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歯科技工士・岩澤 毅

ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか (新書) 佐々木 俊尚 (著)

2007年02月12日 | amazon.co.jp・リストマニア
到達することの無いPC文化の理想像へ片思い, 2007/2/12

レビュアー: 歯職人

『Winny』作者の著作権法違反事件を取材報告の姿を借りた、到達することの無いコンピュータ文化の理想像へ片思いの書として読んだ。
 大層なタイトルであり、表紙の半分以上を占める帯の巨大さにも、またその宣伝文句にも、本書の内容が投影されているとは思えない。
 しかしながら、国境のある国家を前提として築き上げられた「リアル」世界と、理想の志を内包し発展途上であった「ネット」世界の攻防が垣間見られる『Winny』事件法廷に、取材者である著者が最も思い入れ深く関係しているかのようだ。

新書: 283ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/12)
ISBN-13: 978-4166605460
ASIN: 4166605461

内容(「BOOK」データベースより)
インターネットは、「ウェブ2・0」というパラダイムの出現で大きな岐路に立たされた。ネット社会の理想は国家権力と激突し、インターネットの覇権を巡って国家間の総力戦が開始された。

内容(「MARC」データベースより)
インターネットは「ウェブ2.0」というパラダイムの出現で大きな岐路に立たされた。ネット社会の理想は国家権力と激突し、インターネットの覇権を巡って国家間の総力戦が開始された! 渾身のネット社会未来論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木 俊尚
1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退。1988年、毎日新聞社に入社し、東京本社社会部で警視庁の捜査一課担当となり、殺人やテロ事件の報道に携わる。1999年、アスキーに移り、『月刊アスキー』編集部勤務の後、退社。フリージャーナリストとして主にIT企業関連の取材を精力的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

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