こんばんは。
お久しぶりです。
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
先ほど見てきました~
前作でジョーカーとして名をはせた
アーサーフレックのその後を描く今作。
前作はアカデミー賞受賞など様々な
ところで話題になりましたね。
前作についてはわたくしの中では
最高傑作だなぁ
と思いました。
その続きということで。
この映画は人生に何が必要で
どんな自分でいることが人生にとって
ベストなのかを考えさせられる内容でしたねぇ。
アーサーフレックには見向きもしない世間は
ジョーカーとなると興味津々。
そんな中、リーというハーレークインとなる
女性に出会いますが。。。
結局、前作と今作でアーサーフレックに
足りなかったのは
愛されること。
特に親から。
愛を知らないアーサーフレックは
ジョーカーの姿でふるまうことで
他人からの興味や愛をもらってますが、
結局、監獄に帰ればアーサーフレックなわけで。。。
挙句の果てにはジョーカーではなく
アーサーとしてリーに近づくことで
りーは離れて行ってしまうわけです。
おそらくアーサーはどんな姿の自分を唯一
受け止めくれる相手だと思ったのでしょう。
うーん。
おもしろくないわけではないけど、
ジョーカーとハーレークインが
世界を驚かしていく内容だと期待してると
あれ~ってなりそうな内容でした。
やっぱりみんなが知っている
ジョーカーというヴィランはとにかく悪の象徴で
悪いことばかりするキャラクターという印象が強いから。
前作よりもジョーカーというかアーサーに
人間臭さが描かれております。
だから、
賛否真っ二つ
という宣伝文句になったかな?
でも、人間臭さがとても伝わってくる表現と演技、
そしてミュージカルの歌詞は素晴らしかった。
前述しましたが、
ジョーカーが悪いことをすることに期待する観客は
作品内の裁判所の外にいる観衆とイコールだろうなぁと。
それもまたアーサーのような人を追い込む要因かな。
前作と今作を続けて観るともっとアーサーの
感情に没入できそうだ。
あと、ジョーカーというタイトルでなく
アーサーフレック
でもいいかもとも思った。
最後に。
PGー12の指定ですが、もしかしてR-15指定の
表現があるバージョンもあるんじゃないかなぁと思う
描写がちらほら。
前作よりも抑えられてますが、今作も前作同様もしくはそれ以上に
表現してもらった方がよかったなぁと思いました。
見て損はありません。
前作を見て気になっている方はぜひ、劇場で。