです。

   

 さらに最新の先端科学によると、宇宙のエネルギー全体
のなかで我々が知っているのは、たったの5%にすぎず、
しかも70% はダークマター(暗黒物質)というエネルギー
を持たない存在があるらしいのです。

 ですが、それが何だというのでしょうか

 かつての神経細胞は年を重ねるごとに減少していく
と言われていましたが、今ではいくつになっても「海馬」
の神経細胞は増えるとされていて、年齢に関係なく
トレーニング次第でどんどんと活性していくらしいのです。

 そして、

 そんなにとっての最高の栄養が知的好奇心
あることは、いまさら申し上げるまでもないでしょう。

 だだ、

 知的好奇心といってもアカデミックな学術研究では
専門分野が尖鋭的に細分化され、事実をより厳密に追求
する専門主義が主流となり、一般の人にとっての関心事や
知的な興味を満足させるにはあまりにも高度で敷居の高い
ものとなってしまいました。

 たとえば光の速度は不変で足したり引いたりすることが
できないとか、重力で光は曲がり空間は歪(ゆが)むとか、
宇宙空間はダークマター(暗黒物質)で満ち溢れてるとか、
正直、そんなことはどうでもいいことなのです。
 
 我々が道を歩いている時に地球が丸いなどと意識
することはなく、遊園地ではジェットコースターなどの絶叫
マシンで適度(加速度や重力)の恐怖快感
楽しんでいるわけですが、

 知識にはヨコの広がり(多様性)とタテの段階(階層性)と
奥行き(浸透性)があって、人々はそれぞれの課題や関心
の度合いに応じて、利用できる範囲内のレベルに合致する
知識を活用しているわけです。

 その意味からは、余程のマニアか専門家以外には高度
な理論や難解な数学的知識などは不要で、統計や経済学
や工学ではニュートン理論のうちの微分方程式で十二分に
用が足りるわけです。

 万能の天才とされるダ・ヴィンチも、絵画という専門領域
における深い知識と探究意欲は当然のこととしても、より
専門性を追究し狭い分野の究極を窮めていくという姿勢
よりは他分野に関する多様な知識を追い求めて、その幅
を広げる、言わば、絶対値的な追究ではない近似値的な
追求を是としていたのではないかと思われるのですが …

 つまり、

 ダ・ヴィンチには専門分野における深い知識とそれ以外
の分野や領域に関する彼独自の近似値体系が確立されて
いたのではないかと思われるのです。

 普段から我々は近似値を基盤に生活しているわけで
、地面が平たく真っ直ぐであるのは丸い地球が我々の
感覚と比べて極めて大きいからであって、フラット(平ら)に
思える近似値で何の支障も不便もないわけです。

 要は、

 どう感ずるか、いかに見えるか、ということと事実は同じ
ではないし、また同じである必要もないということです。

 それは、我々の知る歴史においても同様で ・・・



 事実や真実よりも、むしろ時の為政者や勝ち組にとって、

      

 都合のいい歴史に塗り替えられているということです。



 その典型例が「天使」「悪魔」正体

   

「神」「サタン」逆転現象です。

           

 そこに人類創造「謎」「罠」が隠されていると

      

 気付いたダ・ヴィンチは、それを自身の絵や壁画の中に
さまざまな工夫を凝らした「謎」というかたちでの「罠」
を仕込むことで未来人間たちに警告を発したのだ
とすれば、彼の作品に出現する数々の奇妙偶然
産物意味「謎」がすべてひとつにつながって、
一気氷解するというわけなのですが ・・・


 そこで、まず『モナ・リザ』『レダと白鳥』
見比べてみることにしましょう。

  
             

 一見しただけでは、どこにも共通点があるようには
見受けられませんが、この二つはまったく同じことを訴えて
いる同じテーマを題材にした絵であると言えるのですpeace

 『モナ・リザ』背景には太古地球の様子
から未来地球姿までが描かれていて、

        

 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/429.html

 そこに『黙示録』登場する四つの生き物
荒野男の子産む女物語が組み込まれて
いることは、以前のページでも繰り返し解説してきました。

 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/426.html
 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/427.html
 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/428.html
 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/430.html
 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/431.html

 そして『モナ・リザ』のモデルのひとりが、荒れ野で
男の子を産む女であることも、すでに、ご案内済みですが、

 同時に『レダと白鳥』における人間の女「レダ」
「白鳥」に化けたギリシャ神話の主神ゼウスの2つが
1つとなった姿『モナ・リザ』でもあるのです。

 つまり、プラトニズムをさらに昇華発展させた
人類創世秘密です。


 その主要なるテーマは、

 ダ・ヴィンチのデビュー作品 『受胎告知』に始まり、
『東方三博士の礼拝』『岩窟の聖母』
続き、『最後の晩餐』最大「謎」「罠」
を仕掛けた後は、謎解き「ヒント」「鍵」となる
作品制作に取り掛かります。

