毎日コツコツ、Twitterに綴る東京電力福島第一原発収束作業現場, 2014/6/29
By 歯職人
Twitterに、3.11直後から福島第一原発の収束作業現場のあれこれを綴るハッピーさんのつぶやきの書籍化です。
20年近くを、原子力発電所の現場で下請け作業員として働き、東日本大震災を東京電力福島第一原発構内での作業中に迎え、全体像も把握できない、全てが試行錯誤の状態から、政府、東電本店、マスコミから流れる情報とは一線を画し、自分の目で見、現場の同僚から聞き、20年の経験から考えた様々を、決して熱くなりすぎずハッピーさんの語り口調が、再現された書籍です。
マスコミと国民のの関心が薄れる中で、現場作業員の労働環境が劣化し、東電本店と現場東電との距離が開き、政府が当事者性を後退させ、1F構内よりも線量が高い地域に住民が帰還する事態が進行している。
ハッピーさんのつぶやきは、大きな声で叫びはしないが、現場に居続け、現場を知る者として、防げる無駄な作業員の被曝を減らし、政府と東電本店の朝令暮改を諌め現場から発想する安定的収束作業の実施へと舵を切ることを歌える。
このハッピーさんのつぶやきが、地の声、民の声となり、東京電力福島第一原発収束作業の方向性を変え、福島県浜通り地方の明日を変えることを願う。
http://www.amazon.co.jp/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%8E%E6%9D%9F%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E6%97%A5%E8%A8%98-3-11%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE700%E6%97%A5%E9%96%93-%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC/dp/4309246362/ref=cm_cr_pr_product_top
福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間
ハッピー【著】
価格 \1,728(本体\1,600)
河出書房新社(2013/10発売)
サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
商品コード 9784309246369
NDC分類 543.5
内容説明
あの時、何が起きていたのか?今、何が起きているのか?現場作業員による3・11からの「生」の手記。
目次
プロローグ 爆発―死を覚悟した4日間 2011年3月11日~15日
第1章 待機―がんばろう日本! 2011年3月
第2章 死闘―汚染水がピンチ 2011年4月~7月
第3章 乖離―現実より「工程表」 2011年8月~11月
第4章 神話―「収束」なんてしていない 2011年12月~2012年3月
第5章 限界―仮設システムが悲鳴 2012年4月~9月
第6章 危機―再び汚染水がっ! 2012年10月~2013年3月
エピローグ 希望―オイラの願い
著者紹介
ハッピー[ハッピー]
20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。現場の正確な情報を伝え、日々の収束作業の中で感じたことをストレートに綴るツイートが多くの人の支持を集め、ツイッターのフォロワーは現在7万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
汚染水問題、東電の工程表の欺瞞……今起きていることは全て予見されていた。3.11から綴られた福島第一原発作業員による日記。
「2011年3月11日14時46分――。
オイラはその時、福島第一原子力発電所(1F)で原子炉建屋内のオペフロ(建屋最上階のオペレーティングフロア)で作業してたんだ。
ドドン!という縦揺れの後、最初のグラグラッという横揺れが、ゆっくりとグーラグーラという大きな横揺れに変わり何分間か続いた。オイラは中越沖地震(2007年)の時、柏崎刈羽原子力発電所の定期検査で作業してた経験もあり、「あぁ、あの時と同じ感じだなぁ…」って思いながら、近くの手摺りにつかまり、両足で踏ん張って何とかその場に立っていた。
何分間か経って、その大きな横揺れがだんだん小さくなってきて「柏崎の時と同じく地震が収まる」と思って安心した次の瞬間、ゴゴォー!っという感じの今まで経験した事のない大きな横揺れが始まったんだ」
あの時、何が起きていたのか? 今、何が起きているのか?
