世界平和記念聖堂を後にした我々は昼ご飯にお好み焼きを頂こうと、みっちゃん総本店に向かいました。(一番人気の八昌さんはランチ営業していなかったので)
嫁さんのお腹の中で成長しつつある赤ちゃんが「早く早く」とご飯を催促するんですよね。
大通りから少し外れた路地にあるみちゃんに到着して愕然・・・
超!長蛇の列。
お盆休み初日。
ちょうど昼時ということもあってものすごく混んでいたのです・・・
さすがにお腹の中の赤ちゃんにそれだけ待たせるわけにはいかないと、予めリサーチしてあった胡桃屋というお好み焼きやさんへ。
ガイドブック等にはほとんど掲載がないんだけど、食べログなどでみっちゃんより高い評価を得ていた穴場的お店で、十数人の行列ができていました。
これぐらいの行列だったら頑張ろうと、並び始めたんですけど、
結局、食べるまで一時間ぐらいは待たされてしまいました・・・
でも、その待った甲斐もありおいし~いお好み焼きがいただけました。
それもその筈、後述しますがみっちゃんの流れ作業的なお好み焼きとは違って店主が一枚一枚丁寧に焼き加減を調節しながら焼いていただいているので、キャベツのしんなり感もソバの硬さもベストなB級グルメの域を超えた料理?としての”お好み焼き”を頂くことができたわけです
ほんと、胡桃屋さんを調べておいて良かった。おいしかったですよ~。
トッピングのネギで味を変えながら頂くとさらに美味しいです!
■胡桃屋(くるみや)
住所:広島県広島市中区八丁堀9-5 山本ビル2F
TEL:082-228-5915
営業時間:11:00~14:30 17:00~21:00
定休日:日曜・祝日
ランチ営業をしているお好み焼きやさんが少ない中で、これだけおいしいお店がやっていたらいくしかありません!
お腹がいっぱいになったところで腹ごなしにてくてく原爆ドーム方向に歩き出した我々一行。
せっかくなんで広島市民球場を見ておこうと思ったら、そういえばもうここは市民球場じゃなかったんですね・・・
なんかガラ~ンとしちゃってイベント等には今までどおり使われてはいるようなんですけどなんか寂しいです。
旧広島市民球場から振り返ると道路の反対側には原爆ドームの無残な姿が見てとれます。
戦争前までは広島県産業奨励館として物産館として機能していたそうです。
原爆の投下目標はこの原爆ドームのすぐ北西の相生川に掛かるT字の橋の部分だったそうです。
実際には爆心地がここより若干東南にズレますが、爆風の衝撃をほぼ直上から受けたため外壁等の一部が原型をとどめて残っているそうです。
原爆の影響は一瞬に、そして永遠に傷跡を残すこととなりました。
原爆ドームの足元に残る瓦礫の山。
呻き声が漏れ聞こえそうな悲惨な有様は、後世にきちんと語り継がなければならない負の世界遺産として大切に保存していかなくてはなりません。
原爆ドームの近くにいるお地蔵さん。
足元には被災して出来た影が残っています。
被爆して亡くなった子供や、その後白血病を発症して亡くなった子供を慰霊する原爆の子の像。
中央には金色の鶴の形をした鐘が備えられとてもかわいらしい。
一瞬、戦争の事とか忘れそうになりますが、その周りを年間1000万羽といわれる折鶴が囲み異様な雰囲気です。
この鶴に込められた願いが世界中の人々に伝わりますように・・・
三度も広島に訪れていながら、広島平和記念資料館を鑑賞するのは初めてです。
しかし、何でもっと早くに見に来なかったんだろうと思う後悔の念が・・・
修学旅行や課外学習ではない単なる観光客や外国人ツーリストが、真剣に戦争の事を学んでいる事にびっくりしました。
メインのテーマは戦争前の広島。
原爆投下による被害や、その後の復興。
悲惨な状況を伝えるための写真や遺品。
という具合だったんですけど・・・
私が興味を持ったのが、なぜ広島である必要があったか?
