科学論を武器に、時勢に抗する著者の論述, 2007/4/23
レビュアー: 歯職人
時勢に抗することは勇気の要る事である。増して、マスコミ的には正義が確定し、政府の政策の方向性も定まり、国連であったり、国際世論との装飾を施されると尚更である。前アメリカ副大統領のゴア氏の活動も、正義とインテリジェンスを感じさせる。
著者の池田清彦さんは、そこに敢えて切り込んでいる。
特に外来種問題、「遺伝子汚染」を語る著者の筆は、冴え渡っている。
科学論を武器に、時勢に抗する著者の論述をまずは読んで頂きたい。
(カンキョウモンダイノウソチクマプリマーシンショ )
ちくまプリマー新書
環境問題のウソ
ISBN:9784480687302 (4480687300)
167p 18cm
筑摩書房 (2006-02-10出版)
・池田 清彦【著】
[新書 判] NDC分類:519 販売価:\798(税込) (本体価:\760)
地球温暖化、ダイオキシン、外来種…。
マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。
科学的見地からその構造を暴く。
第1章 地球温暖化問題のウソとホント(地球温暖化は本当なのか;温暖化は昔もあった ほか)
第2章 ダイオキシン問題のウソとホント(ダイオキシンは危険なのか;ゴミ焼却とダイオキシン ほか)
第3章 外来種問題のウソとホント(外来種悪玉論のいかがわしさ;日本の中の外来種 ほか)
第4章 自然保護のウソとホント(自然保護はなぜ必要か;圏央道と昆虫採集禁止 ほか)
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。専門は理論生物学、構造主義生物学。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
レビュアー: 歯職人
時勢に抗することは勇気の要る事である。増して、マスコミ的には正義が確定し、政府の政策の方向性も定まり、国連であったり、国際世論との装飾を施されると尚更である。前アメリカ副大統領のゴア氏の活動も、正義とインテリジェンスを感じさせる。
著者の池田清彦さんは、そこに敢えて切り込んでいる。
特に外来種問題、「遺伝子汚染」を語る著者の筆は、冴え渡っている。
科学論を武器に、時勢に抗する著者の論述をまずは読んで頂きたい。
(カンキョウモンダイノウソチクマプリマーシンショ )
ちくまプリマー新書
環境問題のウソ
ISBN:9784480687302 (4480687300)
167p 18cm
筑摩書房 (2006-02-10出版)
・池田 清彦【著】
[新書 判] NDC分類:519 販売価:\798(税込) (本体価:\760)
地球温暖化、ダイオキシン、外来種…。
マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。
科学的見地からその構造を暴く。
第1章 地球温暖化問題のウソとホント(地球温暖化は本当なのか;温暖化は昔もあった ほか)
第2章 ダイオキシン問題のウソとホント(ダイオキシンは危険なのか;ゴミ焼却とダイオキシン ほか)
第3章 外来種問題のウソとホント(外来種悪玉論のいかがわしさ;日本の中の外来種 ほか)
第4章 自然保護のウソとホント(自然保護はなぜ必要か;圏央道と昆虫採集禁止 ほか)
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。専門は理論生物学、構造主義生物学。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)