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最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

反原発村~議論のすり替え・原子力規制委員長

2012-07-20 23:34:06 | ■雑談
最近、ちょっと政治的な話題を書いていませんでしたが・・・
どうにも許せません。

原子力安全・保安院の後釜?として新設される原子力規制委員長に原子力委員会の前委員長代理の方が就くという話です。
その就任会見?非公式なもの?なのか良く解りませんがTVでこう発言していました。
「原子力村というのもありますが、反原発村というのもある。そのことを踏まえて・・・」のような発言。
※正確な言葉でな無いので語尾等は若干違うかもです。

違うんだよ~

反原発というのは国民の声で、経済の下で結束されたムラとは大きく違うのです。
もちろん、原発がなくなると得する人がいて、その人たちが反原発の圧力をかけているところもあるのかもしれません。

ですが、国会前のデモを見てください。
電力会社の意見徴収会に希望を出した人の比率を確認してください。

反原発というか、脱原発の声はいまや国民の大半の声なのです。

原子力規制委員長に就任予定の田中氏は原子炉工学が専門で
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/92.html
によると原子力の御用学者という位置づけ(情報は定かではありません)

電力会社から一定以上の寄付を受けていない人が就任の条件という事ですが、そのボーダーは一体?いくらなのでしょうか?
ただ、原子力を管理するのが研究内容とのことで、電力会社からの寄付等もやむを得ないと思うのでここはあまり深く追求しませんが・・・

もう一度、会見の言葉
「反原発村もある」
という発言がどうしても許せないのです。

僕らはまずその経済原理は無視して、安全に扱う事のできないだろう原発を手放したい。
そのための努力、不便は強いられる覚悟をしているわけです。
原発があることで得をする者。
原発がなくなると得をする者。
そんな人たちの事を考えて、原発云々いっているわけではないという事を理解していない事が問題です。

原子力を規制する。
安全に管理する立場のものが、経済性に関してまず第一に発言した事。
なんか、今後の方向性を指し示すようで本当に気分が悪くなりました。

そんなムラの事は規制庁が考える事ではない。
まず、安全のためにどうすればよいかだけを考えて行動するために経済産業省等から独立させたのではないのでしょうか?

そして、原発村の人々が反原発村に移り住めばいいだけだという事をどうして考えないのかが理解できません。

いろいろ異論・反論もあるかもしれませんがやはり自分の考えを形に残すのもそれぞれ国民の責任かなぁと思って記事にしました。

とにかく、子供の為に安心して暮らせる日本を残したいだけなのです・・・
ほんとうにがっかりです。。。


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