新書サイズに手堅, 2008/5/21
By 歯職人
著者の野田氏に関しては、ネット上に様々な情報が存在するが、本書の記述内容は極めて穏便であり資料性もあり、各資料の出典も明記され足元を掬われない配慮がなされている。
国家サイズの「情報戦」が、新書サイズに手堅く纏められ、安価にな一冊といえる。
(チョウホウキカンニダマサレルナチクマシンショ )
ちくま新書
諜報機関に騙されるな！
ISBN:9784480063434 (4480063439)
２５２ｐ １８ｃｍ
筑摩書房 (2007-01-10出版)
・野田 敬生【著】
[新書 判] NDC分類:391.6 販売価:777(税込) (本体価:740)
国際政治の舞台裏では、各国インテリジェンス機関による周到な情報活動と巧妙な駆け引きが展開されている。
だが、たとえば９・１１をめぐる“対テロ戦争”では情報大国であるはずのアメリカ、イギリスも失敗の連続、テロの脅威はむしろ拡大はしている。
翻って日本は“スパイ天国”と揶揄されるほど諜報に対する国民の危機感が薄い。
ときに非合法的手段を用いて情報を集め、謀略活動する敢行する諜報機関の実態と限界を、詳細な事例分析によって明らかにするノンフィクション。
第１章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠（プレゼンテーション；「情報の失敗」の理由 ほか）
第２章 アルカイダ―“対テロ戦争”の実態（アルカイダ工作員；テロ・ネットワーク ほか）
第３章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄（核技術スパイ疑惑；中国諜報機関の特徴 ほか）
第４章 朝鮮半島―“極東の火薬庫”で繰り広げられる情報戦（北朝鮮の諜報組織；拉致問題 ほか）
第５章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか？（諜報と法執行の融合；テクノロジーの暴走 ほか）
野田敬生［ノダヒロナリ］
１９７０年生まれ。東京大学文学部言語学科中退。国家１種試験に合格し９４年、公安調査庁に入庁。９８年夏、米国中央情報局（ＣＩＡ）情報分析研修に派遣。現在はジャーナリストとして、主に週刊誌や月刊誌で執筆。調査能力の高さと分析の綿密さは定評があり、数々のスクープをものにしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
By 歯職人
著者の野田氏に関しては、ネット上に様々な情報が存在するが、本書の記述内容は極めて穏便であり資料性もあり、各資料の出典も明記され足元を掬われない配慮がなされている。
国家サイズの「情報戦」が、新書サイズに手堅く纏められ、安価にな一冊といえる。
(チョウホウキカンニダマサレルナチクマシンショ )
ちくま新書
諜報機関に騙されるな！
ISBN:9784480063434 (4480063439)
２５２ｐ １８ｃｍ
筑摩書房 (2007-01-10出版)
・野田 敬生【著】
[新書 判] NDC分類:391.6 販売価:777(税込) (本体価:740)
国際政治の舞台裏では、各国インテリジェンス機関による周到な情報活動と巧妙な駆け引きが展開されている。
だが、たとえば９・１１をめぐる“対テロ戦争”では情報大国であるはずのアメリカ、イギリスも失敗の連続、テロの脅威はむしろ拡大はしている。
翻って日本は“スパイ天国”と揶揄されるほど諜報に対する国民の危機感が薄い。
ときに非合法的手段を用いて情報を集め、謀略活動する敢行する諜報機関の実態と限界を、詳細な事例分析によって明らかにするノンフィクション。
第１章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠（プレゼンテーション；「情報の失敗」の理由 ほか）
第２章 アルカイダ―“対テロ戦争”の実態（アルカイダ工作員；テロ・ネットワーク ほか）
第３章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄（核技術スパイ疑惑；中国諜報機関の特徴 ほか）
第４章 朝鮮半島―“極東の火薬庫”で繰り広げられる情報戦（北朝鮮の諜報組織；拉致問題 ほか）
第５章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか？（諜報と法執行の融合；テクノロジーの暴走 ほか）
野田敬生［ノダヒロナリ］
１９７０年生まれ。東京大学文学部言語学科中退。国家１種試験に合格し９４年、公安調査庁に入庁。９８年夏、米国中央情報局（ＣＩＡ）情報分析研修に派遣。現在はジャーナリストとして、主に週刊誌や月刊誌で執筆。調査能力の高さと分析の綿密さは定評があり、数々のスクープをものにしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
