TVで話題の20世紀少年最終章-僕らの旗-を見てきました。
第一章では太鼓判を押した私。
確かに第一章は楽しかったんですけど、二章・三章と引っ張りすぎです!
原作を読んでいない私は純粋に一つの映画として楽しみにしていたかったんですけど・・・
”ともだち”がいったい誰なのか?というたった一つの謎解きに永遠8時間ぐらい掛けて(期間に関しては1年)繰り広げられる展開に少しうんざり・・・
ファンの方には申し訳ないですが、そんなに熱い目で見に行っているわけじゃないし、限られた上演時間の中でいろいろ感動や共感、驚きなどを感じたいと思って見に行くわけで、ズ~ズ~ダラダラの物語をはたして映画と呼んでいいものか少し疑問です。
ハリー・ポッターと謎のプリンスでも同じような感想を書きましたが、まだハリーポッターは一つ一つの区切りがあって物語が個別に成立しているんですけど(最終話は恐らく違いますが)、20世紀少年に関しては結論をズルズル引き延ばす為に登場人物を追加しながら陳腐な伏線を量産しているとしか思えないんですよね・・・
いや、多分これはマンガを読んでいなかったからこその感想だと思うんです。
連載時には一週間おきに”ともだち”が誰なのかを友人らと議論する余裕があり、それが話題となったんだと思います。
しかし、映画だけを見た私には、誰がともだちなのかを予想する”間”が短く、そして長く(映画間が半年)、見る側の都合を余りにも無視したつくりだと思うんです。
ですから、20世紀少年自体がつまらないというよりは、映画の章立てという構造が許せないのかもしれません。
やはり、限られた予算、時間の中で演出を凝縮しながら、最大限の効果を模索しながら作られた映画とは全く異なるというか・・・
その編集作業を放棄しているというか?
この事は今後の映画産業に凄く影響のあることだと思うんです。
三部作で100億円の興行収入に達する事が予想されますが・・・
それを成功として今後このような映画が増えてしまったら、映画の地位は失落しTVドラマとなんら変わらない陳腐な映画が増えてしまいそうでなりません。
---
やっぱり私は一話完結の映画が好き。
映画の本質だと思うんですよね。
この20世紀少年もTVドラマだったら楽しく見れたと思うんですけどね。
20世紀少年3部作見るぐらいだったら他の映画三本見たほうが実りがあったように思うのは私だけでしょうか?
---
と、ここから映画本編の事に触れるのもなんですが・・・
粗い。
一部では物凄くハイテクなのに、戦い方がローテクだったり・・・
無駄に芸能人が出演。
ちょい役のキャラ設定がいい加減で、ギャグも雑。
余りにも出演者が多く、そして何度も登場。
いったい13番はどんなに凄いヤツなんだ・・・
そして、これは自分が悪いんですけど誰が誰だか解らなくなる・・・
今回の映画ではキチンと”ともだち”の素顔が明かされます。
そして、映画本編にしかないもう一つの真実が明かされるのです。
しかし、映画の余韻を残さないあの終わり方。
やはり映画好きには許せません。
---
と、久々の酷評。
ほんと、ファンの人にはごめんなさい。
でも、嫁さんは結論が腑に落ちたようで楽しかったそうですよ。
あ、そうそう高橋幸宏をこんなかたちで久々に見るとは思ってもいませんでした(笑)
■20世紀少年最終章-僕らの旗-の公式HPはこちらから
映画本編前に1章・2章と復習ムービーが流れますが・・・
いきなり第三章だけ見ても訳がわからないでしょうね。
第一章では太鼓判を押した私。
確かに第一章は楽しかったんですけど、二章・三章と引っ張りすぎです!
原作を読んでいない私は純粋に一つの映画として楽しみにしていたかったんですけど・・・
”ともだち”がいったい誰なのか?というたった一つの謎解きに永遠8時間ぐらい掛けて(期間に関しては1年)繰り広げられる展開に少しうんざり・・・
ファンの方には申し訳ないですが、そんなに熱い目で見に行っているわけじゃないし、限られた上演時間の中でいろいろ感動や共感、驚きなどを感じたいと思って見に行くわけで、ズ~ズ~ダラダラの物語をはたして映画と呼んでいいものか少し疑問です。
ハリー・ポッターと謎のプリンスでも同じような感想を書きましたが、まだハリーポッターは一つ一つの区切りがあって物語が個別に成立しているんですけど(最終話は恐らく違いますが)、20世紀少年に関しては結論をズルズル引き延ばす為に登場人物を追加しながら陳腐な伏線を量産しているとしか思えないんですよね・・・
いや、多分これはマンガを読んでいなかったからこその感想だと思うんです。
連載時には一週間おきに”ともだち”が誰なのかを友人らと議論する余裕があり、それが話題となったんだと思います。
しかし、映画だけを見た私には、誰がともだちなのかを予想する”間”が短く、そして長く(映画間が半年)、見る側の都合を余りにも無視したつくりだと思うんです。
ですから、20世紀少年自体がつまらないというよりは、映画の章立てという構造が許せないのかもしれません。
やはり、限られた予算、時間の中で演出を凝縮しながら、最大限の効果を模索しながら作られた映画とは全く異なるというか・・・
その編集作業を放棄しているというか?
