ＤＩＶＥ ＴＯ ＢＬＵＥ

　暑い、汗が湧き出てくる。
　なんで俺は長袖のワイシャツなんて着てるんだ。
　考えればよけい暑くなってきた。

　わざわざサウナなんかに行かなくても車の中でエアコンをつけなければ十分汗を出せる。

　でもまだ蝉が鳴いていないから「まだまだ」なんだろう。

　とかなんとか書いている間に３回汗を拭いた。

　本当は違うことを書こうと思っていた。

「あ、それマキのだよぉ」
と、
「何いってんの、これはタカシのだよ」
の、違いについて、熱く、熱く、原稿用紙１０枚分（４０００字）くらい語ろうと思ってたけれども、止めた。

　ただでさえ暑いのに、熱い文章書いてたらまた汗が吹き出てくる。

　し、誰もそんなこと読みたくない。
　僕も読みたくない。

　川に行きたいなぁ。
　昔よく行っていた「ターザン」！
　ロープが木からつる下がっていて、岩場を登り、高いところからターザンして川の深くなったところにダイブするんだ！

　ただ落ちるだけなのに、楽しい。

　うぅ。
　暑い。