行きも歩きで帰りも歩き

今日もせわしない。

へぐらじま2

2016-03-31 05:00:50 | ふらり
座り込んでからどれくらいの時間がたっただろうか。
30分?いや1時間ぐらいでしょうか。
「あれ!?あんな所にいつの間に考える人の銅像建ったんだべ?」
島の人々はきっとそう思われていたに違いありません。

このままじっとしていても仕方が無い。
ザックから持ってきたケトルでお湯を沸かしそれを飲みながらじっとしていると
少しずつ吐き気が治まってきたんで、やっとのことで動き出しスナップ開始。




いつの間にか青空が。


カメラを握ると自然と体も軽くなり夢中でシャッターを切っていました。


本土と違いどこかスローな時間が流れているかのよう。


島ではワカメ漁が最盛期を迎えているようでした。




















鳳至小学校・上野台中学校舳倉島分校


懐かしい木造校舎
通学する児童がいないため休校中となっているらしいです。




しばし休憩。


晴れた空と海の見えるその校舎はコーヒーの味をより一層引き立てるかのよう。
景色を眺めながら久しぶりのんびりできました。スローですねぇ。


その後も何回か休憩をはさみスナップ開始。
磯野わかめ




ビタミンカラーの菜の花が咲き誇り、舳倉島もすっかり春ですねぇ~♪
もう一週間後なら桜も見れたでしょうか!?










夢中で撮っていたら、あっという間に帰る時間に。
来たときの後悔は微塵も無くなり名残惜しい。


行きの海とは打って変わって、穏やかな帰り路


潮風が気持い。




久しぶりの一人旅。
ホント何も無い島でしたが何も無いって素晴らしい。
そんな事に気付かせてくれたスローでほっこりな島でした。
個人的には大満足(*^_^*)
時間を作ってくれた嫁さんに感謝です。


EOS 5D Mark III
EF24-70mm F4 L IS USM

RICOH GRII

へぐらじま

2016-03-28 20:04:40 | ふらり
今日は会社で年に二回ある毎年恒例の春の慰安会。


場所も、もはや定番化してきた和倉温泉のと楽


普段あまり喋れない人ともいっぱい喋れて、温泉もいいし食べ物もおいしい。
もちろん、これはこれで楽しいんですが、今回は嫁さんに許しをもらって次の日フラッとそのまま輪島辺りを観光へ。

皆が寝静まる早朝五時に出発。
朝市もいいし、ドラマまれのロケ地もいいしどこ行こっかなぁ~♪
久しぶりのカメラだったんで一人テンションが上がってしまいました。


散々迷った挙げ句に着いた先は輪島港

思いつきで急遽、ここからフェリーに乗って舳倉島(へぐらじま)へ行くことに。


舳倉島とは
能登半島の輪島沖から北方へ約50kmにある孤島、『舳倉島(へぐらじま)』。透き通った美しい海に囲まれ、海女(あま)による素潜りが伝承されていることから別名「海女の島」とも呼ばれています。磯釣りを楽しむ絶好の場として、また一定の期間、渡り鳥が休憩地とすることから、バードウォッチングの場としても人気のスポットです。


フェリーは一日一往復。
9時出港で、7時半受付だったので早めに到着して乗り込むことに。




気が早すぎて一番乗り(笑)
出港までしばし仮眠をとります。


そして、定刻通り出発。
ここから一時間半の船旅です。
久しぶりの船だったので何だかワクワクです。


天気の方は若干雲が厚めでしたが、午後から晴れるとのことで……んっ?それにしても何か少し波が荒いような。
30分後、激しい揺れ、それに加え前日の酒も若干残っていたため、激しい吐き気に……。
「何でこんな所来てしまったんやぁ~。」って後悔してもすでに遅し、永遠とトイレに行ったり来たりを繰り返す……。


七つ島 意識もうろうの中、何とか撮った渾身に力を込めて撮った一枚(笑)


地獄の一時間半を乗り切り何とか舳倉島に上陸。


本土からの荷物を待ち焦がれていた島の方々で賑わう港。
いつの間にか天気の方も回復して絶好の観光日和。
しかし僕はと言うと、それはもう撮影どころではなく憔悴しきって近くのベンチにうずくまっておりました……。
「何でこんな所来てしまったんやぁ~。」


目の前に咲いていたタンポポ。。。

続く

EOS 5D Mark III
EF24-70mm F4 L IS USM
RICOH GRII