結論から先に書くと・・・
母親が膵臓がんと診断され手術を行いました。
現在は術後1週間でとりあえず経過は良好だそうです。
他の記事もなかなか書く余裕がない中、すこしこちらの記事を優先して書かせていただきます。
詳しい病気や症状はここでなかなか説明できませんが、
※医学書や他のサイトなどを見て確かめながら記載していないので誤りがあったらすみません
癌の中でも膵臓癌は早期発見が難しく、気づいたころには手遅れで生存率の非常に低い病気だと言われています。
母は黄疸の症状が出始め、病気を疑って検査を行い発覚しました。
近所の病院でCTをとったところ、すぐに大きい病院で精密検査を受けたほうが良いという事で、再検査に訪れた病院で緊急入院が決まったのです。
医師から受けた説明では、黄疸の症状が出ると胆石や膵臓癌を疑うそうです。
胆管とすい管の出口が同じで膵臓(膵管)に腫瘍ができると胆管を塞ぎ黄疸の症状が出ることが多いので、まずもう一度造影剤を使った検査で確認したいとの事。
その結果、やはり膵臓癌が疑わしいので内視鏡を使っての精密検査と細胞を切り取り生体検査を行うという話になりました。
生体検査の結果がなかなか出ない中、先に手術の段取りとさらなる検査や説明が繰り返し行われました。
詳しい話ははしおりますが、
膵臓癌の可能性は極めて高く、
しかし、幸運な事に手術の出来る段階だという事
他に、大きな内臓系の病気を患わった事もなく、他の臓器も正常で、今のところ他への転移がなさそうだという事で、急ピッチで準備が進みました。
膵臓癌=生存率の低い病気
という現実と
その場合、手術をしなければ助かる見込みがほとんどないという知識と、
黄疸の症状以外はまったく健康に見える母親が手術を行い一部臓器を取り出すことで健康状態を悪化させ、ただただ弱って余生を送るかもしれないという疑念など様々な状態が脳裏に浮かんだわけです。
とりあえず、私はここであえてあまり知識を蓄えないようにしました。
かかった病院はそれこそ大病院で、ここの先生方を信じないで何を信じればいいのか?
と思ったからです。
おそらくいろいろな事例、特に失敗例など見ると不安が募るばかりで、状況は改善するわけでもないのに様々な不安を背負うだけになります。
ここは、すべて病院の方針に任せ私は、母親といつも通りの世間話と、手術後の過ごし方だけを話すようにしていました。
いよいよ何日に手術だと決まった時に、さらに1時間ほどの詳しい説明があり、やはり生体検査の結果膵臓癌だったという事と、手術を行える段階だと説明を受けました。
手術の成功率は全国的に97~98%の大手術。
8~10時間に及ぶオペになるとの事でした。
安心したのは、その説明がとても分かりやすく、説得力のあるものであったこと。
また、この病院で10年間に500症例ぐらいの手術を行って死亡事故は0だという事でした。
手術は朝8:30から始まり、母に会えたのは20:00ごろになりました。
途中、16:00ごろに医師から説明があって呼ばれると、いきなりカートに乗せた臓器をもってきたのにはさすがに驚きました・・・
まったく心構えできていなかったですよ(笑)
手術は「膵頭十二指腸切除術」というもので、
胆嚢、胆管、胃の一部、膵頭(膵臓の左半分)、十二指腸を取り除き、小腸を引っ張り臓器状に繋げ機能を補う方法で行われました。
小腸がうまく、つながれば、ほぼ今までと同じように生活できるという事です。
冒頭に経過は良好だと書きましたが、問題はここから。
取り出した臓器の生体検査を行い癌のステージを確定すること。
他への転移が本当にないかが解るのが1か月先にになるという事です。
その結果を待ちつつ、体の状態を整えていくのみです。
本当は、その結果を待ってから記事にすべきかなと思ったのですが・・・
やはり、癌の早期発見は大切です。
今回、母は自分で黄疸だと気づいて検査を行えましたが・・・
健康オタク?でいろんな病気の症状を知っていたから自分で疑えたのですが、
今となってみるともう少し前に気づけるチャンスがあったのです。
春先に2度ほど嘔吐で病院を診療していた
肌がなんとなく黄色かった
もう、このころに症状が出始めていたんだと思います。
母が嘔吐したと聞いたころはちょうど季節の変わり目で、細菌性の風邪でもひいたんだろうとあまり気にかけていませんでした。
ですが、母と一緒に住む姉からは心配して相談を受けていたんですね。
その際、もう少し他の可能性を疑っていればと・・・
結論から言うと、この膵臓癌の場合は
とても上手なエコー技師が検査するか造影剤をつかったCT検査をしないと見分けられないとのことで、この時点では見つけることは極めて難しかったのだと思います。
ですが、そのころから少し、肌が黄色くなっていた気もするし、もっと知識があればわかったのかもしれません。
まぁ、そのことで自分を責めたり、深く落ち込むよなことはない私なのですが・・・
できれば、他の方にもこういった見つけるチャンスを失ってもらいたくなくて記事にしました。
私の母も70を超え、やはり高齢です。
おそらくここを時々見てくれている友人の両親も同じような年齢で、それだけ病気のリスクが高まっていると思うのです。
癌の治療は早期発見が必須です。
「友人のお母さんが膵臓癌で手術したんだって?最近、体調大丈夫?」ぐらい声を掛けていただき・・・
もし、この記事がそういった病気の早期発見に少しでも貢献できたらなと思います。