というテーマです。
原爆投下時には日本は敗戦も目前。
そんな状況下で、アメリカは戦争後の世界に対する覇権と、原爆の威力を実験するために広島に原爆を投下したという内容のものでした。
原爆投下の目標地にされた都市はほかにも十数地あったんですけど、その中でも広島は捕虜等がいなく、原爆の効果を計測するにはもってこいの都市だったそうです。
その為、原爆の投下が決まってからは爆撃などで市街地を破壊することなく無傷にとどめることで最大限に原爆の成果を図ることが出来るようにしたそうです。
しばらく空爆などなく安心していた市民を襲った突然の原爆投下。
人類史上最悪の人体実験はこうして行われたとの事です。
オバマ大統領が先日「米国は、核兵器を使った世界で唯一の核大国として、行動する道義的な責務がある」とスピーチしました。
この事は核廃絶に一歩近づいたという意見も多いですが、しかし言葉だけでなくてきちんとこれから行動で示してもらいたいもです。
核廃絶ということも需要ですが、根本は違うんだと思うんですよね。
ベトナム戦争、中東戦争、アフガン戦争でアメリカは同じ過ちを繰り返してきています。
戦争行為やテロ・暴動などの根本的解決でなく、そこから派生する利権を確保するための”力”を見せ付ける為の行為が繰り返されています。
原爆でなければ枯葉剤や、劣化ウラン弾だったら道義的にいいのでしょうか?
核を廃絶することは必要だと思いますが、それだけが正義でない事をキチンと理解しなければいけません。
もし、核を封印したとしてもその核を上回る力を手に入れたということなのだけかもしれません・・・
世界の平和は一体いつになったら訪れるのでしょうか?
広島の町には路面電車が良く似合います。
以前広島に来たときに偶然乗り合わせた車両が被爆電車だったんですけど、現在は3台ぐらいしか走っていないんだそうです。
↑の電車もひょっとしたらと思って調べてみましたがハズレでした。
宿泊したホテルの近く(八丁堀)で見つけた甘味処はち乃木で宇治金時と氷ぜんざいを頂きました。
これが美味しいのってなんのって。
抹茶味もほろ苦く(苦すぎない)、絶妙なバランス。
氷ぜんざいも見事に氷と小豆が混ざり合い練乳が甘すぎず美味しいです。
アーケードの中にあるちょっと小綺麗なお店なんですけど、もっと和のたたずまいだったらもっともっと観光客に人気が出るでしょうねぇ~。
もちろん、地元の方には人気でしたよ!
クロックスのお店でカープ仕様のサンダルが売られていました。
一部の球団用のシリーズがあるんですね。
これ履いて応援に行くのかな?
晩飯は伊志井という瀬戸内の魚料理の食べられるお店へ。
ビジネス街にある為か?お盆のこの日はちょっと空いていましたが、美味しく頂くことが出来ました。
特に鱧の天麩羅が美味しかったです。
※店名に誤りがあり訂正させていただきました。
そこではこんなお酒までありました(笑)
昇鯉(しょうり)の美酒です。
なんか市民に愛されているんですね。
明日は宮島に上陸です!
続きはこちらからどうぞ
■いざ宮島へ~鹿も花火待ちぼうけ~広島旅行3
嫁さんのお腹の中で成長しつつある赤ちゃんが「早く早く」とご飯を催促するんですよね。
大通りから少し外れた路地にあるみちゃんに到着して愕然・・・
超!長蛇の列。
お盆休み初日。
ちょうど昼時ということもあってものすごく混んでいたのです・・・
さすがにお腹の中の赤ちゃんにそれだけ待たせるわけにはいかないと、予めリサーチしてあった胡桃屋というお好み焼きやさんへ。
ガイドブック等にはほとんど掲載がないんだけど、食べログなどでみっちゃんより高い評価を得ていた穴場的お店で、十数人の行列ができていました。
これぐらいの行列だったら頑張ろうと、並び始めたんですけど、
結局、食べるまで一時間ぐらいは待たされてしまいました・・・
でも、その待った甲斐もありおいし~いお好み焼きがいただけました。
それもその筈、後述しますがみっちゃんの流れ作業的なお好み焼きとは違って店主が一枚一枚丁寧に焼き加減を調節しながら焼いていただいているので、キャベツのしんなり感もソバの硬さもベストなB級グルメの域を超えた料理?としての”お好み焼き”を頂くことができたわけです
ほんと、胡桃屋さんを調べておいて良かった。おいしかったですよ~。
トッピングのネギで味を変えながら頂くとさらに美味しいです!
■胡桃屋(くるみや)
住所:広島県広島市中区八丁堀9-5 山本ビル2F
TEL:082-228-5915
営業時間:11:00~14:30 17:00~21:00
定休日:日曜・祝日
ランチ営業をしているお好み焼きやさんが少ない中で、これだけおいしいお店がやっていたらいくしかありません!