この事は今後の映画産業に凄く影響のあることだと思うんです。
三部作で100億円の興行収入に達する事が予想されますが・・・
それを成功として今後このような映画が増えてしまったら、映画の地位は失落しTVドラマとなんら変わらない陳腐な映画が増えてしまいそうでなりません。
---
やっぱり私は一話完結の映画が好き。
映画の本質だと思うんですよね。
この20世紀少年もTVドラマだったら楽しく見れたと思うんですけどね。
20世紀少年3部作見るぐらいだったら他の映画三本見たほうが実りがあったように思うのは私だけでしょうか?
---
と、ここから映画本編の事に触れるのもなんですが・・・
粗い。
一部では物凄くハイテクなのに、戦い方がローテクだったり・・・
無駄に芸能人が出演。
ちょい役のキャラ設定がいい加減で、ギャグも雑。
余りにも出演者が多く、そして何度も登場。
いったい13番はどんなに凄いヤツなんだ・・・
そして、これは自分が悪いんですけど誰が誰だか解らなくなる・・・
今回の映画ではキチンと”ともだち”の素顔が明かされます。
そして、映画本編にしかないもう一つの真実が明かされるのです。
しかし、映画の余韻を残さないあの終わり方。
やはり映画好きには許せません。
---
と、久々の酷評。
ほんと、ファンの人にはごめんなさい。
でも、嫁さんは結論が腑に落ちたようで楽しかったそうですよ。
あ、そうそう高橋幸宏をこんなかたちで久々に見るとは思ってもいませんでした(笑)
■20世紀少年最終章-僕らの旗-の公式HPはこちらから
映画本編前に1章・2章と復習ムービーが流れますが・・・
いきなり第三章だけ見ても訳がわからないでしょうね。
今晩は~。
凄いいっぱい見に行っているんですね。
確かに、誰もが友達と同じ状況に陥る可能性はあるということではメッセージを感じたんですが・・・
その後、世界を巻き込んでまで仕返し?を行おうとする行為にどうも私は入り込めなかったようです。
しかし、ほんと誰もが友達を作り出す可能性はあるんだと強く感じましたね。
なんか、子供の頃の悪行?を思い出し思い巡らせる自分がいました。
今から再訪して評価ポイントチェックさせていただきますね。
評価を下げていいものかな・・・
20世紀少年大ファンの私は、第1章9回、第2章を5回
映画館で観賞してしまいました。
原作のあの名シーンが再現されて、さらに
ケンヂのあの歌も聞けて、結末の描き方…
原作と言いたい事は同じだけど、描き方が
異なりラスト10分は感動しました。
誰しもがともだちになる可能性があり、ともだちを
生みだしてしまう可能性もあることを…
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
コメント&TBありがとうございます。
僕もそこまではっきり言っていいか解らなかったんですけど・・・
やっぱ単に面白くなかったのかな?
途中、ほんと何も内容がなかったと思いますね。。。
>fuRuさん
僕は全く原作読んでいないもので・・・
Alwaysと同じく、僕らよりちょっと上の世代の人には感度がいいのでしょうか?
僕はリアルな20世紀像を描こうとしている反面、非現実な出来事の起きる世界に入り込めなかったんだと思います。
世界的なテロを行う集団なのに、詰めのあますぎる所とかとにかくギャップが大きすぎたのかな。
例えば、操縦席をシェルターにする必要全くないのにソレで助かっちゃうとか・・・
と、世間でもこの作品はかなり評価が別れているようですね。
自分も原作未読ですが、この章立てが悪いんじゃなくて、単純に三部作通してこの映画が「つまんない」からだと思ってるんですけど。
特に時間稼ぎにしか見えなかった2章が醜かった。
最終章はなんだか登場人物たちの「大反省会」みたいだったし。
「最後の10分」の落としどころは好きなんですけどね。