精子提供ボランティア 愛情くん

精子提供を望む女性は「愛情くん コンタクト・フォーマット」で検索して下さい。

イギリス人の、国宝修復会社社長

2017年05月06日 16時35分12秒 | 日々の日記
元ゴールドマンサックスの幹部で、デービッド・アトキンソンさんという51歳のイギリス人男性が、350年間続く日本の国宝の修復会社の社長に就任してからのドキュメンタリーを観ました。(NHKのETV特集で、4/29に放映されたものです。)

ETV特集「日本の文化財を守れ~アトキンソン社長の大改革~」

大政奉還が行われた二条城の修復や、春日大社、日光東照宮の修復などを手がけた修復会社の社長として、職人たちとのぶつかり合いなどが映し出されていました。
その白人の新社長はお茶の世界、裏千家で茶名まで受けた人で、もちろん流暢な日本語で語る日本文化への想いに、観ていて深い感銘を受けました。日本人とかそうでないとか、そういう次元を超えた、文化としてどれ位価値があるのかどうかという軸を基準に仕事を進めるアトキンソンさんの姿勢には、胸を打たれるものがありました。
日本人でない彼を社長に選び出したのも、社会構造の変化により資金が回らなくなって職人も老齢化し疲弊した、350年続いてきたその会社の意思であったという事実にも、愛情くんは胸が熱くなりました。なんとかしてこの苦境を超えてみせる、というその強い意志の表れにより、イギリス人であるアトキンソンさんに社長就任の白羽の矢が立ったそうです。

日本文化財の価値やその重みを語る時のアトキンソンさんの様子は、私たち日本人が気付けない本質や、1200年など、長い歴史がある国だからこそ持ち続ける価値のある視点のことなどがたくさん感じられます。

精子提供と全く関係ない話題ですが、とても感動したので、皆さんと分かち合えたらよいなと思い投稿しました。
コメント    この記事についてブログを書く
« 明日の海が聞こえる | トップ | 精子提供を始めた頃を振り返... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。