お腹がいっぱいになったところで腹ごなしにてくてく原爆ドーム方向に歩き出した我々一行。
せっかくなんで広島市民球場を見ておこうと思ったら、そういえばもうここは市民球場じゃなかったんですね・・・
なんかガラ~ンとしちゃってイベント等には今までどおり使われてはいるようなんですけどなんか寂しいです。
旧広島市民球場から振り返ると道路の反対側には原爆ドームの無残な姿が見てとれます。
戦争前までは広島県産業奨励館として物産館として機能していたそうです。
原爆の投下目標はこの原爆ドームのすぐ北西の相生川に掛かるT字の橋の部分だったそうです。
実際には爆心地がここより若干東南にズレますが、爆風の衝撃をほぼ直上から受けたため外壁等の一部が原型をとどめて残っているそうです。
原爆の影響は一瞬に、そして永遠に傷跡を残すこととなりました。
原爆ドームの足元に残る瓦礫の山。
呻き声が漏れ聞こえそうな悲惨な有様は、後世にきちんと語り継がなければならない負の世界遺産として大切に保存していかなくてはなりません。
原爆ドームの近くにいるお地蔵さん。
足元には被災して出来た影が残っています。
被爆して亡くなった子供や、その後白血病を発症して亡くなった子供を慰霊する原爆の子の像。
中央には金色の鶴の形をした鐘が備えられとてもかわいらしい。
一瞬、戦争の事とか忘れそうになりますが、その周りを年間1000万羽といわれる折鶴が囲み異様な雰囲気です。
この鶴に込められた願いが世界中の人々に伝わりますように・・・
三度も広島に訪れていながら、広島平和記念資料館を鑑賞するのは初めてです。
しかし、何でもっと早くに見に来なかったんだろうと思う後悔の念が・・・
修学旅行や課外学習ではない単なる観光客や外国人ツーリストが、真剣に戦争の事を学んでいる事にびっくりしました。
メインのテーマは戦争前の広島。
原爆投下による被害や、その後の復興。
悲惨な状況を伝えるための写真や遺品。
という具合だったんですけど・・・
私が興味を持ったのが、なぜ広島である必要があったか?
というテーマです。
原爆投下時には日本は敗戦も目前。
そんな状況下で、アメリカは戦争後の世界に対する覇権と、原爆の威力を実験するために広島に原爆を投下したという内容のものでした。
原爆投下の目標地にされた都市はほかにも十数地あったんですけど、その中でも広島は捕虜等がいなく、原爆の効果を計測するにはもってこいの都市だったそうです。
その為、原爆の投下が決まってからは爆撃などで市街地を破壊することなく無傷にとどめることで最大限に原爆の成果を図ることが出来るようにしたそうです。
しばらく空爆などなく安心していた市民を襲った突然の原爆投下。
人類史上最悪の人体実験はこうして行われたとの事です。
オバマ大統領が先日「米国は、核兵器を使った世界で唯一の核大国として、行動する道義的な責務がある」とスピーチしました。
この事は核廃絶に一歩近づいたという意見も多いですが、しかし言葉だけでなくてきちんとこれから行動で示してもらいたいもです。
核廃絶ということも需要ですが、根本は違うんだと思うんですよね。
ベトナム戦争、中東戦争、アフガン戦争でアメリカは同じ過ちを繰り返してきています。
戦争行為やテロ・暴動などの根本的解決でなく、そこから派生する利権を確保するための”力”を見せ付ける為の行為が繰り返されています。
原爆でなければ枯葉剤や、劣化ウラン弾だったら道義的にいいのでしょうか?
核を廃絶することは必要だと思いますが、それだけが正義でない事をキチンと理解しなければいけません。
もし、核を封印したとしてもその核を上回る力を手に入れたということなのだけかもしれません・・・
世界の平和は一体いつになったら訪れるのでしょうか?
広島の町には路面電車が良く似合います。
以前広島に来たときに偶然乗り合わせた車両が被爆電車だったんですけど、現在は3台ぐらいしか走っていないんだそうです。
↑の電車もひょっとしたらと思って調べてみましたがハズレでした。
宿泊したホテルの近く(八丁堀)で見つけた甘味処はち乃木で宇治金時と氷ぜんざいを頂きました。
これが美味しいのってなんのって。
抹茶味もほろ苦く(苦すぎない)、絶妙なバランス。
氷ぜんざいも見事に氷と小豆が混ざり合い練乳が甘すぎず美味しいです。
アーケードの中にあるちょっと小綺麗なお店なんですけど、もっと和のたたずまいだったらもっともっと観光客に人気が出るでしょうねぇ~。
もちろん、地元の方には人気でしたよ!
