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歯科技工士・岩澤 毅

職員用 大規模地震発生時避難行動 「率先避難者たれ!」

2019年09月07日 | 日本歯技
2019/09/01

職員用 大規模地震発生時避難行動 「率先避難者たれ!」

所在他 新宿区市谷左内町21-5の特記事項
地震ハザードマップ 危険度、高い がけ、擁壁、急傾斜地崩壊危険個所が近辺にある。
※役職員は、日常から、がけ、擁壁、急傾斜地崩壊危険個所を観察することを心掛ける。
安政江戸地震、大正の関東大震災時の当地番の揺れ、被害等は不明
歯科技工士会館 建物の特記事項 (201○年○月耐震診断 済 結果○○○)
昭和53年4月22日地鎮祭 昭和54年3月23日竣工式典 施工者松村組東京支店
昭和56年の「新耐震基準」以前の建築物すなわち「旧耐震基準物件」。
坂道 (私道)に接した地上3階地下1階 (地下階からも坂道に通じている)。
壁量 手前、少なく 奥、多い。左内町側急傾斜地側ガラス窓等無し。道路側ガラス類多し、落下物注意。
正面玄関ロビーは、吹き抜け構造のため、特に落下物注意(ガラス片)。
正面外階段は、段差大。材質、滑り易さ、転倒に注意(雨、雪、ガラス片、小石、砂等々)。
●事務職場であり、危険物、火器類等扱わず。
●日常からの防災物資等の配置、避難経路・動線を確認。
ヘルメット配置・笛装着、各机下、各部屋、正面受付、他。

想定 冬季の夕方に首都直下地震発生 「率先避難者たれ!」
命を守ることが最優先、非常持出物、現金、金庫閉・収納等は劣位とする
1.身を守る 机の下に入る、ヘルメット着用・笛装着
2.一方で出口の確保も必要 鉄製ドアを開けた状態に ドア傍にヘルメット、閉じこみ防止道具等配置 バール、ハンマーの準備と配置(職員用ロッカー等)
3.速やかに館外に避難 「率先避難者たれ」
●館内,声を掛け合い、避難開始
私物、通勤用(冬季、災害時等)の履物、コート類等をロッカー等からピックアップしながら通用口より外へ
注意事項
・通用口 手前の鉄製ドア対策が重要 (変形、閉じ込め)
・正面入り口 落下してくるガラス類対策、落下物避ける。足元注意。

途中途中の集合場所
a 隣民家駐車場前道路へ→より安全が必要と考えられる場合 bへ
→要観察、会館外観全体と町内奥側の急斜面の変化、武蔵野美術大側との急傾斜地の変化
b 坂の途中の町内ゴミ集積所前道路→より安全が必要と考えられる場合 cへ
→要観察、会館外観全体と武蔵野美術大側との急傾斜地の変化
c 武蔵野美術大学市ヶ谷校舎駐車場・同前歩道
点呼、人員確認、情報総合、状況判断 (その場の上席者)
→要観察、左内町地区の変化
※直接 cへの脱出も状況により有り。「率先避難者たれ!」

→五感での状況把握、職員の人数等の安否確認、スマホ等での情報収集、次の行動の判断(その場の上席者)

→更に、より安全が必要と考えられる場合移動開始。東京都帰宅困難者対策に準拠
移動に際し、以下望ましい条件
第一 移動経路の安全性→外堀通り、靖国通り等を主に使用すること
第二 JR一駅区間の距離→JR市ヶ谷駅の両隣、飯田橋駅、四ツ谷駅間
第三 高低差が少ないこと
第四 地理的明瞭性・明解性があり、単独(遅れた者、地方在住の役員)でも独力で移動できること

→帰宅困難者の受け入れ準備体制のある候補地へ
※武蔵美術大学市ヶ谷校舎(現在、学生は本校にて授業を受けいる)
①法政大市ヶ谷キャンパス富士見校地 (650m、8分、会館前坂下り、左。新見附橋が安全なら渡り、千代田区)※坂下から堀の向こうのビル(ボアソナード・タワー)上部に文字「法政大学」確認
②東京理科大神楽坂キャンパス (900m、11分、会館前坂下り左、JR飯田橋駅、神楽坂を目指し進む)
③上智大・赤坂迎賓館・外堀公園 (1.7k、会館前坂下り右、JR四ツ谷駅を目指し進む)

→相手先受け入れ施設の担当者の指示に従い、迷惑にならなければ協力等を行う
→会長/専務等各所に状況を連絡
・自己判断、自己責任での帰宅者希望者対策(申告書書式事前準備、職員各自のスマホのメールに、申告書書式を下書きの形で保持させる。宛先は本会・会長・局長のアドレスを登録)
⇒国と都の対策本部の発表/公式情報を注視、左内町方面の情報を目視を含めて収集

①東京逓信病院(千代田区富士見2-14-23)
②日本歯科大学附属病院(千代田区富士見2-3-16)

自己判断帰宅申告書書式

今回の地震での自宅・家族の被害等が心配ですので、自己判断、自己責任で帰宅します。

※メールですので、日時、名前等は省略可能か。

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