■マイケル・ムーア最新作”シッコ”～海外旅行保険は必須です

土曜日に見る予定だった”シッコ”
嫁さんは立川で同作品を見ていたので、早く映画の内容を語りたいらしく・・・

急遽日曜日に見てきました・・・

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いやぁ～やっぱり最低。
国民健康医療が食い物にされている・・・

国民の健康は、保険会社の儲けの為に脅かされてる。
いろんな手を使って保険料が支払われないように画策していたり、
保険を支払う為には事前申請で許可を得ないといけなかったり・・・
何の為の保険なんだかわからない？

保険会社の利益を、
国民の健康を守る事によって得るのでなく。
保険料を支払わない。
医療が行われない。
事によって儲かる仕組みを作り上げたアメリカ。

それらの企業献金によって操られている議会。

もう、最悪な構図。

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驚くべき事は、911テロでワールド・トレード・センターの下敷きとなった人たちを助けようと必死に頑張った人たちの顛末。
大量の塵や煙を吸って肺に疾患をおったりした正義ある市民が、国民健康保険に見放されているという現状。

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薬一個の値段が半端じゃないアメリカ。
隣国カナダが医療費ただなのに・・・

イギリスやフランスだって医療費ただ。
アメリカの敵国キューバでさえただ。

なんか、そんな話を聞いていたらアメリカだけでなく日本の医療もあまり恵まれていないんだなぁと思ってしまった。

なにしろ、今の議会を見ていると
”政治と金”の問題が渦巻いていて・・・
なんかアメリカの事あまりいえないなぁと。

そして、消えた年金問題・年金着服問題と、年金から利益を搾取する仕組みは全くアメリカと同じではないか？

結局のところ・・・
戦後アメリカ主導で作り上げた仕組みを引きずっているのと、小泉首相の時にブッシュ大統領と肩を組んで親米関係を強固にしてきた事。
こういった流れが、着実に日本の民主主義の中に現れていて、
この映画の中で語られている”嫌な側面のアメリカ化”が進んでいるのだと思う。

企業有利の税制対策しかり、一部の特定な金持ちが得する世の中作りが着実に進行していて、庶民の自由と権利が奪われ始めているのではないか？
と考えてしまいました。
（これらは一重にアメリカを理想とした国づくりが生んだのかなぁ？）

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何しろフランスが素晴らしい！
医療費はもちろんタダだけど、
育児休暇は6ヶ月。
1週間に2日家政婦さんが無料で世話しに来てくれる。
働いていても年間の有給が5週間だったかな？
引越し休暇2日。
結婚したらもう一週間。

そんでもって生活レベルは決して低くない。
これだけ自由と権利がある国があるなんて・・・

でも、それらは国民が勝ち取っているという事。
政治に関心を持ちストや集会みたいなを頻繁に行う国民性だからこそ市民に自由が与えられ、平等な幸せがあるのだと思う。

きっと、富める者の割合が少なければ、それだけ皆が幸せに暮らせるのかなぁと。

せっかく選挙で国民が意思表明したのになんだかあまりかわらなそうな日本。
早く内閣総辞職にならないかなぁ～～

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■シッコの公式HPはこちらから



ちなみにタイトルの”シッコ”とはSICKO（病気）の事を指しているみたい。
ちょっと勘違いしやすいですよね。