夏の思い出@北海道安平町

2017年8月

北海道で青春18きっぷを使ってのんびり駅舎巡りの旅をしていました。

電車に乗っていたのですが長閑な道を眺めているうちに歩きたくなり、JR安平駅で降りて一駅先までの間だけ歩こうと思い

↑安平駅

景色を楽しみながら歩き始めました。

ハマナス

人がほとんどいない長閑な道でした。

ひまわりやスイカの写真を撮っていたら

どこかのお家から「ワンワン！！」とワンちゃんが吠えて

その声に反応して畑の小屋からおじさんが出てきて

「珍しいなぁ

知らない人が歩いてるもんだからうちの犬が吠えよったわ」

と。

旅行中だと言うと

「ワシの作ったスイカ食べていってー」と

スイカをご馳走してくださいました。

お互い身の上話をして美味しいスイカを食べながら楽しいひと時を過ごしました。

おじさんは数年前に奥様を癌で亡くし悲しみに明け暮れ息子さんに畑を継がしてやる気をなくしていたそうです。元気を出せと友達に言われたことで、また畑をやり始め自分の好きな作物だけこじんまりと作って物産館に出荷しているうち、みんなに喜んでもらうと言うやりがいを思い出し今は忙しくしているそうです。

時間とってしまったから…次の電車に間に合うように

と言っておじさんは車で駅まで送ってくださいました。

ひとつ先の駅は雪だるまとディープインパクトで有名な

早来駅です。