「親」としての１日

今日はカメは出てきません。

えっ、だってリクガメのブログでしょ？

いいんです。

「私の」ブログですから。





さて、これをご覧いただいている方はリクガメを飼ってらっしゃる方、もしくは

興味のある方がほとんどだと思います。

飼育している方はそのきっかけって何だったのでしょう？



私が飼育を始めるきっかけとなったのは３年前の夏、一人息子のＳＯＵと行った

沖縄の動物園で、彼がリクガメの檻の前でず～っと飽きることなくカメたちを眺め

ているのを見たからです。

そしてそんなに好きなら、と翌月には最初の子ルマンとやや遅れてホッシーを購入

しました。

このブログを書いているのはＡＫＩ、すなわち私ですがＩＤがａｋｉａｎｄｓｏｕ

となっているのはそのためです。

私がリクガメを飼うきっかけを与えてくれたのがＳＯＵなのです。



なんでこんな話をするかと言うと事情があってＳＯＵとは一緒に暮らしていませ

ん。

この１年以上、顔を会わすこともありませんでした。

そんなＳＯＵから数日前、久しぶりにメールが。

「遊びに行ってもいい？」

良いも悪いもありません。

ただ、こういうときには何か魂胆があるのも分かっています。

何と言っても息子ですから。

「で、何が欲しいんだ？」

「・・・ＰＳＰ」

子供に人気のゲーム機が欲しいらしいです。

「やっぱりね。」

こんなとき、普段一緒にいてあげられない弱み・・・。

すぐさま買いに行きました。



そして今日。

約束の場所に迎えにいくと・・・。

そこには１年の間にものすごく成長したＳＯＵの姿が・・・。

この１年で１０ｃｍ以上背が伸びたそうです。

おまけに変声期を迎え、声も変わっています。

貧弱だった体も部活動のおかげかたくましくなっています。

小さいときからのことをいろいろと思い出し、つい涙腺が緩みそうでした。


そのあとは、食事をしたり、彼がゲームをやっているのを見ながらいろいろと話

を・・・。


部活は楽しい？

彼女はできたのか？

勉強は？

春休みはどうするんだ？


聞きたかったこと、話したかったことが山ほどあります。

こんなとき、すでに目的のものを手に入れた私だったら返事はいい加減に返したも

のですが、一つ一つにちゃんと返事を返してくれます。

（よかった、素直な子に育ってくれて・・・（親バカ））




しかし・・・。


「ところでさぁ、欲しいソフトがあるんだけど・・・」

「・・・やっぱり、お前・・・。」


そんなモンでしょう。



「それとさぁ、春休みに友達とキャンプに行くんだけど・・・」

「・・・で？」

「テントを借りたり、いろいろでｘｘｘｘｘ円かかるんだ」


・・・そんなモンでしょう。



仕方がない、親は春物のスーツを我慢することにするよ。


そんなこんなで別れの時間。

今度はいつ会えるのかなぁ・・・。

「キャンプから帰ったら次の日に来るね」

今月末の話です。

「いつでも良いから来たくなったらおいで」


親のところに来るのに遠慮なんかするな。


「そのときまでに○○○っていうゲームソフト買っといて」


・・・そんなモンでしょう。




とにかく元気に暮らしているようで安心しました。

普段はカメたちの「オヤ」として面倒をみていますが、今日は久しぶりに「親」

らしいことができたのかなぁ・・・。