https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A2%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86-%E7%A7%8B%E7%94%B0%E9%AD%81%E6%96%B0%E5%A0%B1%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD/dp/487020410X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A2%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86&qid=1577422893&sr=8-1
歯職人
国の不合理かつ安易な防衛政策と対峙した地方紙記者の矜持と群像
2019年12月25日に日本でレビュー済み
突然、地上(陸上)配備型(配置型)迎撃システム「イージス・アショア」の配置候補地に挙げられ、既成事実を積み重ねられた住宅地、生活の場に隣接する秋田県秋田市新屋勝平。
この事態の中、普段防衛政策取材とは無縁の秋田県の地元紙、秋田さきがけの記者たちが、地元住民の視点を持ちながら、防衛省とアメリカ合衆国当局の政策形成過程に分け入り、その軍事システムの全体像を追いながら、陸上自衛隊新屋演習場への「イージス・アショア」設置の合理性を問い続けた日々を記録している。
同時進行ドキュメントと言っていいタッチで筆は進むが、略年表や掲載記事などの資料も収載し、資料としても優れている。
防衛省の一部部局の不作為と無能さ、そしてそれを覆い隠して進もうとする組織の論理を追い込む記者たちの営みが記述されている。是非、お読みいただきたい一冊です。
イージス・アショアを追う (日本語) 単行本 – 2019/12/21
秋田魁新報取材班 (著), 秋田魁新報社 (編集)
内容紹介
秋田魁新報は今年、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の防衛省報告書に誤りがあるのをスクープし、2019年度新聞協会賞を受賞しました。
17年秋に突如浮上した配備計画に対し、記者たちは何を考え、どう向き合ってきたのか。
本書は、1年半にわたる取材の舞台裏をドキュメントで描き、報道現場の息吹を伝えます。
本紙に掲載してきた主な連載や、詳細な関連年表も収録しました。
登録情報
単行本: 300ページ
出版社: 秋田魁新報社 (2019/12/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 487020410X
ISBN-13: 978-4870204102
発売日: 2019/12/21
https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A2