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歯科技工士・岩澤 毅

名古屋市会 意見書

2008年10月01日 | 基本・参考
   国外で作成された歯科補てつ物等に関する意見書

 歯科医療用の補てつ物等について、近年、国外で作成されたものが出回るようになり、その品質安全性に対する懸念が生じている。

 こうした国外での作成された歯科補てつ物等が出回る背景には、国内で作成するより大幅に安く済むといったコスト的な面に加え、歯科補てつ物等が雑貨扱いで税関を通過できるといったことがある。

 このような中、国においては、平成17年9月に歯科医師に対し、国外で作成された歯科補てつ物等を患者に供する場合は十分な情報提供を行うよう指示しているが、国民が安心して歯科医療を受けることができるように、歯科補てつ物等の品質や安全性確保に向けて一層踏み込んだ対策が求められている。

 よって、名古屋市会は、国会及び政府に対し、歯科補てつ物等の輸入取り扱いに関する法整備を行うなど、歯科補てつ物等の品質や安全の確保により積極的に取り組むよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成20年10月1日
 
名古屋市会

議院議長
参議院議長
内閣総理大臣  宛(各1通提出)
総務大臣
財務大臣
厚生労働大臣

http://www.city.nagoya.jp/_res/usr/28909/28shikahotetsubutsu.pdf

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