今年に入って,押し入れで眠っていたELEKIT社の「TU-8200」と「TU-8500」を一通り作り上げた。
電源を入れっぱなしにしてエージングを行っていたが,特段,爆発やアンプ内が焼けることもなく順調のようだ。
昨日のことだが,そろそろ音出しをしてみようとスピーカーに接続して,実際に音出しをしてみた。
すると・・・,どうだろう。
スピーカーから出てくる音に異変を感じだ。そう,ボソボソ音を出してきたのだ。
即,音出しを中止してアンプの組み立てにシクジッテしまったのかと思い,分解して組み立て説明書と睨めっこしながら,結構な時間をかけて内部を見るも特別変な所は無さそうである。
もしかして!?,と思い接続したスピーカーを見てみた。
※ 当方宅の「オーディオルーム」。初公開!!
使用しているスピーカーは,JBLの「S3100」。初代の「S3100」である。
スピーカーの躯体には変化は見られないが,38cmウーファーをよく見てみると・・・,
エッジ部分が経年劣化により朽ち果ていた。
「かぁぁ~!なんてこったい!!」 正直ものすごいショックだ。
この状態では音出しどころか,どうにもならない状態なので,こればっかりは修理に出すしかなさそうである。
とりあえず,S3100を寝かせ,ウーファーを外す。
外している途中も,エッジ部分がボソボソと落ちてきた。
※ ↑ これは記録のため。
あわせて,スピーカー背面の端子部分も気になり見てみた。
写真ではなかなか分かりづらいが,埃のほか若干緑色に変色していた。
普段,何気に使用していた「S3100」。躯体の拭き掃除はそこそこやっていたけど,エッジ部分は水拭きは出来ない。
経年劣化による,朽ち果ては仕方ないことだと思い,今日,素直に修理依頼をしてきた。
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当方宅の「S3100」は,今から20年以上前に購入した物だ。若かりし頃とはいえ決死の覚悟で購入した代物である。
最近では,自宅の環境などに合わせて小型のスピーカーを購入される方が多いと聞く。確かにこんな大型スピーカーは,普段は場所をとるだけの置物でしかない。
しかし,実際に音出しをしてみると,やはり大は小を兼ねるのか,大きいスピーカーで鳴らす方が音に余裕や幅,奥行きなどがあるのは事実だと思う。
維持・管理していくのは大変だが,大事にしていこうと思う。