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財政のしくみがわかる本
国や自治体の予算・税金・借金はどうなっている?
財政のしくみがわかる本
著者 神野 直彦 著
通し番号 ジュニア新書 566
ジャンル 書籍 > 岩波ジュニア新書 > 社会・倫理
刊行日 2007/06/22
ISBN 9784005005666
Cコード 0233
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 204頁
在庫 在庫あり
この本の内容
目次
自治体の財政赤字がふくらみ,国の借金も世界最高になっている.なぜ,赤字になったり,借金が増えるのだろう? 国や自治体の予算はどのように決まるのだろう? 税金の体系はどうなっているのだろう? それらの疑問に答えながら,財政のしくみと今かかえている問題を解説し,地域のニーズを実現する財政のあり方を考える.
■内容紹介
財政って何をしているのだろう?――この疑問から,1章ははじまります.あなたはどう答えますか.
編集を担当したぼくは,年金を払ったり,公共事業をしていると答えました.これはまちがいではありませんが,一般会計予算の経費別分類グラフをつくってみると,驚きました.トップが社会保障関係費で26%,これはなかなかいいぞと思いました.ところが,2位はなんと国債費.つまり,国債という借金の返済に24%も使っていたのです.
恥ずかしいのですが,自分の住んでいる市の予算規模も,何にお金を使っているのかも知りません.知らないということは,国の政策がどうか,自治体の政策がどうか,ほとんど評価できないと同じですね.もっと知らなくてはいけないと思いました.
著者の神野先生は言います.社会の中に市場原理では動かない,家族のようなしくみがあるから,誰でも生きていけるのだ.財政は,そんな住民の基本的な生活基盤を保障するものだ.そして,財政を決めるのは,国民であり住民である私たち一人一人なのだ,と.
いまのままだと,なんでも市場に委ねてしまえばいいのだという方向で,公共サービスは縮小の一途を辿りそうです.そんな強きを助け,弱きをくじく社会になっていいのでしょうか.この本で,財政のしくみ,財政が果たすべき役割を知り,社会のあり方を考えていただきたいと思います.
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財政のしくみがわかる本 (岩波ジュニア新書) (日本語) 新書 – 2007/6/22
神野 直彦 (著)
https://www.youtube.com/watch?v=V6a7Q-i0Y-U&t=2487s
#日本の未来を考える勉強会
「日本の未来を考える」ー議員連盟「日本の未来を考える勉強会」ー令和2年11月17日 日本社会事業大学学長 神野 直彦氏2020/11/24
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