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DNAという波

2016年08月07日 11時22分18秒 | 日々の日記
ドーキンスというオックスフォード大学教授の生物学の名著を読んでいます。
AIが囲碁でも人間に勝ち、人間の理解度を超えた今、古臭い箇所はあるものの、76年に書かれたこの分厚いハードカバーは今でも鮮烈な新鮮さを感じさせます。

生き物における種族間の激しい闘いや、個体間のストラテジーはまるでDNAの波を見ている様です。
そしてそれは著者の言葉を借りれば、「進化的に安定な状態」へと収斂します。

学部時代、「難しいことを無理に簡単にしようとするのは愚かだ。難しいことを難しいまま理解することが大切だ。」と教えてくれた理工系の教授がいました。
複雑な生存競争の波や偶発的な突然変異の出現、モデル化された数式を凌駕した事象の発見は、この星の生き物の40億年の進化の歴史を感じさせます。

数学の様な音楽をよい環境で爆音で聴きながら、巻末の数式や物理の補足、論文の引用部分に没入するのも、読書の悦びですね。

夏なので、読書の投稿でした。
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