福島第一原発の現役作業員による3・11からの「生」の手記。
「ハッピーさんが教えてくれる原発事故情報が、余計な不安と嘘めいた安心をどれだけぬぐいさってくれることか」
――いとうせいこう
「進まぬ汚染水処理、劣悪な労務環境、困難を極める廃炉作業……。
名もなき原発作業員の「つぶやき」がこれほどまでに胸を打つのは、そこに原発の「細部」を描写するこだわりと、仲間たちへの暖かい目線、そして強い覚悟があるからだ。
本書は貴重な原発事故の記録であり、どんな報道関係者にも真似できないルポルタージュであり、新世代の労働者文学でもある。
ハッピーさんを通して知ることができた原発作業員たちの等身大の日常は、我々が決して目を背けてはいけないものだ。
ハッピーさんがいてくれて、良かった。」
――津田大介
はじめに
プロローグ 爆発
――死を覚悟した4日間 2011年3月11日~15日
第1章 待機
――がんばろう日本! 2011年3月
第2章 死闘
――汚染水がピンチ 2011年4月~7月
第3章 乖離
――現実より「工程表」 2011年8月~11月
第4章 神話
――「収束」なんてしていない 2011年12月~2012年3月
第5章 限界
――仮設システムが悲鳴 2012年4月~9月
第6章 危機
――再び汚染水がっ! 2012年10月~2013年3月
エピローグ 希望
――オイラの願い
おわりに
コラム
1 作業員の生活
2 出会い
3 原発事故と動物
4 事故前の原発1
5 事故前の原発2
解説 未来への責任 布施祐仁
【著者紹介】
20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。
By 歯職人
Twitterに、3.11直後から福島第一原発の収束作業現場のあれこれを綴るハッピーさんのつぶやきの書籍化です。
20年近くを、原子力発電所の現場で下請け作業員として働き、東日本大震災を東京電力福島第一原発構内での作業中に迎え、全体像も把握できない、全てが試行錯誤の状態から、政府、東電本店、マスコミから流れる情報とは一線を画し、自分の目で見、現場の同僚から聞き、20年の経験から考えた様々を、決して熱くなりすぎずハッピーさんの語り口調が、再現された書籍です。
マスコミと国民のの関心が薄れる中で、現場作業員の労働環境が劣化し、東電本店と現場東電との距離が開き、政府が当事者性を後退させ、1F構内よりも線量が高い地域に住民が帰還する事態が進行している。
ハッピーさんのつぶやきは、大きな声で叫びはしないが、現場に居続け、現場を知る者として、防げる無駄な作業員の被曝を減らし、政府と東電本店の朝令暮改を諌め現場から発想する安定的収束作業の実施へと舵を切ることを歌える。
このハッピーさんのつぶやきが、地の声、民の声となり、東京電力福島第一原発収束作業の方向性を変え、福島県浜通り地方の明日を変えることを願う。
http://www.amazon.co.jp/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%8E%E6%9D%9F%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E6%97%A5%E8%A8%98-3-11%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE700%E6%97%A5%E9%96%93-%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC/dp/4309246362/ref=cm_cr_pr_product_top
福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間
ハッピー【著】
価格 \1,728(本体\1,600)
河出書房新社(2013/10発売)
サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
商品コード 9784309246369
NDC分類 543.5
内容説明
あの時、何が起きていたのか?今、何が起きているのか?現場作業員による3・11からの「生」の手記。
目次
プロローグ 爆発―死を覚悟した4日間 2011年3月11日~15日
第1章 待機―がんばろう日本! 2011年3月
第2章 死闘―汚染水がピンチ 2011年4月~7月
第3章 乖離―現実より「工程表」 2011年8月~11月
第4章 神話―「収束」なんてしていない 2011年12月~2012年3月
第5章 限界―仮設システムが悲鳴 2012年4月~9月
第6章 危機―再び汚染水がっ! 2012年10月~2013年3月
エピローグ 希望―オイラの願い
著者紹介
ハッピー[ハッピー]
20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。現場の正確な情報を伝え、日々の収束作業の中で感じたことをストレートに綴るツイートが多くの人の支持を集め、ツイッターのフォロワーは現在7万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
汚染水問題、東電の工程表の欺瞞……今起きていることは全て予見されていた。3.11から綴られた福島第一原発作業員による日記。
「2011年3月11日14時46分――。
オイラはその時、福島第一原子力発電所(1F)で原子炉建屋内のオペフロ(建屋最上階のオペレーティングフロア)で作業してたんだ。
ドドン!という縦揺れの後、最初のグラグラッという横揺れが、ゆっくりとグーラグーラという大きな横揺れに変わり何分間か続いた。オイラは中越沖地震(2007年)の時、柏崎刈羽原子力発電所の定期検査で作業してた経験もあり、「あぁ、あの時と同じ感じだなぁ…」って思いながら、近くの手摺りにつかまり、両足で踏ん張って何とかその場に立っていた。
何分間か経って、その大きな横揺れがだんだん小さくなってきて「柏崎の時と同じく地震が収まる」と思って安心した次の瞬間、ゴゴォー!っという感じの今まで経験した事のない大きな横揺れが始まったんだ」
あの時、何が起きていたのか? 今、何が起きているのか?
福島第一原発の現役作業員による3・11からの「生」の手記。
「ハッピーさんが教えてくれる原発事故情報が、余計な不安と嘘めいた安心をどれだけぬぐいさってくれることか」
――いとうせいこう
「進まぬ汚染水処理、劣悪な労務環境、困難を極める廃炉作業……。
名もなき原発作業員の「つぶやき」がこれほどまでに胸を打つのは、そこに原発の「細部」を描写するこだわりと、仲間たちへの暖かい目線、そして強い覚悟があるからだ。
本書は貴重な原発事故の記録であり、どんな報道関係者にも真似できないルポルタージュであり、新世代の労働者文学でもある。
ハッピーさんを通して知ることができた原発作業員たちの等身大の日常は、我々が決して目を背けてはいけないものだ。
ハッピーさんがいてくれて、良かった。」
――津田大介
はじめに
プロローグ 爆発
――死を覚悟した4日間 2011年3月11日~15日
第1章 待機
――がんばろう日本! 2011年3月
第2章 死闘
――汚染水がピンチ 2011年4月~7月
第3章 乖離
――現実より「工程表」 2011年8月~11月
第4章 神話
――「収束」なんてしていない 2011年12月~2012年3月
第5章 限界
――仮設システムが悲鳴 2012年4月~9月
第6章 危機
――再び汚染水がっ! 2012年10月~2013年3月
エピローグ 希望
――オイラの願い
おわりに
コラム
1 作業員の生活
2 出会い
3 原発事故と動物
4 事故前の原発1
5 事故前の原発2
解説 未来への責任 布施祐仁
【著者紹介】
20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。