日本歯科技工士連盟
2017年3月18日 2017年度 第1回評議員会
第1号議案
2016年度活動一般報告
活動一般報告
(自2016年1月1日 至2016年12月31日)
活動一般報告
(自2016年1月1日 至2016年12月31日)
2016年度、日本歯科技工士連盟(以下、日技連盟)は、第24回参議院通常選挙への対応を一つの軸として活動した。比例区においては医療技術者団体に所属するあぜもと将吾(診療放射線技師)、宮島よしふみ(臨床検査技師)両候補の推薦活動を、他の医療技術者団体の連盟組織とともに行い、その中枢を担い活動した。
また、本連盟推薦候補に対する地域連盟の支援活動は、候補者を擁立した医療技術者団体他から高い評価をいただき、歯科技工士とその地方組織の存在感を示した。
更に、「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」(以下、議員連盟)の活動を支え、国会議員の歯科技工に関する理解の促進を図り、議員連盟所属議員の歯科技工士教育機関の視察を実現し、歯科技工士の懸案解決のための礎とした。その活動は、議員連盟(上川陽子会長)による、塩崎恭久厚生労働大臣への、製作技工に関する考え方を含む歯科技工の評価と歯科技工士学校養成所の修業年限の延長を含む教育課題に関する早期に解決への要望書提出へと結実した。
機関紙『れんめい』は、特別号を含む5回の発行を行い、第50号の特集により日技連盟活動の若い会員への理解促進への道筋を示した。
2016年度の日技連盟活動は、公益日技と日技連盟が目指す歯科技工士と歯科技工の地位向上と環境改善に向け、歯科技工士に対する理解の深い議員と他の医療技術者団体による、具体的な行動を生む成果を得た一年となった。
1.歯科技工士の社会的地位向上
日技連盟による政治及び行政、医療技術者団体等に対する真摯な活動を通じ、歯科技工士の懸案への理解促進を図った。
2.議員連盟所属議員を含む政治家との日常的接触
国民一人ひとりの口腔の健康維持に向け、一刻も早く歯科技工士に係る諸制度を充実させることが必要との認識の下、2013年3月に発足した議員連盟所属議員との関係強化に力を傾注し、先に述べた成果を得るなど、歯科技工士の懸案解決に取り組んだ。
現在、議員連盟には、58名(衆議院議員50名、参議院議員8名 2016年11月25日現在)の国会議員が所属している。
主な活動
・1月13日(木) 自民党政調会長代行・塩谷立衆議院議員(静岡8区)訪問
・5月31日(火) 歯科技工士に関する制度推進議員連盟総会開催
・9月1日(木) 厚生労働省副大臣・橋本岳衆議院議員(岡山4区)訪問
・9月9日(金) 内閣府副大臣・松本洋平衆議院議員訪問(東京19区)
・10月19日(水) 歯科技工士に関する制度推進議員連盟役員会開催
・11月7日(月) 歯科技工士に関する制度推進議員連盟総会開催
・11月14日(月) 議員連盟所属議員、歯科技工士教育機関を視察
・11月30日(水) 歯科技工士に関する制度推進議員連盟、厚生労働大臣に要望書を提出
・12月9日(金) 宮下一郎衆議院議員(長野5区)訪問
3.広報活動
2016年度は、機関紙『れんめい』を、参議院選挙特別号を含む5回の発行を行った。
第47号では、地域連盟と協力し精力的に活動する議員連盟所属議員を紹介する新たな領域を開拓し発行した。
第50号では、「歯科技工士に関する制度推進議員連盟/発足から現在、そして未来へ」と題し、議員連盟の発足からの歴史を含めたその役割をより分かりやすく若い会員に伝えるべく、前職と現職の二代にわたる会長へのインタビューを掲載した。
ホームページの更新を継続した。
4.歯科三団体連盟の活動
日本歯科医師連盟、日本歯科衛生士連盟と日技連盟は、歯科三団体連盟役員間の懇談を継続し、歯科界の抱える共通問題を話し合う場とした。
主な活動
・4月8日(金) 歯科三団体連盟役員懇談会(第13回)開催 (アルカディア市ヶ谷)
・11月17日(木) 歯科三団体連盟役員懇談会(第14回)開催 (アルカディア市ヶ谷)
5.医療関係団体との協働
日技連盟による医療関係団体に対する渉外活動は、公益日技への側面支援の役割を果たした。
21世紀の医療・介護・福祉を支える会の結成に参加した。
また、医療技術者団体等の連盟活動に必要な助言と援助等を行い、その中軸として役割を果たした。
6.その他
日技連盟会員拡充に向けて、諸制度を整えた。
議員会館等での継続的活動時間を確保し、日技連盟と政治行政側との連絡調整等のチャンネルを保つべく務めた。