あれほど続いて止まらなかった咳がピタっと止まった。
自分に向き合ったら、我慢している事、離れないといけないものに気づいた。
手放す。
私は葛藤していたんだ。
でも、手放す事ができた。
すると、ピタっと咳が止まった。
不思議。
熱も原因はうっすら理解できている。
それも相手にきちんと伝えたら、返ってきて、それが分かって安心するとスッと熱が引いた。タイミングかもしれないが、身体と心は繋がっている。
一カ月の葛藤が終わった。
消化するための時間。
大切なものを改めて確かめるための時間だった。
今日、ふと考えていたら
病気が治らないのは、治らない方が都合がよい事が何か自分にあるからなのではないかと。
その自覚はない。でも、一カ月以上咳が止まらない。止まりそうにない。咳が出る事の意味は抑圧された感情を表すそうだ。
肺炎疑いだった。病院の先生にもはっきりと原因が分からなかった。そんな事あるのだろうか。
治らない方がいい？
いや、スッキリした方が気分がいいはず。
では、なぜだろう。
病気が治らない事は、私が幸せになってはいけないとどこかで幸せになる事を抑圧していた気持ちに似ている。
同時期に起こっていた事としては、もう向こうにとっては友ではないと気づいた友のこと。
ありがとう、ごめんなさい、さようなら。
ありがとう、ごめんなさい、さようなら。
寂しくはない。
なぜなら私には十分過ぎる家族や友だちとの絆が他にあるからだ。一緒に過ごした時間がそれだ。守るべきものがあるから。
ありがとう、ごめんなさい、さようなら。
今の願いはそれだけだ。
心も身体も健康に。
今、リセットの時。こんなに熱が続いたのは、いつ以来だろう。
子どもたちが可愛すぎる。
早く元気になりたい。
日曜日の夜に急に発熱。40度超えの熱が出た。10月末に引き続き、発熱が続いている。
咳がずっと止まらない事が影響しているのだろう。やっと肺炎の薬が処方された。
気持ちの持ちようとしては、今ここで、ゆっくり睡眠も好きなだけ取れるのも今のうち。
なかなか熱がさからず焦るけど、せっかくだから自分で自分を楽にする。久しぶりに思い出したよ。
色々な事が重なっていたかも。友だちと思ってた人が、そうではなかったと気づいたのは決定打。20年来の友人だったからなかなか受け入れられなかったけど、やっと受け入れられた。
この熱が下がり体調がすっきりする頃、私はこれまでよりハッピーになれる気がする。
もう彼女に対して無理しなくていいし、幸せでいたらいいんだなって思うと気持ちが軽い。
家族に感謝。いつもとびきり明るい笑顔の友に感謝。いつも面白い話題を運んできてくれる友に感謝。いつも側にいてくれる子どもたち。
大切な目に見えないものが日常に溢れている。
この一カ月ほど、無理をして仕事に行く事が増えた。遅れているのに、タクシーを使って遅れた時間を取り戻し、何食わぬ顔で職場へ。そうなると、本当はまだ回復していないので、一日中気持ちがしんどく、帰る頃には何も余力が残っておらず、暗い気持ちを引きずり職場を出る。
私はもう大丈夫だと思いたかったから、周囲にもそう見せようとしていた。
しかし、実際にはまだ私は完全には回復していないのだろう。
それを認めると、少し楽になれた。
そんな自分を認める事にした。
そして、思い切ってしんどい日には、遅れて仕事に行く事にした。
そうするとだいぶ回復してから行くのでしんどさは少ないし、職場＝しんどいのイメージも軽減される気がする。
1時間ゆっくりスタートすると、それだけで、身体がずいぶん楽なのを感じる。
無理やり朝出かけるのではなく、このリズムを少しずつ前倒しするイメージでまた過ごしていこう。
ありのままの自分を認めること。自分を許すこと。自分を大切に大好きになること。
そうなっていいんだ、周りのためにも。
私も友人のように自分にアハハと笑い、相手ににこりと微笑む友人のような優しく底抜けに明るい人に近づけますように。