12年前の秋の入り口の頃、初めて愛情くんを頼ってくれた女性は、当時25・26歳でとても綺麗な女性でした。
ある地方で、とあるジャンルの先生として活躍している人でした。
初めて丸の内のカフェで会った時は、コロナが全く無関係な時期でしたが、
彼女はマスクをして警戒しながら僕と話しました。
提供方法はシリンジ法がご希望。
当時シリンジ法も行っており、快諾しました。
彼女は面談の最後までマスクを外しませんでした。
それから数日経ち、地方に戻っていた彼女からメールが届きました。
「やっぱりタイミングでお願いできませんか?」
断る理由もなくOKし、さらに数日後いざご提供へ。
彼女から指定された駅に着いて驚きました。
それは、ある占いで示されていた信仰心の関連のある駅だったからです。
メジャーな駅ではなく、
余程の偶然が重ならなければ、まず選ばれない駅です。
その後彼女に何度かご提供し、赤ちゃんを授かるまでには至らなかったのですが、私の中であることと明確につながる出来事がありました。
(はっきり書けないことが少し心苦しいですが)
それは彼女の名前が、私が10歳から15歳の間に深く関係した、ある存在と全く同じ名前だったためです。(この名前も、選ばなければまず一致しない頻度の固有名詞です。)
時空を超え、彼女は私に逢いにきてくれたのだと心の中で理解しました。
彼女とはもう逢うことはないと思いますが、私の心の中で、温かいとても素敵な思い出となっており、また逢えたことに感謝しています。