洋館好きの方にお勧めしたいのがこの上田邸 (旧忍旅館)
上野公園の外れの方にひっそりというか、他の建物の間に”かくれんぼ”しているかのように佇んでいて、まるでこの建物の周りだけが時間が止まったように思える外観。
建物を紹介する看板には、
「上田邸は、以前、忍旅館として営業しており「花園町(現在池之端)の白さぎ城」と親しまれていた。建築当時こうした洋館は珍しく、見学者が耐えなかったといわれている。
この建物は、木造建築であり、モルタルに目地を切って石壁風にみせた外壁や窓上部などに共通のデザインはあるが、窓の付け方やイオニア式をはじめとする柱に各層独自のデザインを取り入れた外観となっている。 1階から 3階の各層は階段状にセットバックしているので、3階建ての上に塔屋が乗っていても圧迫感がないことも特徴のひとつである。」
と書いてあり、それ以上の情報は良く解りませんが、
東京都選定歴史的建造物ということだそうです。
私もこの建物の事を知っていたわけではないんですけど・・・
池之端界隈を散策中に偶然見つけた建物。
洋風の独特な外観に惹かれました。
昭和四年に造られたこの建物。
外観はさほど痛んでおらず、昭和モダン、大正モダンの可愛らしいディテールが魅力的です。
イオニア式の柱は紀元前のスタイルなので、この様式に本来合うはずがないんですけど・・・
でも、不思議とマッチしているんですよね。
各層とも違ったデザインがまた絶妙。
洋風建築の隠れた名作ではないでしょうか?
■上田邸(旧忍旅館)
所在地:台東区池之端3-3-19
設計者:不詳
森鴎外のゆかりの旧家のある「水口ホテル鴎外荘」の近くにあります。
お近くにお立ち寄りの際は見学してみてください。
上野公園の外れの方にひっそりというか、他の建物の間に”かくれんぼ”しているかのように佇んでいて、まるでこの建物の周りだけが時間が止まったように思える外観。
建物を紹介する看板には、
「上田邸は、以前、忍旅館として営業しており「花園町(現在池之端)の白さぎ城」と親しまれていた。建築当時こうした洋館は珍しく、見学者が耐えなかったといわれている。
この建物は、木造建築であり、モルタルに目地を切って石壁風にみせた外壁や窓上部などに共通のデザインはあるが、窓の付け方やイオニア式をはじめとする柱に各層独自のデザインを取り入れた外観となっている。 1階から 3階の各層は階段状にセットバックしているので、3階建ての上に塔屋が乗っていても圧迫感がないことも特徴のひとつである。」
と書いてあり、それ以上の情報は良く解りませんが、
東京都選定歴史的建造物ということだそうです。
私もこの建物の事を知っていたわけではないんですけど・・・
池之端界隈を散策中に偶然見つけた建物。
洋風の独特な外観に惹かれました。
昭和四年に造られたこの建物。
外観はさほど痛んでおらず、昭和モダン、大正モダンの可愛らしいディテールが魅力的です。
イオニア式の柱は紀元前のスタイルなので、この様式に本来合うはずがないんですけど・・・
でも、不思議とマッチしているんですよね。
各層とも違ったデザインがまた絶妙。
洋風建築の隠れた名作ではないでしょうか?
■上田邸(旧忍旅館)
所在地:台東区池之端3-3-19
設計者:不詳
森鴎外のゆかりの旧家のある「水口ホテル鴎外荘」の近くにあります。
お近くにお立ち寄りの際は見学してみてください。