精子提供ボランティア 愛情くん

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父の愛情なく、母子家庭で育った方へ

2014年04月03日 23時19分09秒 | お問い合わせ前に必ず読んで頂きたい内容
愛情くんに連絡を下さる、選択的シングルマザーを選びたいという若い女性の中のある一定の率で
父性の愛情の欠乏に対しコンプレックスを感じている方がいらっしゃる様に感じています。
(まだ数名の方しかお会いしていませんが、おそらく100名などたくさんお会いしたら明らかにこの傾向が証明される直感があります。)
今朝もそんな一人の母子家庭育ちの女性から、
それまでの私とのやり取りをたった一通でぷっつりと途切れさせる
激しいメールをいただきました。
(私は母子家庭には悪いイメージも偏見もありません。むしろ深く理解したいと考えています。)

その女性の皆さんは、母子家庭で育ったことを自分としてはネガティブには受け止めておらず、
男性のサポートなく一人で子供を育てていきたい、と考えていらっしゃいます。
仕事でも自立し、恋愛のお相手にも困らずプロポーズを受けることも1、2度あったり、
容姿のきれいな方が目立ちます。

私の精子提供を受け、SMCとして赤ちゃんを育てることはきっと彼女たちの感覚としてしっくりくるのでしょう。

しかし、それが本当に「あなた」の幸せなのでしょうか。
私は、あなたが心の奥深くでお父さんの存在を求めている気がしてならないのです。
その寂しさの連鎖をあなたが止めることが、あなたの赤ちゃんの幸せを高めることになると私は思います。

この活動をしている私がこの様なことを公式に述べることは、自己矛盾も一部認めることになるかもしれません。

しかし、選択的シングルマザーを応援することをミッションとした、
おそらく国内でも初めての精子提供ボランティアである私が思うことは、
寂しさに基づいた父性の追求や渇望ではない、自立した女性からの精子提供の要請に応えることが、
私が最もお役に立てるところなのかと思うのです。
つまり、お父さんからの愛情を小さな頃からたくさん受けた方が
私の活動で一番幸せになって頂けるお相手なのではないかと思うのです。

私のもとに来て下さる、専門的なご職業に就いている女性たちは、皆凛としています。
その人たちはお父さんから深く愛され、家族から大切にされ、大人になる過程で自分とぴったりの仕事とめぐりあい、
一人で子供を育てる選択をします。

「あなた」が味わい続けた寂しさが選択的シングルマザーを選ぶ出発地点ではいけません。
あなたの愛しい赤ちゃんにあなたが内側に秘めてきたその寂しさをまた繰り返させるのですか?

あなたはお父さんが近くにいなくて時に傷付きましたね。
時として、会えないお父さんを憎んだこともあったでしょう。
女性にだらしない父を許せなかったこともあったでしょう。

一人で子を育てるという選択が、あなたの人生のことだけで済むならよいです。
あなたはもう立派な大人ですから。
けれど、赤ちゃんはこの世のことは選べません。
お母さんであるあなたが、責任をもって、その子のために幸せな環境を築いてあげて欲しいのです。

母子家庭で育ったあなたにはきっと、私の想像を越える、お母さんとの強い絆があるのでしょう。
大人になったあなたは、お父さんのことだけでなく、お母さんのことも許してあげて下さい。
お母さんは、大人になったあなたと同じように悩み、愛する人とのことで迷い、
傷付きながら、それでもあなたを守ったのです。

大人になったあなたが、今度はあなたのお母さんを守り、愛する男性と赤ちゃんを幸せに育てていって下さい。

今のあなたならもう、きっと大丈夫です。

精子提供ボランティア
愛情くん
aijyou-kun@mail.goo.ne.jp

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