肩肘張らずに休日に読む一冊として如何でしょうか, 2012/5/5
By 歯職人
サラリーマン、組織人のための「人間論」「組織論」と言った趣です。
「こんなことって、ある」「確かに、こんな上司、いるいる」と思いながら読むのに適した一冊です。
立場の違いにより、主要な関心事は相違し、知識量にも格差がある。この距離感は、多くの「何故だ?」を生む。そして、人間という不完全で曖昧模糊とした存在は、多くの行き違いも生じる原因ともなる。
本書はこの人間の「行き違い」の部分を取り上げ、「人は上司になるとバカになる」とのタイトルに表現している。
今日も浮世を生きなければならない人にとって、立ち止まって物を考える導入部として適切なのではないだろうか。
肩肘張らずに休日に読む一冊として如何でしょうか。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334036368/ref=cm_cr_mts_prod_img
ヒトハジョウシニナルトバカニナル コウブンシャシンショ
光文社新書
人は上司になるとバカになる
菊原 智明【著】
光文社 (2011/08/20 出版)
195p / 18cm
ISBN: 9784334036362
NDC分類: 336.4
価格: ¥777 (税込)
詳細
とてもいい社員だった人が、上司になったとたん、とてもイヤな上司になってしまう。
そんな不思議なメカニズムを解明する。
第1章 モチベーションを下げまくる上司(守ってくれない上司;褒めない上司 ほか)
第2章 部下を信用しない上司(口だけ「オマエに任せた」上司;部下の意見を全否定する上司 ほか)
第3章 部下を追いつめる上司(いつも不機嫌な上司;独裁的な上司 ほか)
第4章 自分の価値観を押しつける上司(先入観が強すぎる上司;部下の都合をまったく考えない上司 ほか)
第5章 部下のジャマをする上司(仕事の足を引っ張る上司;失礼な上司 ほか)
私にはサラリーマン時代、仕事上の悩みにいろいろ相談にのってくれていた先輩がいた。
しかし、その先輩は上司になったとたん、とても変わってしまった。
「一社員だった頃は、とてもいい人だったのに、部長や課長になったら急にヤな上司になったなあ」
それは、一議員や閣僚時代は舌鋒鋭く「この人なら国を任せても大丈夫だ」と思えた人が、総理大臣になったとたんに頼りなく見えてしまうのに似ている。
不思議に思った私は「なぜそうなるのだろう?」と考えた。そして、自分を上司の立場に置き換えたところ、変化の原因が少しずつ分かってきたのである。
著者紹介
菊原智明[キクハラトモアキ]
営業コンサルタント。関東学園大学経済学部講師。大学卒業後トヨタホームに入社。7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごすも、突如“相手の立場に立った”営業スタイルを確立。4年連続No.1営業マンとなり、約600名の中からMVPを獲得後に独立。経営者や営業マン向けのコンサルティング業務を開始。年間の講演会・研修は90回を超える。現在、日本初の実践営業心理学者として、大学でも教鞭をとる対人コミュニケーションのプロ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
サラリーマン、組織人のための「人間論」「組織論」と言った趣です。
「こんなことって、ある」「確かに、こんな上司、いるいる」と思いながら読むのに適した一冊です。
立場の違いにより、主要な関心事は相違し、知識量にも格差がある。この距離感は、多くの「何故だ?」を生む。そして、人間という不完全で曖昧模糊とした存在は、多くの行き違いも生じる原因ともなる。
本書はこの人間の「行き違い」の部分を取り上げ、「人は上司になるとバカになる」とのタイトルに表現している。
今日も浮世を生きなければならない人にとって、立ち止まって物を考える導入部として適切なのではないだろうか。
肩肘張らずに休日に読む一冊として如何でしょうか。
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ヒトハジョウシニナルトバカニナル コウブンシャシンショ
光文社新書
人は上司になるとバカになる
菊原 智明【著】
光文社 (2011/08/20 出版)
195p / 18cm
ISBN: 9784334036362
NDC分類: 336.4
価格: ¥777 (税込)
詳細
とてもいい社員だった人が、上司になったとたん、とてもイヤな上司になってしまう。
そんな不思議なメカニズムを解明する。
第1章 モチベーションを下げまくる上司(守ってくれない上司;褒めない上司 ほか)
第2章 部下を信用しない上司(口だけ「オマエに任せた」上司;部下の意見を全否定する上司 ほか)
第3章 部下を追いつめる上司(いつも不機嫌な上司;独裁的な上司 ほか)
第4章 自分の価値観を押しつける上司(先入観が強すぎる上司;部下の都合をまったく考えない上司 ほか)
第5章 部下のジャマをする上司(仕事の足を引っ張る上司;失礼な上司 ほか)
私にはサラリーマン時代、仕事上の悩みにいろいろ相談にのってくれていた先輩がいた。
しかし、その先輩は上司になったとたん、とても変わってしまった。
「一社員だった頃は、とてもいい人だったのに、部長や課長になったら急にヤな上司になったなあ」
それは、一議員や閣僚時代は舌鋒鋭く「この人なら国を任せても大丈夫だ」と思えた人が、総理大臣になったとたんに頼りなく見えてしまうのに似ている。
不思議に思った私は「なぜそうなるのだろう?」と考えた。そして、自分を上司の立場に置き換えたところ、変化の原因が少しずつ分かってきたのである。
著者紹介
菊原智明[キクハラトモアキ]
営業コンサルタント。関東学園大学経済学部講師。大学卒業後トヨタホームに入社。7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごすも、突如“相手の立場に立った”営業スタイルを確立。4年連続No.1営業マンとなり、約600名の中からMVPを獲得後に独立。経営者や営業マン向けのコンサルティング業務を開始。年間の講演会・研修は90回を超える。現在、日本初の実践営業心理学者として、大学でも教鞭をとる対人コミュニケーションのプロ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)