ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■リビングと一体の書斎で家族仲良し~WEBオープンハウス~第139話

2009-05-08 23:03:58 | ■建築家の自邸・WEBオープンハウス
このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。


◆目次はこちらから

◆自邸のプラン図はこちらから

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我が家の書斎は、リビングと一体で家族が並んでお勉強も出来るような広々としたデスクがあります。
普通書斎というと、男の隠れ家的な要素があって小さい個室に篭れる雰囲気を好む方もいますが、私の場合は幼少期の体験からこのレイアウトの方が落ち着くんですよね。
まぁ、欲を言えばもう少しリビングから外れて、リビングとダイニングの中間的なところに欲しかったんですが、さすがに面積的な制約でリビングの中に設けることになったんですけど・・・

リビングの書斎コーナー


私は子供の時、自分の部屋というのがありませんでした。
勉強するのもリビングの机だし、寝るのもリビング。
宿題をする時も家族がTVを見ていたり、各々違う事をしている中で問題を解いたりしてたんですよ。
もちろんテスト前や受験の時も・・・

そんな中で勉強する事に慣れてしまった僕は、自分で言うのもなんですが集中し出すと周囲の雑音が気にならない程の集中力を発揮するんですよね。
この集中力はこういった環境によって養われたんだと・・・
大人になってからそう思うようになったんです。

その考えを裏づけするように、TV等で頭の良い子が育つ家というテーマで特集があって、自分の部屋で勉強する子供より、リビングで勉強する子の方が私立中学とかの合格率が高いって統計が出てたんですよね。
やはりコレだって。

もちろん集中力だけでなくて、勉強で解らない事があったりとかしたらすぐ親に聞くことが出来るし、コミュニケーションもとりやすい環境が出来るんだって。
逆に、父親が個室に篭ってしまうと逆のアプローとが難しくなるわけです。
TVを見ながらでもいい。
何で?と思ったことを聞いてもらえる親になりたいんですよね。
だから、文字通り父親の背中見せて過ごそうと思っているわけです(笑)

隠れたキーボート


リビングの書斎コーナーを造る中で気をつけたことは、物を簡単に隠せる仕組みを考える手法。
書斎では作業を始めるとどうしても机の上が散らかってしまって見栄えが悪くなってしまうんですよね。
そんな書類関係をサッとしまえる引き出し。
A3の書類もそのまま呑み込む事が出来る大容量で、急な来客時もパッと片付けることが出来ます。

そして、キーボードもこのように簡単に収納が出来るよう工夫しています。
キーボードとマウス、筆記用具などを一緒に収納できます。

書斎収納量


リビングから眺めるとこんな感じ。
吊戸棚は4Aのファイルを収納できるよう考慮しています。
収納量はまずまずの量があるんですけど、もうだいぶうまってしまいました・・・
子供が産まれた後は机の上には絵本などが並び、足元には玩具箱が転がる事になってしまうと思うのですが、今は今の姿を楽しみたいと思っています。

書斎スイッチ


書斎コーナーのデスクランプはスタンドなど余計なものを置きたくなかったので吊戸棚の下にDL(ダウンライト)を仕込んでいます。
スイッチも出来るだけシンプルな形のものを同じく吊戸棚の下に取り付けています。

アルミナムグループ マネージメントチェア


以前お伝えしたリプロダクト品のアルミナムグループ マネージメントチェアですが、ワンランク上の商品が届いたので使い心地をメモしておきます。

まずはデザインですがかなり正規品に近い形で、正規品と見比べないと簡単には見分けがつかない代物です。
革は本皮でなくPVC(ポリ塩化ビニル)レザーの安いものにしたので、質感は劣りますが、じっくり見なければ気になるレベルではありません。

金物のメッキ仕上げも以前のものに比べたらかなり状態が良いです。
もちろん座面の高さも希望通りの高さでGOOD。
むしろ正規品より1cmくらい低く出来るのでかえってよかったかもしれません。

あとはPVCが紫外線に弱いので劣化して駄目にならないかが不安です。
表面がパリパリとしてきたらこの商品の寿命だと思って、それまでに正規品を買える様にお金を貯められたらいいんですけどね・・・


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
学生時代 (akatuki)
2009-05-27 09:41:17
>御米様さん

いやぁ~学生時代のことは忘れてください(笑)
家賃2万円台の住処は貧乏学生には天国だったんですから。
でも、今じゃ考えられませんけどね。
是非遊びに来てくださ~い!
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おめでとう☆ (御米様)
2009-05-26 22:01:21
どこにコメント残したらいいか迷ったんだけど、
やっと、ちゃんと家の様子が写真で見れたよ。
たどり着くの長かったぁ~(笑)

ホントありきたりな言葉しか言えないけど
素敵な夢の家の完成、おめでとう。

すごいなぁって感心するのと同時に、学生の頃に
住んでいたあのアパートの事を思い出して、
なんだか笑えてしまったよ。

あの頃に、AKATUKIがこんな素敵な自宅を完成
させちゃうなんて、想像もしてなかったもん。


その夢を叶える為・誰かの為にしてきた努力や
気持ちは、ハンパなかったんだろうなぁって思うと、
なんだかすっごく泣きそうなくらい感動しちゃうよ。

本当に本当によかったね!
いつか、必ず遊びに行かせてね♪






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