歯科技工管理学研究

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歯科技工士・岩澤 毅

公益認定等委員会だより 第34号 公益法人の活動紹介38~公益社団法人日本歯科技工士会~内閣府認定

2014年09月08日 | 日本歯技
公益認定等委員会だより

https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/other/iinnkai_dayori.html


公益認定等委員会だより

平成26年9月5日発行 第34号 公益認定等委員会発行

公益法人の活動紹介 38

■市民公開講座人工歯排列デモンストレーションの様子


■公益社団法人 日本歯科技工士会


人が健やかに暮らし、快適に過ごすために極めて大切な歯の健康。日本歯科技工士会は歯科医療と口腔保健の向上のための事業を展開しています。


公益法人の活動紹介 38

~公益社団法人日本歯科技工士会~
     内閣府認定 


 日本歯科技工士会は、国家資格を持つ歯科技工士による全国組織です。1955年の創立以来、関係行政や関係諸団体と連携し国民歯科医療と口腔保健の向上のための事業を展開しています。

 歯の健康維持は,人が健やかに暮らし,そして快適に過ごすために,極めて大切です。これからの高齢化社会において,歯と口腔の機能の維持を通して全身の健康を保つために、ことに歯科医療の果たすべき役割は大きなものがあります。

 人の顔貌が異なるように、口腔内の歯の大きさや形、噛み合わせや咬合力は様々です。歯科技工士は、歯科医師の指示のもと、それぞれの患者さんに適した良質な歯科補てつ物等(義歯や冠、ブリッジ等)を作成し加工しています。


■創立50周年式典(東京都千代田区、2005年)


■ 活動内容

●歯科技工士生涯研修

歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の歯科医療専門職には、日々進歩する歯科医療、歯科技工の最新技術の習得と、その恩恵を広く国民に提供することが求められます。日本歯科技工士会は、厚生労働省の後援を得て1986年に「歯科技工士生涯研修制度」を発足させました。歯科技工の基礎となる技術や歯科医療専門職として持つべき知識や教養、関係法令や経営管理、そして最先端技術を含めた多彩な研修プログラムを用意し、各地で年間約200講座を開催し、歯科技工士の資質向上に努め、その成果を国民に還元すべく事業を行っています。


■感染予防研修会(北海道帯広市、2013年)


●歯科技工士感染症予防

国民の皆さんが歯科医療に求める優先事項の第1に、「安心・安全」があります。日本歯科技工士会では2002年度より「感染症予防歯科技工士講習会」を、各都道府県で順次開催しています。口の中は、唾液や血液のある環境です。歯科技工の現場は、患者さんの歯や歯列、歯肉を再現するための印象体や石膏模型などから唾液や血液を介して、病原微生物が侵入する可能性があります。作業に際して、術者である歯科技工士と患者さん相互の感染(交差感染)を予防することは、歯科技工士の最優先の責務です。


■入れ歯感謝デー 市民公開講座(東京都墨田区、2013年)



●入れ歯感謝デー

日本歯科技工士会は、2005年に10月8日を「入れ歯感謝デー」に制定しました。「1⇒い、 0⇒れ、8⇒ば」の音から「入れ歯」(いれば)です。入れ歯 (義歯)等により、おいしく食べられる。楽しく会話ができる。その感謝の日としての記念日です。当会では、この日を中心に、国民の皆さんに歯科技工という職業を知っていただくとともに、歯科医療や口腔保健の重要性を知っていただくための情報発信事業として、「市民公開講座」を開催しています。また、当会が誕生した9月24日を、「歯科技工士記念日」と制定しました。

■ホームページアドレス  http://www.nichigi.or.jp/






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