IT投資家・ブロガーのネット文化終焉宣言, 2008/12/3
By 歯職人
IT投資家かつブロガーの山本一郎氏による「ネットの終焉・ご臨終宣言」である。
ITバブルとネット無料文化・巨大掲示板・ブログ等の渦中を、泳ぎ続けた当事者による終焉宣言である。
ネット空間を「貧民の楽園」と規定する歯切れの良さは、山本一郎氏の「売り」であろうが、「宴」の後に何を残すか?何が残るか?が読者が関心を寄せるところであろう。
ネットと情報のコストを誰が負担するのか?誰が何をどんな情報を求めているのか?フリーライダーの存在。
未解決の課題の整理の一冊として読めば、有用と思われる。
ジョウホウカクメイバブルノホウカイ ブンシュンシンショ
文春新書
情報革命バブルの崩壊
山本 一郎【著】
文藝春秋 (2008/11/20 出版)
187p / 18cm
ISBN: 9784166606672
NDC分類: 007.3
価格: ¥756 (税込)
詳細
革命的なビジネスモデルを引っ提げ、爆発的成長を続けるかに見えたネット産業の世界は暗澹たる時代に入った。
内側からネットのカネと言論を見届けてきた著者による戦慄の警鐘。
まえがき 「無料文化」を支える過剰期待というバブル
第1章 本当に、新聞はネットに読者を奪われたのか?―ネット広告の媒体価値の実像が見えてきた
第2章 ネット空間はいつから貧民の楽園に成り下がってしまったのか?―「理想郷」ネット社会の荒れ放題
第3章 情報革命バブルとマネーゲームの甘い関係―一罰百戒の「一罰」はなぜ堀江氏だったのか
第4章 ソフトバンクモバイル(SBM)で考える時価総額経営の終焉―崖っぷちの天才・孫正義氏による「価格破壊」
第5章 「ネットの中位性」とネット「無料文化」の見直し―ネット界隈が一般社会の秩序の枠組みに取戻される時
あとがき リーマン破錠、そして宴は終わる
著者紹介
山本一郎[ヤマモトイチロウ]
1973年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。国際電気(現日立国際電気)などを経て、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。個人投資家にしてプランナー。人気ブログサイト「俺様キングダム」の切込隊長として活躍中。週刊誌などに連載コラムを執筆する傍ら、『「俺様国家」中国の大経済』『けなす技術』『嗚呼、香ばしき人々』など著書多数。ブログ界が生んだ、最も注目される論客である。と同時に、長年にわたりビジネスとしてネットを扱い、投資の対象としてIT事業に取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■内容紹介■
革命的なビジネスモデルを引っ提げ、爆発的な成長を続けるかに見えるインターネット産業の世界は、暗澹たる時代に入った。戦慄の警鐘
このところ雑誌の休刊が続いています。誌名を挙げだしたらキリがないし、ユーウツにもなってくるのでやめますが、ネットに読者と広告を奪われているという厳然たる事実があります。新聞もまた然り。では、対するネットのほうは輝かしい未来なのか? それが大違いだというのです。著者の山本一郎さんは人気ブログの「切込隊長」であり、またビジネスとしてネットを扱い、投資の対象としてIT事業に取り組んできました。その山本さんが、ITの最前線から、虚像の「ネット社会」「ネットビジネス」を全公開します。(HH)
By 歯職人
IT投資家かつブロガーの山本一郎氏による「ネットの終焉・ご臨終宣言」である。
ITバブルとネット無料文化・巨大掲示板・ブログ等の渦中を、泳ぎ続けた当事者による終焉宣言である。
ネット空間を「貧民の楽園」と規定する歯切れの良さは、山本一郎氏の「売り」であろうが、「宴」の後に何を残すか?何が残るか?が読者が関心を寄せるところであろう。
ネットと情報のコストを誰が負担するのか?誰が何をどんな情報を求めているのか?フリーライダーの存在。
未解決の課題の整理の一冊として読めば、有用と思われる。
ジョウホウカクメイバブルノホウカイ ブンシュンシンショ
文春新書
情報革命バブルの崩壊
山本 一郎【著】
文藝春秋 (2008/11/20 出版)
187p / 18cm
ISBN: 9784166606672
NDC分類: 007.3
価格: ¥756 (税込)
詳細
革命的なビジネスモデルを引っ提げ、爆発的成長を続けるかに見えたネット産業の世界は暗澹たる時代に入った。
内側からネットのカネと言論を見届けてきた著者による戦慄の警鐘。
まえがき 「無料文化」を支える過剰期待というバブル
第1章 本当に、新聞はネットに読者を奪われたのか?―ネット広告の媒体価値の実像が見えてきた
第2章 ネット空間はいつから貧民の楽園に成り下がってしまったのか?―「理想郷」ネット社会の荒れ放題
第3章 情報革命バブルとマネーゲームの甘い関係―一罰百戒の「一罰」はなぜ堀江氏だったのか
第4章 ソフトバンクモバイル(SBM)で考える時価総額経営の終焉―崖っぷちの天才・孫正義氏による「価格破壊」
第5章 「ネットの中位性」とネット「無料文化」の見直し―ネット界隈が一般社会の秩序の枠組みに取戻される時
あとがき リーマン破錠、そして宴は終わる
著者紹介
山本一郎[ヤマモトイチロウ]
1973年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。国際電気(現日立国際電気)などを経て、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。個人投資家にしてプランナー。人気ブログサイト「俺様キングダム」の切込隊長として活躍中。週刊誌などに連載コラムを執筆する傍ら、『「俺様国家」中国の大経済』『けなす技術』『嗚呼、香ばしき人々』など著書多数。ブログ界が生んだ、最も注目される論客である。と同時に、長年にわたりビジネスとしてネットを扱い、投資の対象としてIT事業に取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■内容紹介■
革命的なビジネスモデルを引っ提げ、爆発的な成長を続けるかに見えるインターネット産業の世界は、暗澹たる時代に入った。戦慄の警鐘
このところ雑誌の休刊が続いています。誌名を挙げだしたらキリがないし、ユーウツにもなってくるのでやめますが、ネットに読者と広告を奪われているという厳然たる事実があります。新聞もまた然り。では、対するネットのほうは輝かしい未来なのか? それが大違いだというのです。著者の山本一郎さんは人気ブログの「切込隊長」であり、またビジネスとしてネットを扱い、投資の対象としてIT事業に取り組んできました。その山本さんが、ITの最前線から、虚像の「ネット社会」「ネットビジネス」を全公開します。(HH)