達田良子県議が経済委員会で質疑
2023年02月21日 | 日記
農林水産部で質問した項目
〇学校給食県産肉消費拡大事業での官製談合(藍住町)に関して。
- 各市町村での給食用県産肉の調達方法を調査しているか。
- 再発防止対策を考えているか。
- 県は、事業実施要領にある「不正行為等に対する措置をとるのか。 等
※私は、「学校給食への県産畜産物の提供事業」については、子どもにも、生産者にも良い制度であると考えています。コロナ禍で売上が減少し在庫が増えている食肉の販売促進という目的で、和牛肉、阿波尾鶏が学校給食に提供されました。コロナ禍での特別事業としてだけでなく、食育の観点からも、通常でも提供できるようにしてもらいたいと、これまでも要望してきました。
今回、藍住町で官製談合が疑われる事態となったことは、重く受け止め、徹底した再発防止策をとるべきと考えます。事業実施主体である県が率先して、県下の調達状況を調査し、不正防止策を求めるべきと求めました。
徳島新聞 社説
町が改善策を発表 町のホームページより掲載
前副議長及び元会計年度任用職員の不祥事を受けた事務処理の見直し・改善等について
<事件の概要>
前副議長及び元会計年度任用職員が、役場に照会があった捜査対象者に関する情報を漏洩し、その見返りとして現金を受け取ったとして、令和4年12月に地方公務員法違反及び加重収賄の容疑で逮捕・起訴されました。
<再発防止に向けた対応>
この事件を受け、本町では、「コンプライアンス対策検討会議」を設置し、事務処理等における問題点を検証し、次のとおり見直し・改善等を進めています。
1 事務処理の見直し・改善の内容
(1)捜査関係照会文書の受取・開封
【問題点】
特定の者(会計年度任用職員)が郵便物の開封作業を担っていたため、常に捜査機関からの情報照会を把握することができた。 【見直し・改善】
捜査関係に係る郵便物は、原則として管理職が開封確認し、直接担当者に渡すこととする。
(2)戸籍システムの照会履歴の管理
【問題点】
住民課では、絶えず窓口対応を行っているため、課内の職員が共有の認証パスワードにより、戸籍システムの照会を行っていた。
【見直し・改善】
戸籍システムへのアクセス記録を確認できるよう、正規職員・会計年度職員の全てに認証パスワードを割り振ることとする。
(3)必要最小限の所属内決裁
【問題点】
捜査関係の照会文書について、関係する複数の所属で全ての職員が決裁をしていた。
【見直し・改善】
秘匿性の高い捜査機関からの照会文書については、必要最小限の職員が決裁することとする。
(4)決裁後の文書保管
【問題点】
捜査関係の照会文書について、他の文書と同様に通常のキャビネットで保管していた。
【見直し・改善】
捜査関係の照会文書については、原則として常時鍵付きのキャビネット、若しくは課長職の鍵付きの机の引き出しに保管することとする。
(5)文書の保存年限
【問題点】
捜査関係の照会文書について、5年を保存年限としてきた。 【見直し・改善】
捜査関係の照会文書については、情報管理の徹底から、必要のない文書を早期に廃棄するため、保存年限を5年から1年に見直すこととする。
2 会計年度任用職員の採用及び異動
(1)採用時期の統一
【問題点】
4月1日付けの採用だけでなく、必要に応じて随時採用してきた。 【見直し・改善】
原則として、4月1日及び10月1日付けで採用することとし、採用時におけるコンプライアンス研修の充実を図ることとする。
(2)定期的な異動
【問題点】
会計年度任用職員については、これまで異動することなく、同じ課内で同一の業務を担ってきた。
【見直し・改善】
会計年度任用職員についても、複数年勤務している者については、異動の対象とすることとする。
なお、正規職員についても、同じ職員が長期間にわたり捜査関係の照会・回答業務を担当することとならないよう、事務分掌を決定する際に配慮することとする。
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