 それらの作品のなかで特に重要「鍵」「鍵」
となるのが、ダ・ヴィンチが死ぬまで手放すことのなかった
3枚油彩画で ・・・


『聖アンナと聖母子』  『モナ・リザ』   『洗礼者聖ヨハネ』

 その3枚を実寸値に基づいて試作(合成・合体)したのが
、オリジナルの謎解き「ドラゴンレーダー」です。


  ドラゴンレーダー(プロトタイプ)

  ドラゴンレーダー(パイロット版)

 そして、3枚に込めた「謎」「罠」紐解く
ための青写真『聖アンナと聖母子』の下絵
で、『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』
題されるデッサン画なのです。

 symbol2 ここでダ・ヴィンチは、いくつかの実験的試み
 にチャレンジをしています。

 まず、

         

 このデッサンが「謎」を解くための「宝の地図」
青写真(設計図)であることを宣言するかのように
聖アンナの左手(白丸印)を輪郭線と色調の異なる色合い
(無地)で浮き立たせています。



 次に、このデッサンが『最後の晩餐』でのイエスの
正体とトマスの素性を明かす「重要な鍵」であることを

 

 反転させたトマスを聖アンナの左手に重ねるかたちで

    

 ボカして描くことで暗示させているのです。



 『聖アンナと聖母子』とデッサン画をインポーズした画像
   
 さらに(異星人)の存在鏡絵(ミラーイメージ)



 で表現(丸印)し、その正体ヘビ代表される

     

 爬虫類系(赤楕円内)であることを知らせています。


 余談ながら、「スター・ウォーズ」のモチーフには
『聖書』が絡んでいるとか、いないとか ・・・

      

 鏡絵の画像が映画 『スター・ウォーズ』



 ダースベイダーに見えるという偶然一致

    

 彼の焼けだだれたヘルメットに、その意志を引き継ぐ



 と誓う新たなる暗黒卿としてのカイロ・レンの姿
を借りてイエスサタン復活を連想させますが、

 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/446.html

 この青写真(設定)では犠牲となった子羊
(洗礼者聖ヨハネ)のをあらわしていると思われます。


 ベルナルディーノ・ルイーニ 作 『洗礼者ヨハネの首を受け取るサロメ』

         

 しかしながら、

 それらの解説(レダと白鳥や聖ヨハネの首の謎)には、

 どうしてもある程度の紙幅が必要で、それ相応の時間と
新しい画像の作成も要りようとなりますので、残念ですが、
詳しい説明は来年(次回以降)に持ち越しとなります。



 さすがに、こればっかりは「近似値」というわけにも
まいりませんので、どうかあしからず ・・・


 さて

 楽しかった出来事や嬉しかった思い出が記憶から消えて
しまわない半面で、悲しくて辛く苦しかった出来事や事件は
少しずつ変化して行き、いつしか許容できる内容の事柄や
経験としてのアクセスが自然と可能になるとも聞きますが、

 反面においては、いつまで経っても悪夢PTSD
(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ続ける人もいます。

 誤解を恐れずに未年(ひつじどし) を振り返れば、

 パリの同時多発テロなどにみられるように、理不尽にも
犠牲者となられた人たちの命は、将来の世界平和のため
の犠牲(いけにえ)とされた子羊のような尊い贖い
であったとすると、なお一層の悲しみと無念さと不条理さ
にいたたまれない気持ちでいっぱいになってしまいます。

 「見ざる、言わざる、聞かざる」
申年(さるどし) が、もう間もなくやってまいりますが、

 果たして、

 どんな年になるのでしょうか

 憎しみの連鎖や悪循環を断ち切り、良い事も悪いことも、
過去のすべてを互いに許し合えるような … 

 そんな新しい年であることを願って

  ブログ納めといたします


 … to be continue !!



 「孫へのお年玉じゃが left

     

  「近似値ではダメかのぅ」

        

     「ダメです !!
    
    「首しめちゃうわよ」 「ぐえase2

    
     


 どうぞ、良いお年を ・・・

コメント一覧

透明人間2号
おいらさん、むらさき納言さん、小吉さん、

 新年、あけましておめでとうございます。

今年も率直なご意見をよろしくお願いいたします。

小吉さん、「8」の羅列は何かの謎掛けですか?
小吉
88888888888888888
今回の記事は今までのまとめ的要素もあって分かりやすいです✩
スターウォーズ(観てないですが)そういった要素も踏まえてちゃんと観たら更に面白いかもしれませんね。
 
むらさき納言
新年おめでとうございます。

「レダと白鳥」やサロメに洗礼者ヨハネの首 ・・・
次には、いったい何が登場するのでしょうか?
おいら
あけましておめでとうございます。
知的好奇心は脳にとって栄養・・・うまいこと言いますなぁ。今年も知的好奇心を刺激するような記事をお願いします。

今年もよろしく。
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