母親が膵臓がんと診断され手術を行いました。
現在は術後1週間でとりあえず経過は良好だそうです。
他の記事もなかなか書く余裕がない中、すこしこちらの記事を優先して書かせていただきます。
詳しい病気や症状はここでなかなか説明できませんが、
※医学書や他のサイトなどを見て確かめながら記載していないので誤りがあったらすみません
癌の中でも膵臓癌は早期発見が難しく、気づいたころには手遅れで生存率の非常に低い病気だと言われています。
母は黄疸の症状が出始め、病気を疑って検査を行い発覚しました。
近所の病院でCTをとったところ、すぐに大きい病院で精密検査を受けたほうが良いという事で、再検査に訪れた病院で緊急入院が決まったのです。
医師から受けた説明では、黄疸の症状が出ると胆石や膵臓癌を疑うそうです。
胆管とすい管の出口が同じで膵臓(膵管)に腫瘍ができると胆管を塞ぎ黄疸の症状が出ることが多いので、まずもう一度造影剤を使った検査で確認したいとの事。
その結果、やはり膵臓癌が疑わしいので内視鏡を使っての精密検査と細胞を切り取り生体検査を行うという話になりました。
生体検査の結果がなかなか出ない中、先に手術の段取りとさらなる検査や説明が繰り返し行われました。
詳しい話ははしおりますが、
膵臓癌の可能性は極めて高く、
しかし、幸運な事に手術の出来る段階だという事
他に、大きな内臓系の病気を患わった事もなく、他の臓器も正常で、今のところ他への転移がなさそうだという事で、急ピッチで準備が進みました。
膵臓癌=生存率の低い病気
という現実と
その場合、手術をしなければ助かる見込みがほとんどないという知識と、
黄疸の症状以外はまったく健康に見える母親が手術を行い一部臓器を取り出すことで健康状態を悪化させ、ただただ弱って余生を送るかもしれないという疑念など様々な状態が脳裏に浮かんだわけです。
とりあえず、私はここであえてあまり知識を蓄えないようにしました。
かかった病院はそれこそ大病院で、ここの先生方を信じないで何を信じればいいのか?
と思ったからです。
おそらくいろいろな事例、特に失敗例など見ると不安が募るばかりで、状況は改善するわけでもないのに様々な不安を背負うだけになります。
ここは、すべて病院の方針に任せ私は、母親といつも通りの世間話と、手術後の過ごし方だけを話すようにしていました。
いよいよ何日に手術だと決まった時に、さらに1時間ほどの詳しい説明があり、やはり生体検査の結果膵臓癌だったという事と、手術を行える段階だと説明を受けました。
手術の成功率は全国的に97~98%の大手術。
8~10時間に及ぶオペになるとの事でした。
安心したのは、その説明がとても分かりやすく、説得力のあるものであったこと。
また、この病院で10年間に500症例ぐらいの手術を行って死亡事故は0だという事でした。
手術は朝8:30から始まり、母に会えたのは20:00ごろになりました。
途中、16:00ごろに医師から説明があって呼ばれると、いきなりカートに乗せた臓器をもってきたのにはさすがに驚きました・・・
まったく心構えできていなかったですよ(笑)
手術は「膵頭十二指腸切除術」というもので、
胆嚢、胆管、胃の一部、膵頭(膵臓の左半分)、十二指腸を取り除き、小腸を引っ張り臓器状に繋げ機能を補う方法で行われました。
小腸がうまく、つながれば、ほぼ今までと同じように生活できるという事です。
冒頭に経過は良好だと書きましたが、問題はここから。
取り出した臓器の生体検査を行い癌のステージを確定すること。
他への転移が本当にないかが解るのが1か月先にになるという事です。
その結果を待ちつつ、体の状態を整えていくのみです。
本当は、その結果を待ってから記事にすべきかなと思ったのですが・・・
やはり、癌の早期発見は大切です。
今回、母は自分で黄疸だと気づいて検査を行えましたが・・・
健康オタク?でいろんな病気の症状を知っていたから自分で疑えたのですが、
今となってみるともう少し前に気づけるチャンスがあったのです。
春先に2度ほど嘔吐で病院を診療していた
肌がなんとなく黄色かった
もう、このころに症状が出始めていたんだと思います。
母が嘔吐したと聞いたころはちょうど季節の変わり目で、細菌性の風邪でもひいたんだろうとあまり気にかけていませんでした。
ですが、母と一緒に住む姉からは心配して相談を受けていたんですね。
その際、もう少し他の可能性を疑っていればと・・・
結論から言うと、この膵臓癌の場合は
とても上手なエコー技師が検査するか造影剤をつかったCT検査をしないと見分けられないとのことで、この時点では見つけることは極めて難しかったのだと思います。
ですが、そのころから少し、肌が黄色くなっていた気もするし、もっと知識があればわかったのかもしれません。
まぁ、そのことで自分を責めたり、深く落ち込むよなことはない私なのですが・・・
できれば、他の方にもこういった見つけるチャンスを失ってもらいたくなくて記事にしました。
私の母も70を超え、やはり高齢です。
おそらくここを時々見てくれている友人の両親も同じような年齢で、それだけ病気のリスクが高まっていると思うのです。
癌の治療は早期発見が必須です。
「友人のお母さんが膵臓癌で手術したんだって?最近、体調大丈夫?」ぐらい声を掛けていただき・・・
もし、この記事がそういった病気の早期発見に少しでも貢献できたらなと思います。