■蟲師～AKIRA・スチームボーイの大友克洋監督作品？？

漫画AKIRAで、ジャパンアニメーションを牽引した大友克洋監督の最新作！
出演もオダギリジョー＆蒼井優ちゃんと、日本の映画界の演技派の競演とあってとても楽しみにしていました。

蟲とは、
精霊でも幽霊でも物の怪でもない、妖しき生き物。

この映画は、100年前の日本を舞台に蟲とヒトを巡るファンタジー映画。
ちなみに漫画の原作は漆原友紀氏の作品である。



昨日は、東京ミッドタウンのプレオープン後に国立新美術館に行こうと決めていたのですが歩き疲れたので、急遽映画に変更。
新宿に移動して映画館に向かったのですが・・・

凄い行列！

やっぱさすが大友監督。
人気あるなぁと、しぶしぶ40～50分待って入場したのですが・・・

どうにも、蟲師の世界観に入り込めない私。
原作を全く読んでいなかったので、本当にさっぱり。

セリフもボソボソと聞き取りづらい・・・
スチームボーイの時の小西真奈美のキンキン声に通じるセリフまわし。

むむむ・・・

久々に大きく期待はずれかも。
と、酷評せざるを得ない。



フラガールで一躍有名になった蒼井優さんの演技を楽しみにしていたんですけど・・・
登場シーンが少ない上、演技と言うべき演技が少ない。

ともかく、抑揚のないストーリー展開。
伏線もなく、最後まで単調で盛り上がりが何処だったのか良く解らない。
一体、大友監督は何を描きたかったのか？

アニメーションが素晴らしいわけでもなく、大友監督の持ち味が何も感じられない・・・

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と、勝手に大友作品のイメージを作り上げてしまっている我々に問題があるのかもしれない。
しかし、非常に消化不足。

例えるならスタジオジブリでホラーサスペンスを作成したようなもの。
観客のほとんどは”AKIRA”を期待しているのに全く違う映画を見せられてしまった格好だ。

ともかく、蟲についてはとにかく説明不足で？
見に行くのであれば漫画で予備知識を蓄えて見に行かねばならないかも・・・



と、公開初日限定で上のポストカードを頂いてしましました。
大友監督には書き下ろしのアニメーションの新作を期待します。

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