旧国鉄のもう一つの戦後史/国鉄スワローズ, 2010/11/1
By 歯職人
プロ野球が2リーグ制に移行する時期、セリーグに加盟した国鉄スワローズのその誕生から消滅までを記述した一冊です。
当時の国鉄を取り巻く政治状況を語り、特に国鉄スワローズにかかわる人に焦点を当て、その事績を克明に追跡している。「セリーグのお荷物」「弱小球団」といわれた国鉄スワローズにかかわる人は、豪快は似合いませんが着実です。その醸し出す雰囲気はダイヤを守る「鉄道マン」の生真面目さが現れているようです。
本書では、企業の「持ち物」として発展した日本のスポーツ基盤の弱点もまた描き出され、スポーツを支える地域文化・地域力を考える上での材料になります。
本書では、金田正一という逸材を見出したことで記憶され、金田の物語の後景と化した球団の誕生と終末の物語です。
また、日本の社会人野球の歴史に占める旧国鉄野球部位置の確認と、都市対抗野球前史としての鉄道の全国野球大会歴史等々にも一章が割かれている。
旧国鉄の関係者、古くから野球ファンにとっては押さえておきたい一冊です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4330156105/ref=cm_cr_mts_prod_img
コクテツスワローズ19501964 コクテツスワローズセンキュウヒャクゴジュウセンキュウヒャクロクジュウヨン 400ショウトウシュトアイスベキマンネンBクラスキュウダン ヨンヒャクショウトウシュトアイスベキマンネンビークラスキュウダン コウツウシンブンシャシンショ
交通新聞社新書
国鉄スワローズ1950‐1964―400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団
堤 哲【著】
交通新聞社 (2010/08/15 出版)
268p / 18cm
ISBN: 9784330156101
NDC分類: 783.7
価格: ¥840 (税込)
詳細
戦後日本が高度経済成長期にあった15年間、成績はパッとしなかったが、独特の存在感でファンを魅了した球団があった。
その名は、400勝投手・金田正一を擁した「国鉄スワローズ」。
本書は、エース・金田正一を含む国鉄スワローズ15年間の歴史を軸に、日本プロ野球創成期、隆盛期のエピソードを、新たな取材成果とともに振り返る。
巻末には、歴代監督、全登録選手、15年間の全スコアを掲載。
第1章 国鉄スワローズ誕生
第2章 シーズン開幕
第3章 金田正一入団
第4章 金田と国鉄の“黄金時代”
第5章 国鉄応援団とスター選手たち
第6章 国鉄野球の130年
巻末資料
著者紹介
堤哲[ツツミサトシ]
東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。1964年毎日新聞社入社。編集委員、紙面審査委員長。社会部時代、都市対抗・選抜高校野球取材のキャップ。毎日新聞の草野球チーム「大東京竹橋野球団」名目オーナーで、正三塁手。東日印刷(株)監査役。野球文化學會会員。交通ペンクラブ事務局長。(財)日本ナショナルトラスト、(財)アジア刑政財団各評議員。「アジア刑政通信」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
プロ野球が2リーグ制に移行する時期、セリーグに加盟した国鉄スワローズのその誕生から消滅までを記述した一冊です。
当時の国鉄を取り巻く政治状況を語り、特に国鉄スワローズにかかわる人に焦点を当て、その事績を克明に追跡している。「セリーグのお荷物」「弱小球団」といわれた国鉄スワローズにかかわる人は、豪快は似合いませんが着実です。その醸し出す雰囲気はダイヤを守る「鉄道マン」の生真面目さが現れているようです。
本書では、企業の「持ち物」として発展した日本のスポーツ基盤の弱点もまた描き出され、スポーツを支える地域文化・地域力を考える上での材料になります。
本書では、金田正一という逸材を見出したことで記憶され、金田の物語の後景と化した球団の誕生と終末の物語です。
また、日本の社会人野球の歴史に占める旧国鉄野球部位置の確認と、都市対抗野球前史としての鉄道の全国野球大会歴史等々にも一章が割かれている。
旧国鉄の関係者、古くから野球ファンにとっては押さえておきたい一冊です。
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コクテツスワローズ19501964 コクテツスワローズセンキュウヒャクゴジュウセンキュウヒャクロクジュウヨン 400ショウトウシュトアイスベキマンネンBクラスキュウダン ヨンヒャクショウトウシュトアイスベキマンネンビークラスキュウダン コウツウシンブンシャシンショ
交通新聞社新書
国鉄スワローズ1950‐1964―400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団
堤 哲【著】
交通新聞社 (2010/08/15 出版)
268p / 18cm
ISBN: 9784330156101
NDC分類: 783.7
価格: ¥840 (税込)
詳細
戦後日本が高度経済成長期にあった15年間、成績はパッとしなかったが、独特の存在感でファンを魅了した球団があった。
その名は、400勝投手・金田正一を擁した「国鉄スワローズ」。
本書は、エース・金田正一を含む国鉄スワローズ15年間の歴史を軸に、日本プロ野球創成期、隆盛期のエピソードを、新たな取材成果とともに振り返る。
巻末には、歴代監督、全登録選手、15年間の全スコアを掲載。
第1章 国鉄スワローズ誕生
第2章 シーズン開幕
第3章 金田正一入団
第4章 金田と国鉄の“黄金時代”
第5章 国鉄応援団とスター選手たち
第6章 国鉄野球の130年
巻末資料
著者紹介
堤哲[ツツミサトシ]
東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。1964年毎日新聞社入社。編集委員、紙面審査委員長。社会部時代、都市対抗・選抜高校野球取材のキャップ。毎日新聞の草野球チーム「大東京竹橋野球団」名目オーナーで、正三塁手。東日印刷(株)監査役。野球文化學會会員。交通ペンクラブ事務局長。(財)日本ナショナルトラスト、(財)アジア刑政財団各評議員。「アジア刑政通信」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)