看護管理学習テキスト〈第８巻〉 看護管理学研究

　看護管理者が学ぶべき知識体系の基本を構築した「看護管理学習テキスト」の第８巻。

　第１章では、看護管理に関する研究とその活用の歴史を概観しつつ、看護における最新の政策・評価研究などを論じます。第２章では、臨床研究の許諾の責任や倫理の問題を取り上げる一方で、研究成果の有効的活用について詳述します。最終章では、看護体制としての組織システム、安全対策やリスクマネジメントなどの研究を通して、看護管理学研究の今後を展望します。

　看護管理者が、自らの職務に関わる研究をどうとらえ、どう関わっていくかを考察・実践するために必須の知識がくまなく提示されており、看護管理者を目指す方々はもちろんのこと、看護管理・制度・政策について探究しようとする多くの学生や、研究者の方々にも大いに役立つ内容となっています。

(カンゴカンリガクケンキュウカンゴカンリガクシュウテキスト８ )
看護管理学習テキスト〈第８巻〉
看護管理学研究
ISBN:9784818009783 (4818009784)
１５１ｐ　２６ｃｍ（Ｂ５）
日本看護協会出版会 (2004-09-10出版)

・井部　俊子・中西　睦子【監修】・上泉　和子・増野　園恵【編】
[B5 判] NDC分類:492.9 販売価:2,100(税込) (本体価:2,000)

本書は、看護管理者がみずからの職務にかかわる研究をどのようにとらえ、どのようにそれにかかわるべきかを考えるために必要な知識をくまなく提示している。

第１章　看護管理学研究の変遷（日本の看護管理における研究とその活用の歴史；看護制度変革の歴史と研究；政策に影響を与える研究　ほか）
第２章　看護管理者と研究（研究結果の活用に関する看護管理者の役割；看護における研究の体制をどう考えるか；看護管理者の研究への参加と協力　ほか）
第３章　これからの看護管理学研究（看護管理領域で優先すべき研究課題；看護管理学に関する最近の研究動向；看護管理学研究の優先度　ほか）

井部俊子［イベトシコ］
聖路加看護大学学長・教授
中西睦子［ナカニシムツコ］
国際医療福祉大学保健学部看護学科教授

上泉和子［カミイズミカズコ］
青森県立保健大学健康科学部看護学科教授

増野園恵［マシノソノエ］
兵庫県立大学看護学部講師