遺言

ミニッツ、本、映画、愚痴などを。

ガンダムの勘違い

2023-01-29 16:35:21 | 日記

「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀が過ぎていた。」

初代ガンダムのオープニング、故永井一郎氏のナレーションはこう始まる。

あれ?
宇宙移民の理由って「人口増加」だったんだ。
環境破壊だと思い込んでいた。

もしくは

核戦争=環境破壊

当時まだ冷戦という言葉が頻繁に使われていた時代に少年時代を過ごした
おじさんに刷り込まれた別の何かがすり替わったものかもしれないけど
まぁそれはどうでもいいか。

私には子供がいない。それどころか結婚もしてない。
いいとこ20年くらい、今の状況が維持できれば
そのあとの地球の姿などどうでもいいというのが正直なところである。

(それでも甥、姪が幸せに天寿を全うできる世界であってほしいとは思う。
まぁ、それは妹夫婦が考えることで私がしゃしゃり出るところでもないとも感じる)

話を戻す。

ツイッターで福島の農家(確認するすべがないので?付き)が、
「電気がないのは困る。原発を再開すべき」
とつぶやいていた。
一番の被害者だと思ってた人からの発信に私は驚いた。

だいぶ前になるが、
「銃で子供を失った母親が銃規制に反対」
みたいな記事を見た時の気分だった。

昨今の電気料の高騰、太陽光発電などの惨憺たる有様を見たらそんなことを
言ってやりたい気持ちになるのもわかる。

と曲解するのはいったんまって、文章を素直に解釈してみる。

私は上記の通り、遠い未来の地球の姿にあまり興味はないのだが、
それでもできることなら、人が健やかに過ごせる大地であってほしいとは思っている。

ただ自分は電気を使ってるし、これも電気で書いてる。
この調子で原発批判を展開するとグレタさん張りにブレブレになる。

というか最終的に「ぶれました」となる予定なのでそこは大目に見てください。

やはり震災からの福島原発、メルトダウンの危機はインパクトが強く、
かなりやばかったと認識しています。
(ちなみに、今頃になってあんなに騒ぐごとなかったんだよとか言い出す専門家はその時に何で言わなかったんだ?当時黙っていた自称専門家の言葉なんて誰にも届かんよ。と思ってる派)

何を言いたいか?
原子力発電所は「一発でマジでやばい状態」になる。
今の科学技術では汚染された地球を離れて宇宙移民というのも難しい。

逃げ場がなくなるんよ。
ほんとにそれでいいの?

1000年に一度って当時言ってたけど、
西暦3000年まで起きないって話じゃないんよ。
橋本環奈クラスの美少女だって今世紀中に出てきますよ。

と思っていて、だから「原発は反対」と考えていました。

ただ、前述のツイッターを見て思いました。
私自身も、環境破壊が叫ばれてもガソリン車を手放すことはできません。

ガソリン車を手放せない私。
福島の原発再開派の人。
福島から遠く離れ、都会でくらすどこか、人ごとの人。

皆100年後の未来より今の暮らしのほうが大切らしい。

これは私にとっては僥倖なのかもしれない。
気兼ねなく今の暮らしを続ければよいだけなのだから。

世の中が少し風通し良くなった気がする。


メイドインアビスをみました。

2022-09-21 22:47:31 | 日記

いい意味で強烈な毒だな。と思いました。

辛味や苦み、高所や暗闇などのスリル、
本来無いほうが良いこれら刺激に似たものを意図的に摂取するような
どこか癖になる感覚だと思いました。

すっかりはまって一気に見ちゃいました。
でもこの感覚は少しやばいな・・・とも。

中学校、高校生ぐらいがこっそり見るくらいがいいのかなと思ってたら、
作品展やコラボカフェ?みたいなのもあるようで、
普通にかわいらしい絵柄のアニメーションとして楽しんでいるんだな・・・。

え?そうなの?

また一つ、世間とのギャップみたいなのを思い知らされた気がします。

 


身延リベンジ

2022-09-21 21:31:00 | 日記
夏休みに身延プチ聖地巡礼を決行するも台風直撃で車を降りることすらままならない有様。
今回満を辞してのリベンジ!
キャンプ場も予約したが台風一過からの連日の雨予報にキャンセルしかない状況。

まさかと思うがこの天候にマジでイライラしてる。
これが更年期障害というやつか?

創作に関する感情論

2021-05-04 08:26:22 | 日記

世の中にはいろいろな製品があり、

その製品が世に出るためには多くの人間の努力と才能があり、

そして何より、それ以上に多くの人々の製品に対する理解、協力があって成り立っていると思っています。

映画、漫画、小説、音楽、 製品と呼ぶと少々味気なくなってしまいますが、 こういう創作物も同じだと思います。

 

ちょっとまえ、 反体制というか個人主義というか、 そういうのを訴えているような曲(に私には聞こえた)が話題になりましたが、そうやって否定している体制に支えられて楽曲が世に出せているんだから、なんか変だなぁと思ってしまいました。

 

「だーから!」

こういうのをどうにかしたい。 という自己嫌悪があります。

どんな方がうたわれているのかはわかりませんが、私の感想として上記の曲は使われている言葉でなく、もっと違うところで感情的に受け入れがたかったんですね。

ただその嫌悪感は私の問題であり、だったら無視すればいいだけです。

他人の創作が口に合わなかったらもう手にしなければよいだけです。

逆に、口に合ったら感想を伝え、消費し、買い支えてあげることが次につながるものと考えています。

わざわざ「酷評」と自分で題してしたり顔?で作品をこき下ろすことに何の意味があるの? ・・・

と人がやっているのを見ると憤ります。

 

もう一つ観点を変えると、

「Badでもいい、反応が欲しい」

と言われていたYoutuberさんがいました。

それはそれで本音なんだろうなと思います。

 

またもまとまりがなくなってしまいましたが、

「偉そうに酷評でマウントを取りに行く様ほどかっこ悪いものはないな。」

とひねくれた結論を言いたかっただけです。