精子提供ボランティア 愛情くん

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選択的シングルマザーを望む方へ

2014年07月23日 12時54分06秒 | お問い合わせ前に必ず読んで頂きたい内容
最近あるご依頼者様のことを近くで感じて気付いたことがあります。
(他にもあるお二人の女性たちがこの方に近い葛藤を抱えていらっしゃいました。)

精子提供ボランティアを続けていて気付いたこと。
それは、選択的シングルマザーを望み、心から赤ちゃんを切望し、
精子提供ボランティアからタイミング法で提供を受けそれでも授からなかった時の大きな孤独感です。
これは女性は覚悟を決めておかねばなりません。

提供ボランティアが悪い訳でも、依頼主の女性が悪い訳でもありません。
ただ、人の次元を超え自然の法則の中で、赤ちゃんが授からなかっただけです。

ただ、それを味わう女性側の孤独は体験した方でないと分からないつらさの様です。

全力を尽くしてもその時はどうにもならないことはあると愛情くんは思っています。

幸いなことに愛情くんを頼って下さっているその女性はまだ出産の可能性は十分あり、
また、それ以上に、万一授からなかった場合でも前向きに生きることを決めていらっしゃいます。
ですから私は最終的にはその方を信じているので何も心配はしていません。

ただ、提供を受ける前から上記の状況が現実に起こることに覚悟を持って臨まないと、
過去のご自身の選択や不運を嘆き、自ら命を断つなどという実に愚かなことも
追い詰められて選んでしまいかねません。

誰もが孤独や闇を抱えていて、それを普段からの努力で超えて、何とか今を生きていると私は思っています。
しかし、視野が狭くなった時の人間は、もちろん私を含め、破壊的な感情に支配され、非合理的な行動に陥ります。

「私は赤ちゃんを望んでも授からなかった。」
「この人(提供ボランティア)は出産に成功した女性が赤ちゃんを育てていて遺伝子は引き継がれている。」
「私はなんだろう。」

この孤独感を想像しておかないとあなたの選択があなたのことを傷付けます。
ボランティアの私は、一人でも多くの方に幸せになって頂きたくて活動を続けています。
ご依頼者様と赤ちゃんには幸せになって頂きたい。
そしてたとえ赤ちゃんが授からなかったとしても、希望を持って頂きたいからお手伝いさせて頂いています。
絶望を深めるのが精子提供ボランティアとの日々だったとは感じないで頂きたいのです。

人は皆、周りの人を少しでも幸せにする義務を持って生まれてきたと思っています。
もし道に迷ったら、キリスト教や仏教など、歴史的に広く多くの人々に受け入れられてきた
歴史ある宗教に答えを求めて頂けたらと思います。

受け取る段階の異なる人ごとに向けて話が膨らんでしまいましたが、
これから精子提供を受けようか迷っている方は、どうかよくこの記事の現実を想像され、
ご自分にも起こり得ることを深く理解してから行動されると良いと思います。





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