『入れ歯感謝デー』会長挨拶
2014年10月4日
おはようございます。本日は、公益社団法人日本歯科技工士会主催の「入れ歯感謝デー市民公開講座」にご参加いただき、ありがとうございます。
主催者を代表して心からお礼申し上げます。
日本歯科技工士会は、創立50周年の2005年に10月8日を「入れ歯感謝デー」に制定しました。
10月を「いれ」8日を「ば」と呼んで、「いれば」です。この入れ歯などによって、美味しくものが食べられる。楽しく会話ができる。そのことに感謝する記念日です。
当会では、この日を中心に歯科技工士という職業を知っていただくとともに、歯科医療および口腔保健等の重要性について知っていただくための情報発信事業として、「市民公開講講座」を開催しています。また、当会が誕生した9月24日を「歯科技工士記念日」にも制定しています。
人の顔かたちが異なるように、歯の大きさや形、噛み合わせや咬合はさまざまです。
歯科技工士は歯科医師の指示の下、それぞれの患者さんに適した、オーダーメイドの「義歯やクラウン、ブリッジなど」を作成し、修理し、加工しています。
歯の健康維持は、人が健やかに暮らし、快適に過ごすために極めて重要です。
自然界の動物は、歯がダメになり食物を摂ることができなくなると生命は終わります。人間だけが「火」の利用と歯科医療と歯科技工を育み、長寿に繋げてきました。
高齢化社会において、歯と口腔機能の維持をとおして全身の健康を保つために、実は、歯科医療が大切な役割を果たしていたということが分かってきました。
歯科技工士は、この歯と口腔機能の維持、そして咀嚼部分の大きな担い手です。
どうか、この記念日に改めて「入れ歯やクラウン、ブリッジなど」の大切さと、係わっている歯科技工士に想いを馳せていただきますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
本日は、ありがとうございます。
「2014年入れ歯感謝デー 市民公開講座」開催概要
日時 2014年10月4日(土) 10時~17時
会場 テレビ朝日イベントスペースUMU(港区六本木6-9-1)
テーマ 「知る!学ぶ!作る!入れ歯でハッピー!」
イベント内容
○“知って歯ッピー” いろんな108!(入れ歯展示コーナー)
○“学んで歯ッピー” 108のしくみ!(入れ歯作り方セミナー)
○“作って歯ッピー” 世界で1つだけの手型!(石膏手形模型)
○幸せ屋によるアートワークショップ
○ハッピー入れ歯スタンプラリー
など