ここ100年の諸経済学説の一時の流行を取り除き、浮かび上がる基本, 2014/2/23
By 歯職人
「学」と名の付くものの、サイエンスとは縁遠い経済学を、「経済成長」「バブル」「競争」の三つを基本テーマとして、やや忘れ去られがちな異端の経済学者の経済学説を紹介しながら、一時の流行の経済学とは別種の本来の学問的成果を提示する一冊です。
経済学、経済学者の衣を拠り所として、私的プランの現実への適応を声高に御宣託する輩が跋扈する時代に、心静かに経済学史を振り返ることができる一冊です。
過去に何らかの時期に、経済学書を紐解いた方向きの一冊と思います。ちくまプリマー新書とて発行した編集者の意図が最も興味のあるところです。
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E3%81%AE3%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%88%90%E9%95%B7%E3%80%81%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E3%80%81%E7%AB%B6%E4%BA%89-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A0%B9%E4%BA%95-%E9%9B%85%E5%BC%98/dp/4480689052/ref=cm_lmf_tit_19
ちくまプリマー新書
経済学の3つの基本―経済成長、バブル、競争
根井 雅弘【著】
価格 \714(税込)
筑摩書房(2013/10発売)
サイズ 新書判/ページ数 109p/高さ 18cm
商品コード 9784480689054
NDC分類 331
内容説明
経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで戦後経済をふり返りながら、経済思想の多様性を学ぶ。
目次
第1章 経済成長への夢(経済成長と豊かさ;ケインズ経済学の考え方;所得倍増計画 ほか)
第2章 バブルの宴のあと(わが国のバブル経済の特徴;ガルブレイスの警告;フィッシャーとミンスキー ほか)
第3章 競争とは何か(完全競争;近代経済学者の意見書;「イノベーションの促進」までは言えない ほか)
著者紹介
根井雅弘[ネイマサヒロ]
1962年宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代経済思想史。経済学の歴史を丁寧にひもとき、経済学者らが残していった思想や考え方を、多くの読者に伝えつつ、経済学のさらなる発展に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで経済学の多様性を学ぶ。
By 歯職人
「学」と名の付くものの、サイエンスとは縁遠い経済学を、「経済成長」「バブル」「競争」の三つを基本テーマとして、やや忘れ去られがちな異端の経済学者の経済学説を紹介しながら、一時の流行の経済学とは別種の本来の学問的成果を提示する一冊です。
経済学、経済学者の衣を拠り所として、私的プランの現実への適応を声高に御宣託する輩が跋扈する時代に、心静かに経済学史を振り返ることができる一冊です。
過去に何らかの時期に、経済学書を紐解いた方向きの一冊と思います。ちくまプリマー新書とて発行した編集者の意図が最も興味のあるところです。
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E3%81%AE3%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%88%90%E9%95%B7%E3%80%81%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E3%80%81%E7%AB%B6%E4%BA%89-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A0%B9%E4%BA%95-%E9%9B%85%E5%BC%98/dp/4480689052/ref=cm_lmf_tit_19
ちくまプリマー新書
経済学の3つの基本―経済成長、バブル、競争
根井 雅弘【著】
価格 \714(税込)
筑摩書房(2013/10発売)
サイズ 新書判/ページ数 109p/高さ 18cm
商品コード 9784480689054
NDC分類 331
内容説明
経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで戦後経済をふり返りながら、経済思想の多様性を学ぶ。
目次
第1章 経済成長への夢(経済成長と豊かさ;ケインズ経済学の考え方;所得倍増計画 ほか)
第2章 バブルの宴のあと(わが国のバブル経済の特徴;ガルブレイスの警告;フィッシャーとミンスキー ほか)
第3章 競争とは何か(完全競争;近代経済学者の意見書;「イノベーションの促進」までは言えない ほか)
著者紹介
根井雅弘[ネイマサヒロ]
1962年宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代経済思想史。経済学の歴史を丁寧にひもとき、経済学者らが残していった思想や考え方を、多くの読者に伝えつつ、経済学のさらなる発展に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
経済学の考え方はひとつではない。これまでにさまざまな学説が生まれ、対立し合ってきた。「経済成長」「バブル」「競争」の三つの基本テーマで経済学の多様性を学ぶ。