歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

釣部人裕(著) 口の中に毒がある―その安全な除去法と健康回復

2013年10月20日 | amazon.co.jp・リストマニア
水銀・アマルガムと歯科との関わり, 2013/10/20

By歯職人

 平成25年10月7日(月)から11日(金)まで、熊本市及び水俣市で水銀に関する水俣条約の外交会議及びその準備会合が開催され、139か国・地域の政府関係者の他、国際機関、NGO等、1,000人以上が出席した。この会議では、本年1月に合意された水銀に関する水俣条約が全会一致で採択され、92か国(含むEU)が条約への署名を行った。
 これに関連して日本歯科医師会は、9月11日「歯科用アマルガムの使用に関する見解」を取りまとめ、「第1に水銀汚染対策の観点から、歯科用アマルガムの廃絶に取り組んでいく。水銀は廉価で安全とされてきたため米国や発展途上国で広く使用されているが、日本では接着性モノマー(コンポジットレジン)の技術が進んでいることを踏まえ、削減でなく廃絶というより積極的な姿勢を示した」「水銀化合物である歯科用材料の安全性は国際的に証明されており、国民に誤解を与えない」などの内容であると伝えられている。
 本書は、このアマルガムの害と医科と歯科の臨床現場での取り組み、患者の実相を伝える一冊です。いわば科学的手法というよりは、症例を積み上げ、対策の試行錯誤を公開・共有する手法により、歯科用アマルガムに迫る方法論です。
 人の健康を考える時、証明を待つのではなく、予防を優先させる政策もまた必要と考えさせる一冊となっている。 

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884933443/ref=cm_cr_mts_prod_img

口の中に毒がある―その安全な除去法と健康回復

釣部 人裕【著】

価格 \1,260(税込) ダイナミックセラーズ出版(2013/01発売)

内容説明

国民の70%以上が詰めている。医療界の盲点を衝いた仰天の事実!3大病や重い病気はもちろん、高血圧、糖尿病、慢性疲労、不眠、メタボ、便秘、うつ病、神経患…など原因不明の病気で悩んでいる人の必読書。

目次

第1章 うつ病・不整脈・不定愁訴が歯科金属の除去で治る
第2章 アマルガム賛否両論
第3章 体に害を及ぼす歯科材料アマルガム
第4章 歯と全身の関係
第5章 安全なアマルガムの除去
第6章 ご協力頂いた歯科医院

タイトル
口の中に毒がある
-その安全な除去法と健康回復-

著 者
医療ジャーナリスト 釣部 人裕 著

価 格
1,260円(税込)

ISBN
9784884933449

ページ
270P

版 型
四六版

発売日
2012/12/14

内 容

国民の70%が詰めている!

☆日本の歯科医の多くが安全だと信じていた、水銀による重病が回復☆
日本でも7割以上の人が詰めている歯の詰め物から水銀毒が出ている!
①口の中に銀歯(アマルガム)があると→②アマルガムから水銀蒸気が出る→③その水銀蒸気は肺に入る→④肺から水銀は心臓に入る→⑤心臓に入った血液は血液に入る→⑥血液中の水銀は全身に行き組織を攻撃→⑦病気を起こす。
歯の詰め物から水銀が微量ずつ体中に入り水銀被曝が体調不良や病気を引き起こすこと、又、原因不明の重度の難病にもなる可能性を分かりやすく解説。

☆日本で安全に水銀アマルガムを除去出来る歯科医院を掲載☆
綿密な取材と全国の歯科医院へのアンケート調査で、現在、水銀アマルガムを安全に除去できる歯科医院は少数ながら存在することが分かった。アマルガムによる水銀中毒に警鐘を鳴らす歯科医の声と、実際の治験例(写真多数)、他の歯科医師たちの本音にも迫る。
厚労省の見解、国会で取り上げられたアマルガム問題にも触れ、医科と歯科の連携を呼びかけている。
スウェーデン、デンマーク、ノルウェイ、又、イギリス、カナダ、アメリカの一部の州でも使用が禁止されている歯科材料の新事実!


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