看護研究(ISSN:00228370)38巻4号(2005.08)P.265-267(ISID:1681100016)
焦点 看護経済学の構築とその枠組み
看護経済学の概念構築に関する研究の経緯
金井 Pak雅子 ※1
※1 東京女子医科大学看護学部
【キーワード】 看護経済学,研究プロセス,概念構築
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研究の背景
日本の医療費は年々増加の一途をたどっており,1999(平成11)年度には国民医療費はついに30兆円を越えた。前年度比1兆1806億円,3.7%の増加となり,総額30兆9337億円である(厚生労働省大臣官房統計情報部,2004a)。しかしその後,2002(平成14)年度には31兆1240億円と,前年度の31兆3234億円に比べ1994億円,0.6%の減少となっている。国民1人あたりの医療費は24万4200円,前年度の24万6100円に比べ0.8%減少している(厚生労働省大臣官房統計情報部,2004b)。
焦点 看護経済学の構築とその枠組み
看護経済学の概念構築に関する研究の経緯
金井 Pak雅子 ※1
※1 東京女子医科大学看護学部
【キーワード】 看護経済学,研究プロセス,概念構築
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研究の背景
日本の医療費は年々増加の一途をたどっており,1999(平成11)年度には国民医療費はついに30兆円を越えた。前年度比1兆1806億円,3.7%の増加となり,総額30兆9337億円である(厚生労働省大臣官房統計情報部,2004a)。しかしその後,2002(平成14)年度には31兆1240億円と,前年度の31兆3234億円に比べ1994億円,0.6%の減少となっている。国民1人あたりの医療費は24万4200円,前年度の24万6100円に比べ0.8%減少している(厚生労働省大臣官房統計情報部,2004b)。