クロックスのお店でカープ仕様のサンダルが売られていました。
一部の球団用のシリーズがあるんですね。
これ履いて応援に行くのかな?
晩飯は伊志井という瀬戸内の魚料理の食べられるお店へ。
ビジネス街にある為か?お盆のこの日はちょっと空いていましたが、美味しく頂くことが出来ました。
特に鱧の天麩羅が美味しかったです。
※店名に誤りがあり訂正させていただきました。
そこではこんなお酒までありました(笑)
昇鯉(しょうり)の美酒です。
なんか市民に愛されているんですね。
明日は宮島に上陸です!
続きはこちらからどうぞ
■いざ宮島へ~鹿も花火待ちぼうけ~広島旅行3
しかも、お盆は天然物が入らないとの事で
お休みされてましたよ。
ご指摘ありがとうございます。
ガイドブックに掲載されている中で店名を間違えておりました。
大変失礼致しました。
多分、ここの伊志井さんもそうだと思うんですけど、お盆時期なので刺身等の鮮度が悪かったのでせっかくその他の料理は美味しかったのに残念でなりません。
獨楽さんのようにお店を閉めてしまうのが一番の方法かと思いますが観光客の我々にとっては、それでも営業をしていて欲しい所・・・
そして、思い出しました。。。。
始め獨楽に電話を掛けて繋がらなかったので店の前まで見に行って引き返したんでした・・・
う~ん次回はチャレンジしたいと思います。
ガイドブックに丸つけていたお店の名前を書いてしまったのでした・・・
本当にすみません。
「原爆投下が終戦を早めた」という説は、アメリカが原爆投下を正当化する為に、今も言い張っているウソ話である。
「日本を降伏させるのに原爆投下は必要なかった」という事実は、とっくに証明されているのだ。
それこそTBSの特番、『"ヒロシマ"あの時、原爆投下は止められた』でもやっていたほどの常識だ。
※(某キャスター氏のコメントは人間理解の浅薄さを証明する情けないものだったが。)
「天皇の地位保全」の条項さえ出せば、原爆を投下せずとも日本は降伏すると米国務次官・グルーは何度も主張した。
しかし大統領トルーマンは、ポツダム宣言の草案から「天皇の地位保全」を認める条項をあえて削除した。
トルーマンは原爆を投下するまで日本を降伏させたくなかったのだ!
○莫大な費用をかけて作った原爆を、議会対策の為にも使わなければならなかった。
○ウラン濃縮型と、プルトニウム型の2種類の原爆を、黄色いサルの住む都市で実験使用して、その効果を確かめる必要があった。
○戦後の世界秩序を巡って、ソ連のスターリンに脅しをかけておく必要があった。
原爆投下は終戦を早める為に実行されたのではない!
ルーズベルトの急死で、たまたま大統領になってしまい、
「つぶれた田舎の雑貨屋のおやじ」と言われて全米国民の溜息を浴びていたハリー・トルーマンは、
自分の強さを誇示する為に、何が何でも虫けら同然の日本人の上に原爆を落としたかったのだ。
トルーマンは原爆を2個落とし、目的を達成したら、グルーの案に戻り、「天皇の地位保全」を日本に伝えた。
結局はトルーマンの計画通りに進んだのだ。
グルーの努力は実を結ばなかった!
『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』(草思社)の著者、鳥居氏によれば、
ルーズベルトは、日本との戦争が長引けば中国が内戦になる可能性が高まると考え、
ドイツを降伏させたあと、一日も早く日本を降伏させるために、グルーを起用した。
ルーズベルトは「天皇の地位保全」を主張するグルーに希望を託したのだ。
ところがルーズベルトの急死、トルーマンの大統領就任によって、グルーの対日政策は無視される。
日本を降伏させるわけにはいかなかったからだ!
原爆を落とすために!
日本の正しい歴史を知るには
小林よしのり『戦争論』全3巻がおすすめです。
興味深い意見ですね。
「天皇の地位保全」の条項に関しては僕もTVで見ました。
ほんとひどい話ですよね。
二種類の原爆の実験だったという事は初めて知りました。
『戦争論』ですかぁ。ちょっと見てみたくなりましたね。
ゴーマニズム宣言は読んだんですけどね。
でも、読むのにパワーいるんですよね(笑)