当方宅の押し入れにずっと入っていた,音楽之友社のstereo編で発売された,ラックスマンの「真空管FMチューナー・キット」。
※ この言い方であっているかな?
確か2019年頃だったと思う,ネット大手「密林」で購入し,これまで密林から送られてきた箱も開けずに,ず~~~っと(状態よく(?))押し入れ内に放置プレイだった。
このブログを立ち上げた頃から取り組んだ「真空管プリアンプ&パワーアンプ」の続きで,今更ながら作ってみようと思う。
上の写真のパッケージの裏に色々な仕様が記載されている。
おぉぉ~,そうかそうか,近年色々と変更された「ワイド域」まで受信できるのね。
パッケージを開封。
そして,入っているものを取り出してみる。
全体的に見て部品点数も少なく,これは1日で仕上がりそうだ。
メインとなる基板の袋を開封してみる。
基板上にすべての電子部品などが組まれている。
※ ありゃ,どおりてパッケージ内に電子部品がないっていないわけだ。
これだと「作る」というより「組む」と言った方がよい。チョット(?)ガッカリ感もあったりしながら基板を見てみる。
「Stereo LXV-OT8」とシッカリ記載されている。
早速,「組み立て説明書」のとおり組んでいく。
ケース底部に,基板取り付けの台座となる樹脂製の足を入れ,基板をパッチン!
既に8割方完成状態。ただし,要注意箇所が1か所。
基板とケースのアースライン。すでに基板に組まれたジャンパー線の上からネジを取り付ける。ここが重要ポイントのようである。
後は本体の背面のネジ取り付けやフロントパネルなどを組んでいく。
肝心の真空管は,
やはり隣国性の「12AU7」ですかい!?
基板のソケットに真空管を取り付け9割方完成。
最後にケース底部にゴム足を取り付ける。ゴム足はシール材が張り付けてあり,そのまま取り付けても大丈夫だと思ったけど,過去に嫌な経験をしたことがあったので,ひと工夫する。
そう,パーツクリーナーでゴム足を取り付ける箇所の脂分を除去する。
そして,いよいよ付属されていたアンテナを取り付けてみる。
本体背面のアウトプットにピンケーブルを接続して小型アンプに接続。
メインダイヤルを回してみると,同調した放送局からの電波が受信でき再生された。
放送局の電波が同調すると「TUNE」と「STEREO」のランプが点灯する。
フロントパネルののぞき窓から真空管が見え,ちゃんと光っているぞ。拡大してみると・・・,
真空管がちゃんと光っている。る・・・る?
よく見ると真空管ソケット下部の基板に取り付けられている「LED?」が「いかにも~!」のように点灯しているだけだった。
でも,まぁ~,真空管FMチューナー・キットは完成した。先にも書いたとおり,このキットは「作る」というより「組む」と言った方が正解だろうと個人的に思う。
このチューナーは,先日完成させたアンプに接続してみるつもり。そして,同梱されていたアンテナ,というより1本の線より,シッカリ外部にアンテナを張って受信してみようと思う。
このキットを組み立てた先輩方々,どのような取り扱いをされているのでしょうか?