歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

宮城県〈基本研修課程 5単位〉 12月21日(日)基本研修 

2008年12月21日 | 日本歯技
宮城県〈基本研修課程 5単位〉

1.開催コード
83ー10601

2.主 催
日本歯科技工士会

3.開催日時
平成20年12月21日(日)午前10時~午後3時

4.開催場所
宮城県歯科医師会会館(仙台市)

5.実施科目
①教養課程(職業倫理,教養科学)

②専門課程(歯冠修復技工学)

6.講 演 者
①岩澤 毅(日技認定講師)

②渡辺正宣(歯科医師)

7.テ ー マ
①『歯科技工士のための政策過程入門』(※)

②『歯科医療と歯科技工士の役割~日常の臨床ケースから~』

8.募集期間
平成20年11月10日から平成20年12月20日まで。

9.申込み先と

問合わせ先
宮城県歯科技工士会・生涯研修実行委員会

〒981-0912仙台市青葉区堤町3-12-16

高橋ビル205号

TEL022-272-6026

10.参 加 費
会員は1,000円(参加費等の要領については申込み先にお問い合わせ下さい)。



宮城県歯科技工士会生涯研修(基本研修・教養課程)抄録

日 時:平成20年12月21日(日) 13:00~15:00 
場 所: 宮城県歯科医師会館(仙台市)
仙台市青葉区国分町1丁目5-1  TEL 022-222-5960

教養課程 講師 岩澤 毅

タイトル「歯科技工士のための政策過程入門-歯科技工管理学の展開」

 多くの歯科技工士は技術の向上に努め、研鑽に心を砕いていますが、社会的・経済的に必ずしも恵まれているとは言えません。

 歯科技工士を取り巻く社会の仕組みは、必ずしも歯科技工士の存在を十分に生かすものとはなっていません。

 歯科技工士が、生き生きとその役割を果たすためには、歯科技工士個人の努力のみでは解決しえない法律的・制度的な社会の仕組みと向き合うことが必要です。
 
 変動する社会の法律的・制度的な社会の仕組みの過程等を研究する政策過程研究との領域があります。

 先行する看護職者による政策過程研究に学びながら、歯科技工士の立場からの政策過程研究入門の端緒を開く必要があると思います。

本講演では、その手始めとして平成18年と平成20年の歯科診療報酬改定作業等を具体的な例に、政策過程に歯科技工士がどの様に関わるべきか、関われるのか、その試みとしての日本歯科技工学会「タイムスタディ調査」と日本歯科技工士会「歯科技工士実態調査」等を紹介しながら、社会保険歯科診療点数と歯科技工の法的位置を解明したいと思います。


参考文献
○看護職者のための政策過程入門―制度を変えると看護が変わる!
見藤隆子他著 日本看護協会出版会 (2007-01-10出版)  1,890(税込)
○社会保険歯科診療点数と歯科技工の法的位置-法令の構造の考察を中心として 日本歯科技工学会雑誌 28:135~139 2007

最新の画像もっと見る